リアブレーキシュー交換。だけで済まない追討ちに次ぐ追討ち。
頼んでいたブレーキシューが届いたので、交換しよう。
前輪に輪留めして、リアをジャッキアップ。
サイドブレーキのケーブル調整ネジをユルユルに緩めとく。
サイドブレーキレバーの付け根を覗けば、目標のネジが見える。
左リアのブレーキシリンダは、ダストで汚れていた。
前に組んだ時、シューもドラムもペーパー当てたからだろう。
右のシューに比べると、
左のシューは黒ずんでる気がする。ブレーキ液が浸透してたのかもしれない。
新品シューに重ねた、外した左のシュー。
シューはリーディング側とサイドブレーキのアームが付くトレーリング側では品番が違う。
新品シューの厚さは4.5mmだった。
左トレーリングシューは4.2mm。厚み的にはそんなに減ってなかった。
左リーディングは3.5mm。やはりリーディング側がより摩耗する。
右はリーディング側2.5mm、トレーリング側3.5mmで、右のほうが減っていた。
左右で1mmの差は、ちゅっとやそっとの期間や距離では通常発生しないから、なんらか片効きでもあったんだべか。感じたことはなかったけど。
トレーリングシューのピンにサイドブレーキのアームを固定する使い捨てクリップは、新品シューに付属していた。
シューをバックプレート側に引っ張るピンは、だいぶ錆びてたので新品にした。
組み付けた新品シュー。
シューは自動調整だけど、この段階でセンター出しつつドラムが引きずらないギリギリに調整しとく。
最後にサイドブレーキのレバー引き代を調整。
めでたしめでたし。
と思ったら…
なんか左リアサスのバンプラバーが傾いてるな、と思って少しこじったら、根元からあっさりもげてしまった。
右は正常。
まいったな。
とりあえずリアサス緩めてバンプラバーを取り出してみたところ、フレーム側の台座が錆びて崩壊していた。
バンプラバーは、この崩壊している中央のスタッドをフレームの台座にねじ込んで固定するから、台座がないとバンプラバーが取り付けられない。
おまけに、調べたら、バンプラバーは部品出るけど、台座は出ない。
困ったもんだが、考えよう。試運転してみたら、段差と積載に気を付ければとりあえず一応走れるし。
試運転から帰ったら、こんどは右リアスプリングの上のフレームが濡れている。
指で拭って嗅いでみたら、クーラントだ。
この裏はこうなっている。
このパイプは、
スプリングの上あたりで前方に曲がり、
荷台の下に張り付いて、
サブタンクの裏でヒーターパイプにつながる。
冷却系統のエア抜きパイプだ。
サンバー1号でも腐って漏れたもな。
エンジンの上のパイプで一応確認したら、やはり8mm径だった。
わやだっけ。とりあえずしばらく乗らないどくか。