hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

オーストラリア旅行をキャンセル

2009年05月12日 | オーストラリア

このところの新型インフルエンザ騒ぎで、11日から10日間ほど行く予定だったオーストラリアのゴールドゴーストへの旅行をキャンセルした。

オーストラリアではブリスベンで感染者が一人出たとのニュースがあったが、それよりも、いろいろな国からの人が集まる空港や、10時間ほど密室となる飛行機の中での感染が懸念される。病気自体はたいしたことなくても、周囲の人に大きな迷惑をかけることになると思うと、とくに今でなくてはならない旅行なので、キャンセルした。

宿泊も1泊分取られたし、フライトはバーゲンで買ったので返金なしだった。自分たちや親戚の歳を考えると、今後は、フライトを直前までキャンセルや延期可能なものにしようと思う。

医者の話では、飛行機に乗り込んで検疫を行っている人などは、毎朝、予防のため、タミフルか、リレンザを飲んでいて、我々も十分な量をもらえるが、予防のためなので保険適用外になるとのことだった。ネットで見ると、1カプセル1300円程度だから、(キャンセル料に比べ)高いものではない。

しかし、予防薬を飲んで、人ごみを避けて無理して行くより、もっと、気楽に楽しめる時期に行きたい。



夏にバンクーバーのコンドミニアムを10日間ほど予約してあるが、バンクーバーの状況を知ると、かなり絶望的だ。
新型インフルエンザ・カナダ現地レポート」をチェックしているが、現地ではほとんど騒いでいないし、写真を見るとマスクなどしている人もいない。もっとも、このサイトは日本ツアーの会社の協会提供なので、偏りがあるかもしれない。

それにしても、在バンクーバー日本国総領事館からの情報で、「マスクの着用は有益だが、公衆の場における有用性は証明されていないのが現状です」とは日本で言っていることとは異なっている。日本が嬉々として、騒ぎすぎているのは確かだとは思うが、マスクしたからといって人ごみは避けた方が良いとの意味にとっておこう。



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2月29日は女性がプロポーズできる日

2008年03月01日 | オーストラリア
昨日の続き、2月29日の話題です。

オーストラリアニューズ Australia NEWS 2008年3月1日 JAMS.TV に以下の記事があった。 

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男性陣へ警告?! 2月29日は女性がプロポーズできる日
2008年02月29日 00時 01分 一般 | 生活

【シドニー29日AAP】オーストラリアでは、4年に1度の2月29日は女性から男性にプロポーズできる日と伝統的に公認されており、20%の現代女性がこの伝統を支持していることが、ニューウーマン誌の調査で明らかになった。
同調査では女性からプロポーズした際の婚約指輪の支払いに関しても質問があり、自分で婚約指輪を購入したいと答えた女性はたったの20%。半数以上(52%)が指輪は2人で支払うべきと回答した一方で、28%の女性が、プロポーズされた男性は「YES」と言うべきであり、なおかつ婚約指輪も男性が購入すべきと答えた。(AAP)
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この伝統は宗主国イギリスから来ているようで、かつてイギリスでは、閏(うるう)日(2月29日)だけは女性が男性にプロポーズすることが認められており、さらに男性は、そのプロポーズを断ることはできなかったそうです。
昨日、幸いなことに、私は無事逃げおおせました。

365日=52週*7日+1ですから、平年には、翌年の曜日は1つずれるが、閏年には曜日が2つずれます。したがって、英語では閏年を「Leap year」(leap:飛ぶ)、閏日を「Leap day」と言うようです。





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盗まれた世代

2008年02月16日 | オーストラリア
JAMS.TVによるAustralia NEWS(2008年02月12日)に以下のような記事があった。

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ラッド首相、盗まれた世代への公式謝罪声明を発表  2008年02月13日
【キャンベラ13日AAP】キャンベラで13日、ラッド首相は先住民の盗まれた世代に政府が与えた苦悩に対して公式な謝罪声明を発表し、先住民らは、連邦政府に対して拍手喝采を送った。この歴史的な公式謝罪は、子供時代に家族から無理矢理引き離された盗まれた世代の先住民を含む何千人もの国民によって見守られ、全国で感情的なシーンが繰広げられた。

1910年~1970年代前半にかけて、政府によって家族から引き離された何万人ものアボリジニの子供の幾つかの事例を証拠資料としてまとめた「彼らを家族の元へ戻そう(ブリンギング・ゼム・ホーム)」報告書が公表されてから10年以上を経て、やっと今回の公式謝罪が実現することとなった。
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同時に、以下の記事が並んでいる。
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ネルソン野党党首、公式謝罪への異なる見解を支持 2008年02月13日
【キャンベラ13日AAP】13日午前に行われた先住民オーストラリア人に対する政府の公式謝罪が読み上げられる前に、国会議事堂の席を立ち出て行った WA州自由党国会議員ウィルソン・タッキー氏の行動に対して、野党党首のブレンダン・ネルソン氏は批判を避け、「全てのオーストラリア人は全ての問題に関 して、異なった視点から物事を見ており、異なった見解を持っている」と支持する姿勢を見せた。
保守連合の何人かの国会議員は、13日午前の国会から欠席または遅れて出席した。以前にタッキー氏は、公式謝罪は先住民問題の解決に何の役にも立たないと語っていた。

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背景説明

"Stolen Children"(盗まれた子供達)
1910年頃から1970年代にかけて、政府や教会によってアボリジニと白人の間に生まれた子供、特に父親が白人である子供を親元から強引に引き離し白人家庭で養育する政策が実施された。アボリジニの子供も「進んだ文化」の元で育てられるべきという考え方だった。
しかしアボリジニの子供達は10人に1人が突然連れ去られ、一生親に会えなくなった。結果として彼らはアボリジニとしてのアイデンティティを喪失し、 "Stolen Children" (盗まれた子供達)、失われた世代(Stolen Generation)と呼ばれる。
1937年にアボリジニは死に行く民族という規定を廃止し、積極的に援助することを明らかにした。1965年には、アボリジニに対する強制同化策を廃止し、文化を維持し、オーストラリア社会への統合促進政策が採用された。
しかし、諸政策にもかかわらず、アボリジニの失業率は高く平均収入はオーストラリア平均の半分ほどで、彼らの収入の大半は政府からの福祉手当、失業手当である。一般オーストラリア人と比べ、平均寿命は短く、幼児死亡率が高く、さらに、アルコール中毒とそれに伴う犯罪検挙率が高く、問題は多い。

"Stolen Children"については連邦政府も調査委員会を設置して、実態の調査を始め、1997年に政府に調査結果が報告されたものの、赤字財政の中でアボリジニに対する補償を約束する事も出来ず、現在も解決されていない。昨年までのハワード政権は自由党の支持基盤である保守層への配慮と賠償訴訟の問題を考慮して、「遺憾」であるが、「謝罪」はしないという立場を取っていた。

昨年労働党の政権に代わって、今回の謝罪を行うことになったようだ。

謝罪は当然と思うが、私はこれで問題が解決へ向かうかどかは疑問だと思う。現状でもアボリジニに対し各種優遇策をとっていて、腫れ物にさわるような対応がかえって問題の根本解決を遅らしているような気さえする。もちろん一部の人だと思うが、彼らに対する優遇政策がかえってアルコール依存症をもたらし、さらにアル中対策を行っている。こそ泥や車上あらしも多く、パース駅周辺でもベンチに子連れでただただ居座る姿をよく見かける。満足な子どもの教育も行われていないように見受ける。
実情がわからない外部の人間が言うことではないが、優遇策ではなく、自立支援策に絞るべきと思うのだが。


"Stolen Children" (盗まれた子供達)については、「アボリジニの夢はいずこ」が詳しい。




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バレンタインデーは憂鬱な日?

2008年02月14日 | オーストラリア
JAMS.TVによるAustralia NEWS(2008年02月12日)に、「バレンタインデー、多くの人にとって憂鬱な1日」という記事があった。

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「バレンタインデーに心をときめかせる人もいるだろうが、大部分の人にとって2月14日は不愉快な日であり、特に落ち込み気味の人にとっては憂鬱な1日となるだろうと、精神衛生の専門家は警告を出している。 ・・・・前年に配偶者やパートナーを亡くした人や、また現在恋愛相手がいる場合の人でも憂鬱な1日となる場合がある。・・・・同じ状況に置かれた人は他にも沢山いることを忘れないでくださいと語り、「この日を誰かと過ごす良い 機会にして下さい。友人とお茶を飲みに行ったり、誰かを心から褒めたたえたり、外へ出て他の人と語りあって下さい」と呼びかけた。」

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私は、いちゃつくペアーを見ると、不快になる。これは心の狭さが原因だが、うつ気味の人は幸せな人々を見ると、自分だけ取り残されたような感じがするのだろう。幸せな人は自分たち以外の人のことにも配慮する余裕を持ちたいものだ。

私は獲得チョコ ゼロ。 あなたは? やっぱり!
まあ、一緒にお茶を飲む人がいればそれだけで十分幸せです。はい。

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オーストラリアはもっとも犯罪が多い国?

2006年12月28日 | オーストラリア

オーストラリアは米国などに比べ、コソ泥は決して少なくないが、凶悪犯罪は少なく、比較的治安が良いところと思っていた。以下の調査結果で見ると、OECD諸国の中でオーストラリアがもっとも犯罪の多い国になっていた。車関連の犯罪が多いことがその主な理由のようであるが、実に6%以上の人が、暴行、恐喝を経験していて凶悪犯罪も多いようである。のんびりした西オーストラリアのパース大好き人間としては、まだ信じられない気持ちである。

以下、「社会実情データ図録」 http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/index.html の(図録2788)からの引用です。このHPは幅広い範囲の調査結果、とくに海外のデータを実に良くまとめてあり、じっくり見るといろいろなことを考えさせられる。まだの方は是非一読を。
以下は、私が抜粋したもので、正確さに欠ける点が多いので、正確なデータを知りたい方は直接上記HP、あるいはOECDにアクセスしてください。

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各国の政府機関が発表する犯罪統計は、軽犯罪をどこまで含めるかなどが異なり比較が難しい。
このOECD調査は、一定の期間に一定の犯罪の被害を受けたかどうか、共通の質問票で直接調査する方法によるものである。対象となった犯罪は、強盗、住居侵入、同未遂、自動車窃盗、自動車破損、自転車窃盗、性犯罪、車上荒らし、個人財産窃盗、暴行・恐喝、自動二輪車窃盗である。
犯罪被害者とは調査前1年間に1回以上犯罪の犠牲になったと回答した者である。


(図表も私が抜粋しました)

犯罪率が高いことで目立っているのは、まず、オーストラリアとニュージーランドというオセアニア諸国、そして英国(イングランド・ウェールズ)、カナダなどである。
日本の犯罪率は、2000年に15.2%と先進国中最低であるが、犯罪の増加は目立つ。
米国は、1989年段階では、世界一の値であったが、2000年に犯罪率の低い国となった。

OECD Factbook 2006は以下のように述べている。
「犯罪被害率の調査結果が15%~30%と高いのは、自動車関連の犯罪、特にクルマの破損が高い比率であるからだ。北欧諸国、日本、スイスを除くOECD諸国では、5%以上の人がクルマの破損を経験している。車上荒らしが多い国もある。
人々は盗難、暴行、性的暴行といった犯罪との遭遇を恐れている。こうした犯罪は、日本、ポルトガルではそう多くない。オーストラリアや英国本土では、6%以上の人が、暴行、恐喝を経験しており、このため、オーストラリアは犯罪率が最も高い国となっている。性犯罪の発生率は、オーストラリア、オーストリア、オランダで高い。」
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オーストラリアでbloodyが今はやっている言葉?

2006年03月20日 | オーストラリア

“bloody”を辞書で引くと、「血に汚れた」、「どえらい(しばしばb-dyと伏字にする)」などとある。もともとは汚い言葉らしい。しかし、どの程度なのかは、英語に弱い私にはまったくわからない。

豪政府観光局は新しいオーストラリアのキャンペーン用スローガンに、"So where the bloody hell are you? ( ところで今、一体どこにいやがるんだい?) "  を使い始めた。
これに対し、イギリスのテレビ広告監査機関Broadcast Advertising Clearance Centre (BACC)はテレビでの宣伝に"bloody”を使用することを禁止した。
豪政府観光局はこれにより宣伝効果はますますパワーアップし、印刷物やネットでの宣伝は可能なことから、www.wherethebloodyhellareyou.comウェブサイトのアクセス数はうなぎのぼりだと述べた。

さらに続きとして、オーストラリア政府観光局からの抗議を受けたBACCは、禁止措置を見直すことで合意した。放映禁止撤回を働きかけるためロンドン入りしているオーストラリアのベイリー観光相は、英当局の禁止見直し決定を受けて、「bloody good result」と、問題となっている言葉を使って歓迎の意を示した。(ロイター) - 3月15日

Commonwealth Gameの開会式を報じるThe Australian紙の一面も“A fun-bloody-time was”で始まっていた。
John Howard豪首相には、小泉さんにもまけじとの米国追従姿勢が感じられるが、それでもオーストラリアの旧主国のイギリスに対する感情には微妙なものがあるのかもしれない。

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バック運転の達人

2006年03月13日 | オーストラリア
-----2006年 3月13日 (月) 18:52 Reuters-------
豪州で高速道路を40キロもバックで運転した男、検挙される
シドニーとメルボルンを結ぶ、交通量の多い高速道路で40キロ以上の
距離をバックで運転していたオーストラリア人男性が13日、「必要以上
にバックした」という交通違反容疑で検挙された。
警察関係者によれば、バックで走り続けている車をメルボルンの北東
200キロ付近で警察が止め、尋問を行ったところ、運転していた男は
バックでしか車が動かず、仕方なくバックであと90キロ先の自宅へ
向かっていたと話したという。
 なお男は無免許であった上に無登録の車を運転していた。
-----------引用終わり―――――――――
バックで必要以上に運転してはいけないという規則があるんですかね?
40キロ以上も交通量の多い道路をバック運転したとは表彰物と思ったが、
無免許、無登録では検挙されても仕方ない。残念!


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