単コロ恐るべし。


SRX600に退役スマホでドラレコのテスト中。
短くしたミラーマウントでのテストリポート。

テストに出たのだが、少し走ったら小雨と言ってもいいような、けっこうな霧雨になった。

レンズベゼルの内側に付いた水滴が、走行風圧で下に垂れ落ちずに溜まって大きな水滴になり、ビッグシングルの振動で波打っている。

左下の白く見えるのは溜まった水による光の乱れ。

先行車に追いついたけど、映像は何がなんだかわかんなくなっている。

先行車のブレーキングに合わせてブレーキ掛けたら、慣性力で水滴が一気にベゼルから落ちたらしく、急にクリアになった。

とにかく、雨に濡れても平気で正常作動するのは確かめれた。
すごいぞトルク。
これは前記事と同じコーナーを逆方向。
霧で真っ白だ。

霧が晴れて、再び前記事と同じコーナー。ステーはミラーマウントの短いやつのままだ。
よく撮れてるようだが・・・。

実は、スマホは横置きにしていたのに、ビデオは縦になっていた。
ややこしいのだが、撮ってる絵は横置きで、スマホの縦横判定にエラーが出ている状態だ。
このドラレコアプリは、俺は5分ごとにファイルを分ける設定にしているのだが、ファイルを分けるタイミングで、振動などでスマホの縦方向の加速度が勝っていると、こうなってしまうようなのだ。
長いステーの時はこれは発生しなかったから、短くしたのがアダになったんだな。ビッグシングルの振動と、ハンドルやステーを含むスマホの振動が共鳴みたいになったんだろう。映像もかなりブレてるし、単コロの振動恐るべし、だ。

これは、クリップマウントでメッセンジャーバッグのショルダーベルトの高い位置に固定した映像のキャプ。前記事以来の同じコーナーだ。
鎖骨のチョイ下あたり、メットかぶって下向くとコツンと干渉するくらいの位置にスマホが来ている。
体に付けると、乗車姿勢でスマホをいい仰角にセットするのが難しいな。そのかわり、細かい振動がないから映像はキレイだ。
キレイすぎるので、大人の事情でキャプ画にやや加工している。
録音のほうは、スマホ周りの気流の干渉が少ないミラーステーのほうが格段にキレイに入っていて、風切り音はあまり気にならずに排気音がよく聞こえる。一方、ポケットやベルトなどの体表面に近いとこに固定すると、スマホの直後方に体があるから気流が乱れるのだろう、風切り音がひどくなる。
SKT-01のマイクは、スマホの底部縁にあるメインマイクと、頂部縁にあるノイズキャンセリングマイクのセットになっている。ざっくり言えば、両方のマイクから同じ強度で入ってくる音は、環境音として相互に打ち消されて、マイクには乗らなくなる。そして、どちらかのマイクにだけ強く入る音だけが音声としてマイクに乗るのだ。だから、風の中にスマホが突き出した状態になるミラーマウントでは風切り音がほとんど打ち消しあって、排気音がはっきり聞き取れるのだ。ところが体に付けると、体表面の影響で両マイク位置で気流の乱れが異なってしまうことが多くなり、それぞれ違う風切り音が優勢になるため、風切り音がなかなか消えない、ということなのだな。
てことは、ミラーステーマウントで微振動を消せれば、絵も音も最高ということになる。メーターも写んないしな(笑)
それにはショックマウントと、あと振動数変えるためにカウンターウェイトでも付けなきゃないかなあ。でなきゃ違うマウント試してみるとか。

これは、クリップマウントでサンバーの助手席サンバイザーに、後ろ向きにスマホをセットしている。
前記事のコーナーを逆に走ってるから、撮影方向は同じだ。
クルマとバイクのコーナリングってこんなに違うんだな、とあらためて思ったぞ。いまさらながら。

