ばあちゃんダンプ。


当地、今年は雪が多い。


物置の裏の雪捨て場に雪を運ぶには、通称「ママさんダンプ」が大活躍。


ウチのママさんダンプは、次男が生まれて間もなく、俺のばあちゃんが亡くなったときに、ばあちゃんちの物置からもらってきたものだ。さしずめ、ばあちゃんダンプだな。
ばあちゃんが元気に歩けたころの品だとすると、たぶん、30年モノだ。
そのばあちゃんダンプに、ついにヒビができてしまった。
とりあえず、ひび割れが引っかかったりしないように、ヒビを溶接。
これは裏というか、雪面を滑る側。


これは表というか、雪を載せる側。
ヒートガンであぶって、ドライバーの先でかき混ぜて溶接した。
たぶんポリエチレンだから、そう長くは持たないかもしれない。
ちょうどいいサイズで使いやすかったんだけどなあ。
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108円の逸品。


ふと立ち寄ったダイソーで、見つけた。


昔ながらのタバコ入れだ。
今は時代なのか、「タバコ入るソフトケース」になっちゃってるけどな。
店頭には、この水色と、白しかなかった。他の色がラインナップされてるのかはわからない。


右のは、もう20年以上愛用している、同様のタバコ入れ。これも確か、ふらっと入った店で見つけたんだったと思う。
大きさは同じで、セブンスターなどのロングサイズのタバコがぴったり収まるサイズだ。俺は、スタンダードサイズのエコーを入れるのに、底にスペーサーを入れて底上げして使っている。
外仕事やバイクで全身濡れ鼠になっても、この箱は、水に沈めない限り中身が濡れることはない。


その秘密は、この深い噛み合い。
中箱と蓋が、どちらも目一杯の長さで噛み合うため、長時間沈めでもしない限り、そう簡単には侵水しないのだ。


材質はポリエチレンだから、踏んづけた程度じゃ、最悪でもひび割れるくらいで済む。
ポリエチレンで、絶妙な精度で蓋と中箱が噛み合ってるから、開閉しにくくなくて、水が入らないようになっている。


見づらいけど、箱の底には、「株式会社 ASAKURA」という社名と、奈良県の住所がモールドされ、「MADE IN JAPAN」のモールドがある。調べたら、ウェブサイトもあった。洗濯バサミや物干しなどのプラスチック製品が主力のメーカーのようだ。
タバコ文化が時勢で衰退しつつある中、まだ作りつづけられている、日本の伝統の逸品と言っていいだろう。
野外活動では、濡れて困るファーストエイドキットとかを入れるにも最適だから、蛍光オレンジとかミリタリーカラーで作れば、そっち方面に需要ははまだまだあるんでないかな、ASAKURAさん。
ヘタった金型を使ってるような他国製品が並ぶ中、こいつは108円じゃ申し訳ないような出来なのだが、これも時代か。
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