焦る。

昨日のこと。
明け方に除雪車の音も聞こえなかったので、いつもの時間に起きてのんびりしていた。
テレビの気象情報で「道南でまとまった雪になった」と聞き、外を見てみた。


あれー。
これはヤバい。
慌てて身支度して、雪かきに出た。


切り株の上で積雪測定。
竹尺の赤目盛りは20㎝。なので、17㎝ってとこか。
雪かきの取っ掛かりが遅れて時間がなかったから、サンバーの出るとこだけとりあえず確保して、せっかくの七草粥も味わわずに掻きこんで、普段より少し早めに仕事に出た。
ところが、予想以上の雪だったのか道路の除雪も間に合わなかったようで、職場までの全行程が未除雪の新雪路だった。道理で除雪車の音しなかったわけだ。
フワフワの新雪の轍を辿って走るのだが、薄暗くて轍や路面の凹凸が見づらくて、轍を辿るのが一苦労だ。轍を少しでも外れれば雪の抵抗でハンドル取られるし、轍に乗っていても40km/h以上出すと四駆でも車体がふらつきだして、どこ行くかわかんない状態。
乾いた新雪で15㎝程度なら、大抵のクルマの腹下くらいだから、歩くようにゆっくりなら、乗用車でも軽トラでもなんとか走れる。ちょっとタイヤの大きいSUVとかなら楽勝だ。しかし、
ある程度実用的な速度を出すとなると話が変わってくる。
走りづらかったのはほかのクルマも同じだったようで、ドイナカには珍しい数珠繋ぎになりながら、先行の軽SUVが時折尻を振るのを眺めつつ、自分も時折尻を振りつつ、40km/h未満で職場まで普段の倍、時間かかった。
実際、雪国だろうが、除雪入んなきゃこのザマだ。だから雪国は別に雪に強いわけでなく、天気を見て早い時間から除雪してくれる方々のご苦労があって、やっとなんとか暮らしが成立しているのだ、と痛感させられたな。
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