マリーン湖からジャスパーへ戻るとき、何組もの自転車を追い抜いた。背中の三角マークが目立つ。何かレースでもあったのだろうか。

またまた、道端でクマ Black Bear を見た。バンフ国立公園は宮崎県とほぼ同じ広さで、その中にBlack Bear と Grizzly をあわせても120頭ほどしかいないという。そのクマに2回も出会えるとは。大好物の赤いバッファロー・ベリーの実を食べていた。この実は人には苦くて食べられるものではないらしい。


ジャスパーの街に戻り、昼食とした。

その後、レイク・ルイーズへ行き、 The Fairmont Chateau Lake Louise にチェックインした。シャトーの名にふさわしくない単純な建物だ。しかし、なんとMount ViewでなくLake Viewの部屋だった。例えば、大量の団体客が泊まり、全員山側の部屋にすると、湖側が空いてしまい、その他の客をより高額な湖側にグレードアップすることなどがあるという。今回の旅行は3泊ともFairmontという私達にとっては一生一度の大名旅行だったが、最後にご褒美があった。
山、湖、森があるアルバータ州の旗がホテルの入口に掲げてあったのでご紹介。


湖畔から正面に見える Mount Victoria は3464mと富士山並みの高さがある。崩れ落ちそうなのがビクトリア氷河Victoria Glacierだ。そして、Victoria女王の娘Louiseの名をもらった湖が手前にある。


湖の際の石の上でカメラに向かいポーズをとっていた女の子がすごい悲鳴を上げた。振り向くと、頭から全身ビショビショ。本人も苦笑いするしかない。

ホテルに戻り、レストランでアルバータ牛のステーキを食べた。柔らかく、しかもしっかり牛肉の味がして美味なるかな。部屋の窓からみえる湖を暗くなる22時まで楽しんだ。

翌朝は小雨が降り、霧がかかっている。ときどき雲の切れ目から日がさす。昨日は盛んに漕ぎ出していたカヤックも今日はいない。小雨と雲のレイク・ルイーズも神秘的だ。



バンフ経由カルガリーから、飛行機でバンクーバーへ戻った。写真は、空港着陸前に見えたUBC(大学)。また、Great VancouverのRichmondに戻った。
