バイク、冬支度

明日からしばらく、雪の予報になった。
今日の当地は、風が強くて寒いけど、晴れ。冬支度のラストチャンスかもしれない。
で、バイクたちの冬篭り支度をすることにした。

正午のアメダスでは、気温+1℃。革ジャンにオバパン、ネックウォーマも装備して、がっつり「まかなった」状態で、まずはGSへ。
タンク内部のサビと結露防止のため、ガソリンを満タンにしてやるのだ。


保管中に満タンにする、という手法には賛否両論あろうが、俺は毎年こうしていて、不具合はない。

帰宅直前に燃料コックをOFFにして、帰宅後、エンジンを停めずにエンストするまで回しておいてから、停止後に、キャブレターの燃料をドレンから落としてやる。


これはXT400だが、ドレンは他のでも大概このへんにある。ホースは車体の下に伸びている。


燃料はこぼさないように、ホースの下で器に受ける。これはウインドウウォッシャー液の空容器を切ったもの。作業にはいろいろ便利なので、いくつか作って使っている。切り取った側は、パテやエポキシボンドを混合するのに最適の台になる。ポリエチレンなので、パテが固まったらバリッと剥がして、再使用できてしまうのだ。エコでないかい?


SXも抜いて、2台でこんな程度。

次に、バッテリーを外す。

これはXT。密閉型なので、ターミナルを外すだけ。SXは開放型なので、ベントホースも外す。


外したバッテリーは、補充電して、室内保管する。これはジープのフードの上だけど。
手前の白いのがSXのバッテリーで、オクで試しに買ってみた激安品。よく見るとわかるが、揃えたはずの液面がバラバラにばらついている。電圧も下がり、走行中も容量が回復しないのか、挙動は「バッテリー上がり」の症状。安かろう悪かろう、ってやつだった。勉強になったぜ。

あとは、車体をクリーニングして、チェーンに給油しておく。



XTはいわゆる「シールチェーン」で、各コマにOリングが入っている。適当なエンジンオイルを注しながら、古歯ブラシで汚れを落とし、ボロで拭き取る。普段乗るときは、400-500kmごとと、雨やダート走行後にこれをやっとけば十分。マニュアル指定の潤滑剤も、エンジンオイルだ。
チェーンのトラブルは命にかかわる。錆びたチェーンじゃ、どんなにカスタムをキメても、バカ丸出しだ。


今回は長期保管するので、オイルが落ちにくいように、市販のチェーン専用潤滑剤をスプレーし、歯ブラシで塗り広げておく。ゴテゴテに厚塗りしても、後で固まったりしていいことないので、俺はこんな使い方をしているのだ。


SXはノンシールチェーンなので、オイルで洗って、普通のスプレーグリスでも塗り込んどけばいい。

錆びそうな排気管とか、フォークのメッキ部分とか、XTの鉄リムなどには、きれいにしてからシリコンスプレーを塗っておく。ブレーキディスクにシリコンが付くと滑るので、シリコン施工後はディスクをパークリなどでよく拭いておく。


冬篭り直前、ポンコツ揃い踏み。J54は青シートでキャビンを巻いてある。ま、雨漏りに対する気休めだ。車体は腐り続けている。
SXのシートが、「バイクの紹介」の写真と違う。座面の前傾がきつくて尻が痛くなるのと、ステップに対してシートが低すぎて脚が辛くなるので、自分でアンコ盛りしたのだ。あと、純正オプションのナックルガードも付けている。

バイクは車庫の奥にしまって、カバーをかける。次に乗れるのは3月かな。
それにしても、やっぱり寒かったさ。
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