なんとかしたいけど。


久しぶりに車庫のシャッターを開けたら、意外に雪が吹き込んでいたようで、XT400Eが雪まみれになっていた。
シャッターの下からこんなに吹きこむなんて、風すごかったんだな。


SRX600は、0℃くらいなら、難なく一発始動。
キャブのフロートチェンバー分だけ回した。


ところで、SRXのステップは、もう少し後ろにあったほうが、俺には合う気がしていた。
体でかいもんで、膝がタンクのエラに当たっちゃうんだよね。
できるだけノーマルパーツを生かして、なんとか調整できないもんだべか。
てことで、試しに、右ステップの上ボルトはそのまま、下だけをマフラーに当たるギリギリまで下げてみた。


けっこう変わるもんだな。


上ボルトの方は、すぐ後ろにブレーキペダルのシャフトがあるから、そのままじゃそんなに動かせない。


ステップ取付ラグが後ろに伸びて、ブレーキペダルの軸が付いている、という構造。
すぐ上にはタンデムステップのホルダがあり、上への自由度も少ない。
下はマフラーが腹下から斜めに出てきているから、マフラーガードに当たる位置が限界になる。
なお、左ステップのほうは、ステップホルダーの下ボルトがシフトペダルの軸を兼ねているから、ステップごと後ろに移設しても、シフトロッドを伸ばせば対応できそうだ。
左はマフラーの出っ張りもないけど、サイドスタンドのキックピンがシフトペダル操作に干渉してくる可能性はある。


ブレーキペダル軸は14mmφ。
ステップ下げるにしても、コイツは温存したい。
社外のレーシングステップを見ると、このシャフトを肉抜きなどでかわして、その後ろにステップを設置しているものが多いみたいだ。だから、ノーマルよりもかなり後ろになるし、えてしてタンデムステップは取り外しを余儀なくされる。


フレームのツラからステップ取付ラグは、12mmほど引っ込んでいる。
ステップホルダーの下にワッシャでスペーサをかませて、フレーム面までステップを出してみる。


すると、ステップホルダーが外に出た分、丸いマフラーガードへのクリアランスが増えるから、下をさらに下げれる。


見た目、かなり下がった。それでも、高さほとんど変わらずに、後ろに2センチくらいかな。


ペダルが2センチ遠くなるけど、27センチのゴム長で乗ってみると、一応ちゃんと踏める。
ステップの角度は前傾するので、たたむとほぼ真上に折れる。
この程度の移動でも、膝がタンクのエラに当たっていたのが、少しエラを外せるようになった。ステップが外に出た分、個人的には無理のない位置になった気もする。
ただ、バンク角は少しスポイルされることにはなるな。ま、そんなに攻めないからいいんだけど。
さて、寒いうちに、以上の結果を活かして、なんとかできるのか?
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )