日和った。

パソコン。
15年近くの長きにわたって、しつこく当時のエントリーモデルのデスクトップ機を使い続けてきていた。

買ったのは、ウインドウズがXPになったばかりの頃だったと思う。
デスクトップ機は、ほぼネットとメール用なので、ロースペックモデルでそんなに困ることはなかった。
その後、XPがサポート終了になるというので、OSをLinuxに入れ替えて、なんとか環境を作って使っていたのだが、多数のコンデンサの品質が悪くて悪名高かったマザーボードで、ウチのも例に漏れず、次々にコンデンサがパンクした。

それでもコンデンサを交換したりしてしのいでいたのだが、最近のウェブサイトの重さに対応できず、見るのにストレスがたまるようになってきていた。
そこへもってきて、Linuxのアップデート時になんかミスったのか、データベースが壊れたようで、アップデートもできなくなっていた。


で、もうなんかめんどくさくなってたとこに、Windows 10の入っている小さいデスクトップ機の展示品が放出価格で出てたので、半ば衝動的に買ってきたのだ。
Linux好きだったし、Windowsに戻るのは、なんか転びバテレン的な悔しさもあったりなかったりなのだが、まあ実用機としては限界だったからな。

Windowsは仕事場のPCで日常的に使ってはいたが、そいつはWindows 7なので、ちょっとインターフェースが違う。けど、まあそれは慣れだ。

で、このパソコン、リカバリ済みと謳われて売られていたが、いざ起動してみると、エクスプローラーで、プロパティがメニューに出るのに開けない。あと、入れるソフトによって、crypt32.dllのエラーが出て開けない。

ダメじゃん。

色々調べながら、コマンド打ちまでやって修復を試みたけど、買ってきた原状のままでは直らなかった。

仕方ないから、最新版のWindows 10のアップデートをインストールするフラッシュドライブを作って、クリーンインストールで入れなおした。
これで直んなかったらクレームってとこだったのだが、幸いやっと正常に動くようになった次第だ。
クリーンインストールだから、環境の構築は1からやんなきゃなかったなどで、今週は夜がほぼこれで潰れた。手間かけさせやがって。

写真は、モニタを入れたホンモノの昭和テレビのキャビネットの上に載せた、そのパソコン。音は静かだし、電機は食わないし、動作もスペック考えればまあまあ軽快だ。

パソコンの横の赤いハリケーンランプは、停電用のLEDランタンだ。道民は懲りてるからね。備えあれば憂いなし、だ。
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8駆。


自衛隊の基地祭に行ってきた。
戦争は好まないけどミリタリーは好きなので、基地祭はいつもワクワクする。
その基地祭で、この8輪装甲車の試乗会をやってたので、乗ってきた。


96式装輪装甲車、ってのが制式名らしい。
この図体で100キロも出せるようだ。
メーカーは、重機でおなじみのコマツさん。
ボディは、タイヤショベルのボディみたいな、分厚い鉄板でできていた。


乗ったのは後部の兵員室というのか、車室の左右両側に向かい合わせのベンチシートだ。定員10人で、後部車室には8人乗りなので、J44のリアシートを少し長くした感じの、4人掛けのベンチだった。
後部車室の、小さな防弾ガラスの窓からの基地。滑走路横の草地だから、なんもない。


屋根にはごついハッチがあって、床に立つとここから顔を出せるし、ベンチシートに立つと腹から上くらい出せる。
当日はヘルメットも貸してくれて、走行中の顔出しも許可されていた。
室内は、どでかいディーゼルエンジンと8輪駆動の駆動系のうなりがすごくて、会話もままならない。ディーゼルジープもたいがいのやかましさだけど、さすがモノホンは格が違うな。


運転席はドアがあるけど、後部車室には、歩み板を兼ねたテールゲートハッチから乗り降りする。
この、真ん中に銃眼があるテールゲートハッチは、油圧開閉式だった。ウィ~ンと開くのがまた、らしくてなんともカッコいかった。
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