8駆。
自衛隊の基地祭に行ってきた。
戦争は好まないけどミリタリーは好きなので、基地祭はいつもワクワクする。
その基地祭で、この8輪装甲車の試乗会をやってたので、乗ってきた。
96式装輪装甲車、ってのが制式名らしい。
この図体で100キロも出せるようだ。
メーカーは、重機でおなじみのコマツさん。
ボディは、タイヤショベルのボディみたいな、分厚い鉄板でできていた。
乗ったのは後部の兵員室というのか、車室の左右両側に向かい合わせのベンチシートだ。定員10人で、後部車室には8人乗りなので、J44のリアシートを少し長くした感じの、4人掛けのベンチだった。
後部車室の、小さな防弾ガラスの窓からの基地。滑走路横の草地だから、なんもない。
屋根にはごついハッチがあって、床に立つとここから顔を出せるし、ベンチシートに立つと腹から上くらい出せる。
当日はヘルメットも貸してくれて、走行中の顔出しも許可されていた。
室内は、どでかいディーゼルエンジンと8輪駆動の駆動系のうなりがすごくて、会話もままならない。ディーゼルジープもたいがいのやかましさだけど、さすがモノホンは格が違うな。
運転席はドアがあるけど、後部車室には、歩み板を兼ねたテールゲートハッチから乗り降りする。
この、真ん中に銃眼があるテールゲートハッチは、油圧開閉式だった。ウィ~ンと開くのがまた、らしくてなんともカッコいかった。