分解掃除。


サンバー。
ここんとこ、アクセルが戻りきらなかったりして軽くペダル蹴ると戻ったり、冷機状態でアクセル踏んでもなかなか加速せずにモコモコ言ってたと思えば急に吹けるみたいになることがあり、キャブを掃除してやることにしたのだ。
これはもうキャブレターを外した図。


オートチョークだけでなく、インマニにもクーラントが通ってるから、キャブ外すと少しクーラントが出てしまう。
外した燃料ホースとクーラントホースにボルトで栓をしている。


キャブレター。
汚ったねえな。



チョークバタフライ。左のダイアフラムはチョークブレーカー。ホースつないで吸うとチョークは少し開くけど、軸が粘ってるのか戻りがよくなかった。


二次メインジェット。でかい。
外して洗う。
外すと、中に一次メインジェットがあるから、そいつも外して洗い、経路もすべて洗う。
フロートレベルも調整。
加速ポンプも外して洗った。


どんどん洗っていくと、ガソリンの赤い色素の汚れがどんどん出る。


これはスロージェット。
ここは色素が特に溜まって汚れていた。スローポートへの流れも詰まりかかっていたので、今回のモコモコ言う不調はこのへんが原因だったのかな。
アクセルの戻りが悪かったのは、スロットルセクタに巻き付いてるアクセルワイヤの古い油が粘って、戻りを悪くしていたようだ。


復旧して、左右の黒いカバーはまだ付けない。


エンジンかけて、


十分暖機して、アイドル調整後、カバーを取り付ける。


冬に特に気になってたのは、冷機時のベルト鳴り。キュルキュル滑るのではなく、硬くなって曲げ癖が付いたベルトが回るときにパチパチいうほうね。
あったかいとそんなに気にならないけど、耳をすませば少し音がしている。


ベルトは三ツ星の1285Tを調達。
エアコンもパワステもないし、ウォーターポンプはタイミングベルト駆動だから、ベルトはオルタネータ用の1本だけだ。


オルタネータの、2本の指で示しているボルトを緩めて、オルタネータを下に押し下げるとベルトが緩む。


サンバーの場合、きわめて簡単。


新しいベルトをかける。
回転方向の指定があればそれに従うが、このベルトは特に指定なし。
なんとなく、回転方向の先頭側に文字の先頭が来るようにした。写真は車体の右側から撮ってるので、写真の右が前方。エンジンは右から見て時計回りなので、オルタネータも右から見て時計回りになる。


ハンマーの柄などをテコにしてオルタネータを持ち上げ、ベルトを張りながらボルトを締める。


張り加減は、ベルトのプーリー間の真ん中あたりを強く押せば数ミリたわむくらい。
緩いと滑るだけだが、張りすぎるとオルタネータのベアリングを壊す可能性がある。


試運転。静かに回るようになった。
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