hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

「吉田はるみを育てる会」による国会議事堂見学

2024年08月27日 | 政治

 

先進国にはるかに引き離され、国民一人当たりGNPでは韓国にも抜かれ、この先に希望が持てない国、日本にした自民党に退陣してもらわなくてはと、まずは立憲民主党の「吉田はるみを育てる会」に寄付した私。

 

お誘いのメールを受けて、8月22日、吉田はるみ事務所による「国会見学ツアー」に参加した。約20名ほどの参加者が集まった。

 

2時間以上のツアーには最初から最後まで秘書の方と一緒に吉田はるみさんも付きっ切りだった。衆議院議員も楽な商売ではない。

吉田はるみさんは、1972年元旦、山形県の八百屋の長女として生まれた。
立教大学卒業、英国立バーミンガム大学大学院にて経営学修士号(MBA)取得し、
投資・証券会社の会社員として、東京・シンガポール・ロンドンで働き、
2021年衆議院議員選挙(東京都第8区)で初当選した若手だが、(公式ホームページ

立憲民主党代表選挙(9月7日(土)告示)に出たいのだと、8月26日のニュースで聞いた。

 

 

衆議院議場

 

左側が多数を占める政党の席(現在は自民党)

 

右側が野党席

 

天井もなかなか重厚な作り。

 

衆議院議員運営委員会室(国会見学パンフレットより)

テーブルも椅子も、奥の暖炉も重厚で威厳充分。

ずらり並んだ背広のおじさんたち。女性の姿が見えません。

 

階段も含め、廊下には赤じゅうたんが敷かれ、エレベータもものものしい。

 

エレベーター中の模様も重々しく。

ちなみに国会議事堂は、鍵などを除きすべてが国産の物で作られているという。

 

正面から見て左側の衆議院の中庭には池があって、

 

国会は黒服のオジサンたちの世界で、華やかなのは池の鯉だけ?

 

 

 

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防衛費増額はクラウドファンディングで

2023年08月08日 | 政治

 

中味の議論もなく、国民への必要性の説得もなく、防衛費の増加額だけが決まっていうように見える。

そして、反対を、票の減少を恐れて増税は避け、NTT株売却など新たな財源探しが始まっている。

 

そこで、今はやりのクラウドファンディングで金を集めることを提案したい。

防衛費増額が必須と考える方々は金額の多少にかかわらず寄付するのではないだろうか。

他のクラウドファンディングでも、そうなのだが、意外と驚くほど集まるかも?

 

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私の戦争体験から思うこと

2022年01月18日 | 政治

 

その人の思うことは、育った時代に大きく影響されます。2歳で太平洋戦争終戦(敗戦)を迎え、経済的に破綻し、世界からも疎外された敗戦国日本で育った私は、戦争はなんとしてでも避けるべきものと身体に沁みついています。(私の戦争体験)

 

 

自国に誇りを持つというのは自然な感情ですが、私は強制される愛国心は施政者の意図でゆがんでいると思った方が良いと信じています。
国家というものは、必要悪だと思う私は、政治的にも、経済的にも、福祉以外には、小さな政府を理想と考えます。したがって、愛国心とは、日本の国土、風土、文化を誇りに思い、愛おしいと思うことであり、国家そのものを愛することとは次元が異なると思うのです。まして、他国を下に見て、自国を誇ることではないのです。

 

私は、今や自虐的とも言われてしまう戦後民主主義教育で育ったので絶対平和主義です。極端なこと言えば、多少の領土など割譲しても戦争は避けた方が良いと思っています。いや、そんなことになる前に多少のわだかまりを捨てて、周辺国との積極的平和外交に徹してもらいたいのです。圧倒的戦力を誇るアメリカの場合でも、戦争は勝っても負けても悲惨なことになっているのですから。

 

日本の戦力も、1950年警察予備隊に始まり、保安隊、自衛隊と拡充され、最近では、ペルシャ湾、イラクへ自衛隊が派遣されました。今や、憲法九条のもとでも米軍支援のために集団的自衛権を行使できるとの話や、自衛の名のもとに敵基地攻撃を可能にしようとの話も出ています。どこで歯止めがかかるのか不安です。

 

戦前の日本も本当は悪くなかったんだなどと言い訳しながら、中国、韓国からの不信感にも、なんら積極的な手を打つことなくそのまま子供や孫への負の資産として持越しそうです。

 

もはや、憲法九条を変更した方が良いと考える人が約半数もいて、私としては信じられない現状に暗澹たる思いです。日本の未来は、たとえ経済的に徐々に下り坂であっても、息子や孫には、戦争の悲惨さを味あわせたくないと根性なしの私は思ってしまうのです。

 

そのためには、庶民にとっての戦争の本当に姿を若い人、中年の人に広く知ってもらう必要があります。また、どのようにして戦争一色の体制になだれ込んでいったのかをしっかり認識してもらう必要があります。
ただし、必死に訴えて、ヒステリックに叫んでしまうと、頭から受け取ってもらえないので、普通の感性、身近な話題として話しかけた方が良いのだろうと思います。

残念ながら私自身は戦争へなだれ込んで行く過程も、現実の戦争の悲惨さも、直接経験していないので、戦後から見た戦争の爪痕について、先日のブログで記録してみたのです。

 

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映画「新聞記者」を見る

2019年07月24日 | 政治

 

官房長官記者会見で執拗に質問し(て質問拒否を勝ち取っ)た中日新聞記者・望月衣塑子の『新聞記者』(角川新書)を原案にしたジャーナリズムを描いた映画「新聞記者」を見た(特設リンク)。

 

東都新聞の記者・吉岡エリカ(シム・ウンギョン)の父親は優秀な新聞記者だったが、政治スキャンダルに関する誤報を出して自殺した。母は韓国人で、アメリカで育った。彼女のもとに、大学新設計画に関する極秘情報が匿名FAXで届き、真相を求めて調査をはじめる。

一方、外務省から内閣官房の内閣情報調査室(内調)に出向している杉原(松坂桃李)は、反政権的メディアへの批判・揶揄をTwitterに投稿したり、反政権的な人物の信用を失墜させるスキャンダをでっち上げるなどの仕事に葛藤していた。愛妻の出産が迫ったある日、久々に尊敬する昔の上司・神崎と再会するが、数日後、神崎はビルの屋上から自殺した。

妨害の中、真実に迫る新聞記者と、闇におびえながら選択を迫られるエリート官僚が交差し、社会が大きく動き始める。

 

首相肝煎りの大学新設をめぐる不正、職務と良心の板挟みの官僚の自殺、首相に近いジャーナリストによるレイプ疑惑など、現実の政権疑惑も混じりあう、展開。

劇中のテレビ番組に、原案の新聞記者・望月衣塑子氏と前川喜平元文部科学事務次官が出演し、ますます虚実が混じりあう。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで)(最大は五つ星)

 

安倍政権にうんざりし、首相登場のTVに向かって吠えてすぐチャンネルを変える人、予想通りとはいえ選挙結果に絶望している人(それは私です)の欲求不満をいっときだけ治めるには良い。しかし、「自民党、しょうがないんじゃない」と言う人の心には届かない内容。

この映画は、フィクションの名のもとに、虚実をない交ぜにしている。こんな方法では政権の消極的支持派の心に訴えることはできない。きわめて地味であっても、本来の新聞のように、事実に基づく報道によってのみ、多くの人の信頼を勝ち取ることができるのだと思う。

 

熱血記者と、保身と良心に悩む官僚の図は典型すぎて新鮮味がない。いかにも記者といった野暮っぽさのシム・ウンギョンは好演。しかし、原作者の望月衣塑子と似ていて、混乱する。

 

安倍嫌いの人には受けるだろう。この映画、興行収入は上がっているようだが、見ているのは圧倒的に年寄だろう。隣りの席の夫婦が「本当は若い人にみてもらいたいんだけどね」と話していた。松坂桃李と本田翼は出ているが、この内容では無理だろう。翼ちゃんなんか、ほんのちょい役だし(不満!)。

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私の「戦争体験」と「愛国心」

2009年06月12日 | 政治

福間良明著「『戦争体験』の戦後史-世代・教養・イデオロギー」中公新書1990、2009年3月発行、を読んだ。
今回は、なぜこの本を読んだか、について一言、と思ったがついつい長くなってしまったので、本の紹介、感想は次回。

私は、終戦時2歳であるから、直接の戦争体験はない。しかし、子供の頃、近所のおじさんから、日本軍の陰惨なイジメ話や、母から空襲のときの話などを聞いていて、戦争は身近な話題だった。そして、ただただひもじい毎日や、傷痍軍人、浮浪児、引揚げ船、尋ね人の放送、そして、派手で明るい進駐軍を通して過去の戦争は近いところにあった。

やがて、朝鮮戦争が起こり、自衛隊ができ、「本当に良いのかな?」と思っているうちに、豊かになり、そして、いつのまにか、自衛隊がカンボジヤへ派遣され、ソマリア沖に行くという。日本の船が攻撃されていると聞けば、防ぎたいと思うが、「国益」のためと言われると、「国益」とは何?と思う。自衛隊の船のそばを通る外国船が海賊に攻撃されていれば、守ってあげるのが、自然と思うが、そのままズルズルと、と不信から不安に思う。
やはり、無理やりの解釈を繰り返しているとはいえ、つっかい棒の憲法9条を変えてはだめだ、えらいことになると思う。素直でないとも思うが、施政者に対する、私の強い不信の念がそうさせるのだろう。


ここで、愛国心について一言。

自国に誇りを持つというのは自然な感情だ。しかし、強制される愛国心は施政者の意図でゆがんでいると思った方が良い。
国家というものは、必要悪だと思う私は、政治的にも、経済的にも小さな政府を理想と考える。したがって、愛国心とは、日本の国土、風土、文化を愛おしいと思うことであり、国家とは次元が異なると思う。

日本の伝統の名の下に、半強制されることも多いが、実は明治以降の富国強兵の掛け声のもとで作り出されたものである場合が意外と多い。そもそも万世一系と言われる天皇は、いにしえの時代を除けば、庶民には、どこかにいるのかもしれないが、自分にはまったく関係ないもので、施政者には利用するものでしかなかったのではないだろうか。明治以降に絶対君主として天皇が下々まで浸透したに過ぎない。日の丸も、君が代も日本の歴史の中では、時の施政者の意図により作られた新参者だ。
私は、日本の伝統とは、絵画、陶芸、工芸、文学、芝居、お茶など芸能、芸術の中にこそあると思っている。勇ましく、愛国心や日本の伝統を叫ぶ人には、これらを愛する人が少ないような気がするのだが。
そして、これらの多くが、中国や韓国から学んだものに、独自の創意工夫を加えて育んだものであることを考えると、他国の文化、伝統をも十分尊重しなければならないと思う。


ここ2,3年だろうか、ネットの中では、「昔の保守反動」とも思われる言動が、若い人の間で勢いを得ている。これらは、一部の若い人の現実生活の不満がたまっているためもあろうと思うが、社会を支える多くの若い人、中年の人びとの政治へのあきらめには、またいつか来た道かと、不安になる。
そして、私自身にも、世の中は時代が移るごとに、らせん状であっても、徐々に良くなっていくとの思いがあったのに、最近では否定的な気持ちになりがちだ。

過去のアジア太平洋戦争についての評価が今後どう変化していくのか不安に思っていたので、「『戦争体験』の戦後史」を読んで見た。必ずしも、意図したところとは違っていたが、この本については次回。



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「定額給付金」を民主党に寄付しましょう!

2009年05月08日 | 政治

皆さんは「定額給付金」を何に使いますか?使いましたか?

おおかたの経済学者が経済活性効果は疑問だと言っている「定額給付金」を自民党、公明党は選挙のためにバラマキました。ズルズルと坂道を下っていくのをすこしでも止めるには規制を緩和し、小さな政府にするしかないと私は思っています。

「定額給付金」に反対の私は、政府の尻馬に乗ってとくに欲しくもないものを買う気もしないし、貯金するのも芸がないし、もともと買う食料品などにまわすのも意味ないし、国に返納するのも業腹だし、あれこれ迷って、全額、民主党(菅直人氏)に寄付することにしました。
どうしてもというほど民主党支持でもありませんが、アンチ自民党・公明党の気持ちと、「定額給付金」への抗議を示すには、民主党への寄付が一番だと考えました。

政権交代すれば、それだけで日本が良くなるとは思いません。しかし、自民党政権が続く限り、閉塞状況は変わらないと思います。このまま、坂道を落ちて行きます。もう遅すぎますが、変革しなければならないことが山積みです。まず、第一歩として政権交代して日本に活を入れなければなりません。

自民党政権への抗議として、「定額給付金」を民主党に寄付することを提案します。

企業は利益が目的の組織ですから企業献金は常に色付きです。日本でも個人献金が主体となるようにならねばと思います。正直言うと、献金したくなる政党、政治家が少ないのも現実ですが。


民主党への政治寄附は民主党が指定する政治資金団体「国民改革協議会」に


小沢さんが嫌いな人は、菅直人(HP寄付のお願い)はいかが?



なお、5000円以上の分は特定寄付金となるので、確定申告により、所得控除を受けることができます。



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「自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門」を読む

2008年01月06日 | 政治
森村進「自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門」講談社現代新書を読んだ。リバタリアニズムについてご存知ない方は是非一読されて、その極端な考え方に触れ、あらためて社会、国家のあり方について考えてみるのも良いと思う。
2001年発行と少し古い本だが、理論的(仮想的)本だから、今でも十分読める。

私はかねてより、国家に何かして欲しいなどと期待してはいけない、それどころか、国家などというものは放って置けば悪いことをするものなので、国民は常に監視していなければいけないと思っている。国家など本来的にはなくても良いと思うが、しかし、いきなりそうもいかないので、徐々に国防、治安、福祉など最小限の機能に絞るべきと思う。そして、黙っていると、例えば国防も、国民を脅してどんどん肥大化しようとするので、常に監視し、制約を与えなくてはいけないと考えている。

私はこの本を読むまで、リバタリアニズムなる思想をまったく知らなかったが、基本的には私の考え方に極めて近い。現実を無視した理想論ではあるが、基本的考え方、今後の方向性としてもっと議論されるべきだと思う。

リバタリアニズムには、極端から現実的などいろいろな考え方があるようで、この本には極めて簡潔に種々の主張と、その差が要領よくまとめられている。
ただし、多種類のリバタリアニズムの分類に主体が置かれており、リバタリアニズム全体像がつかみにくい。記述の仕方も、あるテーマについて、リバタリアニズムの中のいろいろな考え方を述べ、最後に著者自身の考えを述べてから、また次のテーマに移ることが多い。代表的な、あるいは著者自身の考えで、全体を述べてから、各テーマごとに異なる立場を説明した方が分かりやすかったのではないかと思う。



リバタリアニズム(libertarianism、形容詞はリバタリアンlibertarian)とは、他者の権利を侵害しない限り、各個人の自由を最大限尊重すべきで、経済や社会に対する国家の介入を否定もしくは最小限にすることを主張する政治思想だ。
ただし、国家権力をどこまで認めるか(無政府主義、国防・裁判・治安維持のみ、極最低限の行政サービスのみ)、市場重視か、社会連帯重視かなどによって各々のリバタリアンの主張には大きな幅がある。

よくあるリバタリアニズムの説明としてこの本にも、あげられているのが下図だ。




図にあるように、個人的自由を尊重するが、経済活動への介入や財の再配分を援護するのが「リベラル」、とくに「福祉国家リベラル」であり、個人的自由への介入を認めるが、経済的自由は尊重するのが「保守」である。いずれも尊重しないのが権威主義(極端となると全体主義)と分類できる。著者は、日本の保守者は規制緩和に反対する傾向があるので、「保守派」というより「権威主義者」と書いており、同感だ。

リバタリアニズムは国家への人々の心情的・規範的同一化に徹底して反対する。国家や政府は諸個人の基本的権利を保護するといった道具的役割しか持たない。民族的アイデンティティの価値を認めるのは個人の自由だが、国家の介入は不当である。国家が教育の場で特定のライフスタイル(禁煙運動、一夫一婦制など)、歴史観を押し付けることを排除する。

経済学、哲学、法理論など幅広い立場からリバタリアニズムに関する議論がもっと盛んになされるべきと思う。


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「そうだったのか!中国」を読む

2007年10月23日 | 政治

池上彰の「そうだったのか!中国」集英社 2007年6月発行を読んだ。

全体的には穏当な表現であるが中国に批判的である。というか、私には正当な評価、表現と思える。17章にわかれているが、共産党誕生以降の中国の歴史が12章と主体で、反日、格差社会、環境、軍拡など現在の問題点が5章で、若干突っ込みが足りず、物足りない。

著者の池上氏は元NHKの記者で、「週刊こどもニュース」のお父さん役でご存知の人も多いと思う。写真も多く、要領よくわかりやすくまとめられているので、現代中国の歴史、現状の問題点をおさらいするには最適な本だと思う。

(  )は私の感想
近代史
(ほぼ実時間で生きてきた私にはとくに新しい情報はないが、ポイントを要領よくまとめてある)
・毛沢東が共産党の指導権を握り、国民党を台湾に追い落とし中国全土を支配する。
・共産党と政府の2体制での国家統治の仕組みを図で説明。
・封建社会から一時新民主主義を経て社会主義へ体制変革する。
・百花斉放・百花争鳴で共産党への批判を呼びかけたが、批判が噴出すと弾圧を始める。これ以降、指導者への批判がなくなって独裁へ進む。
・大躍進政策で、理論・実情を無視した農業、各家庭での悪品質の鉄鋼生産が行われ、虚偽に成果報告がなされた。
・指導力を失った毛沢東は紅衛兵をたきつけ文化大革命を起こし、大混乱に。
・ 以下、チベットを侵略、ソビエトとの決別、日本との国交正常化、鄧小平の復活、一人っ子政策、天安門事件と続く  
(右往左往の政治のゆれは、共産党独裁体制である限り続くだろう。最低限、情報公開を進めるべきだ。でないと、その影響はもはや、世界に累が及ぶ。)

対日本
田中角栄と、周恩来の日中首脳会談で、中国は損害賠償を放棄したが、「日本の軍国主義者と日本人民は別。日本人民も戦争の被害者」との論理で反対勢力を納得させた。したがって、A級戦犯も祀られている靖国神社への日本国首相の参拝には抗議せざるを得ない事情もある。
(国家として賠償を放棄したことや、日本からの援助でできた建物などを中国国民に知らせない態度は、あきらかに政府の意図的反日操作である。)

江沢民は天安門事件収拾のために愛国教育を進め、自分の権力基盤確立のために、日本に強い態度で臨み、反日を進めた。しかし、反日運動が暴発し、政府は抑えなければならなくなった。
(胡錦濤になって事情は変わって極端なことはなくなった。話し合いは歓迎するとして、対応するときに冷徹な気持ちは必要だ。そもそも、反日教育はなくなっていないのだろう。)

軍拡
小国ベトナムに大敗し、湾岸戦争で米国の近代兵器におびえ、軍の近代化にのりだした。
地球を周回している人工衛星をロケットで破壊する実験に成功した。これにより、日本や米国の偵察衛星を利用するミサイル防衛システムを無力化することができるようになった。
軍事費を透明化し、防衛構想を明らかにしないかぎり、世界の中国脅威論は収まらない。
(表向きの中国の軍事費も日本のそれを抜いているのではないだろうか。私には日本の軍事費も多いと思うが、中国の伸びは異常で、周辺に軍拡をもたらしている。そもそも、今、中国を侵略しようとする国があるだろうか?中国はいったい何におびえているのか。)

(しかしながら、こんな中国に反発するだけでは、良い方向に進まない。なんとか、日本の実情を話し、なだめながら、相手の意図を汲み取って互いに妥協するしかない。それが国益を守る、国と国の外交だと思う。中国のクシャミで世界経済が風邪を引く状態になって、逆に中国もそうそう無茶なことを言えなくなってきていると信じたい。)



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隠したまま、ともかく逃げ切ろうという姿勢

2007年05月28日 | 政治
松岡利勝・農林水産相が自殺した。まずはお悔やみ申し上げたい。
事情を知らない者が勝手なことを言わせてもらうと、ニュースなどを見ると、かなり強気な方で、攻撃には強いが、守りにはけして強い方ではなかったのだろうか。

あれだけ面白おかしくからかわれ、さらし者になっては、強気な方だけに耐え切れなかったのだろう。正しい処理をしなかったのはあきらかに不正行為だが、私にはけして、死をもって償うほどの話ではないと思う。

早い段階で、悪いことは悪かったとはっきり謝り、説明した上で、大臣を辞任すべきだった。そして、そんな決定的な悪事ではないのだから、再起を図ってほしかった。

本人が辞任したかったかどうかは不明だが、安倍首相が閣僚辞任を望まなかったことは想像できる。松岡さんも、手足を制約されたような状況で、ただ職務を強力に進めることを要求されたのでは、たまらなかっただろう。
たいした話ではないのだからこそ、はっきり事実を話して決着をつけてしまうべきだったと思う。
安倍首相には、ともかく逃げ切ってしまおうという姿勢が何かにつけて見える。安倍さんには、結果を恐れずに正面から物事に立ち向かうことを望みたい。

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改革の痛み

2007年04月07日 | 政治

残すべき伝統、文化はあるが、変化の早い世界にあって社会構造は常に改革して行かなくてはならない。セイフテイ・ネットを張った上での痛みをともなう改革、それは必然、必要悪であろう。
しかし、個人のレベルでみると、多くの人にとっては、現実は辛いものがある。

できる人を主体に考えれば、政治家が網の目のような規制を果敢に撤廃し、縮退すべき旧産業、企業を延命させないようすべきだろう。そうすれば、真に優秀な人が思い切ってこれから伸びる分野で活躍し力を発揮できる。これを実施しなければ社会の活力が失われる。

しかし、かっては中間層と呼ばれていた、グローバリズムなる改革によって少なくとも当面は踏みつけられる大多数のそれなりの人も社会改革を求めているように見える。ましてや、あきらかに虐げられている人々がなぜ福祉国家でなく、改革、活力路線を支持するのか、私には理解しがたい。

中・下層の人々は、時代の閉塞感や、自らのいらだちから、思い切った決断と実行力を持つ政治家が登場し、社会改革に果敢に挑戦して欲しいと願っているように見える。とくに男性は自分の立場を忘れて、施政者になったつもりで上から見た意見を主張し、投票することが多いのではないだろうか。セイフテイ・ネットの議論は十分でないので、改革によって結局切り捨てられ、あるいは多大な犠牲をしいられるのが自分や家族であることは忘れてしまっている。
繰り返しになるが、まずセイフテイ・ネットのレベルを議論し、実行すべきである。

確かに社会の方向性、方針を決める少数の優秀な人の力は重要であるが、そんなに奇策があるわけなく、リーダは方針を大きく誤らなくさえすれば、良いのではないか。リーダーの最大の課題は、具体的に実行する平凡な大多数の人をいかにやる気にさせるかにある。
結局、凡人のレベルの平均値が高いことがその社会の発展力を決めるのだ。我々は自信を持って今後の社会のあり方について自分自身の意見を主張し、投票すべきである。

一方、政治でなく、会社に関しては一段と身近な問題なので改革第一とはいかない。他社に関しては、「こりゃ、徹底的に改革しなきゃだめだな」などと思う。しかし、自社の経営者が事業再編、リストラを言い出すと、「今までの功績はどうしてくれる」、「まだまだやりようによっては利益があげられるのに」、「やめるとしたら、代わりに一体何をやるのかがはっきりしない」、「本当に上手くいくとは思えない」、「人の気持ちがわからない経営者だ」などと抵抗しがちだ。社員はそれで良いと思う。そんな社員を繰り返し説明、説得し、諦めさすのが経営者の仕事だ。
経営者の方にも、人間の幅が小さく尊敬されず、社員とのコミュニケーションが少ないという問題がありがちである。しかも、どうしようもない会社にした経営者はもらった年棒をあきらかにせず、そのうえ大枚な退職金をもらって引退すれば良いというのでは、社員の理解は得られない。

年金をいただいてプラプラしている年寄りにひとりごとです。ご容赦のほどを。
「果断とは外科医の勇気のことだ。一刀両断! 但し痛い思いをするのは他人だ。」長谷川如是閑(にょぜかん)



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日本国の借金542兆円、一人424万円をどう返すか

2006年11月08日 | 政治

家族の分まで含めて一人424万円の借金あなたは返せますか?それとも、子どもたちに引き継ぎますか?
高齢化による社会保障費の増加、金利上昇による国債利子支払増加など現在でも破滅的な日本の財政状況は今後ますます厳しくなって行くと予想できる。今日は柄にもなく、税金、財務の話です。

まったくの素人ながら、http://www.mof.go.jp/zaisei/con_01.html 財務省のHPであらためて勉強してみた。もちろんこれは財務省の宣伝そのものであるが、このHPは分かりやすく解説してあり、またクイズや、ある人が突然財務大臣に任命されるという動画があったりして、財務省が悲惨な状況を必死に広報しようとする工夫のあとが見える。もちろんそれは消費税値上げの一ステップでもあるのだが。

以下、HPから抜粋する。 (  )は経済にまったく素人の私のコメントである。

国の家計簿
H18年度一般会計の歳入(収入)のうち、税収は6割弱で、約4割は借金である国債でまかなっている。58%の税収のうち、所得税16%、法人税16%、消費税13%、酒税・相続税など12%である。(借金が4割は問題外だが、だからといって消費税を上げてこれを補うのでは、税収のうちの消費税の割合が大きくなりすぎる。)

歳出(支出)のうち、23%が借金の返済で、地方交付税が18%、社会保障26%、公共事業9%、文教・科学振興7%、防衛6%、その他11%である。H8年以降、公共事業は半分になり、他は横ばいだが、社会保障費だけが伸び続けている。(日本国の財政があきらかに破綻し、次世代に大きな負担を強いる状況なので、公共事業、防衛などはもっともっと削減すべき。)

月収40万円の家計にたとえれば、借金の返済で15万円、必要な家計費37万円、仕送り(地方交付税)12万円なので、不足分24万円を新たに借金している。しかも借金の残高は5,200万円になっている。(完全に家計破綻状態)

国の借金の状況
国債残高は542兆円で、H18年度一般会計税収の12年分で、赤ん坊も含めた国民一人当たり424万円になる。債務残高のGDP比は、イタリアが130%、その他先進国は80%以下なのに、日本は1994年に80%だったのが、2006年には160%となり、図抜けて悪くなっている。(この状態で利子を上げない国債が売れるのは市場が問題を軽く見ているからなのか?銀行などが買わされているからか?10年で倍になった借金はあと10年で元に戻る可能性があると考えているからか?)

今後の財政
20-64歳人口対65歳以上は、2000年3.6:1、2025年1.9:1、2050年1.4:1になり、年金、医療といった社会保障費が急速に増加する。また、国債の利子も大きくなっていく。(さらなる破綻へまっしぐら)

財政健全化のために
2010年初頭に年度収入と支出を等しくしてPB(プライマリーバランス)均衡させることを目標としている。H18年度予算では一般歳出を2年続けて前年度以下にし、新規国債発行額を30兆円以下にした。(この程度では破滅への速度が遅くなるだけだ。)

以上が財務省の宣伝である。

なお、国の会計には一般会計のほかに、国が行う特定の事業や特定の資金を運用することを目的とする特別会計があり、これが伏魔殿で各省庁が隠れて自分勝手に使っているように見える。この金額はなんと225兆円だ。もっとも、国債償還117兆円、社会保険給付50兆円、地方交付税19兆円などを含んでいて、12兆円だけが見直しの対象になっているようだが。特別会計については財務省HPでも説明は少ない。

HPには、財務大臣になって予算をつくる遊びがある。いろいろ試してみたが、公共事業、防衛を半分にし、社会保障、医療などを20%減にしても、収支均衡にするためには増税しないと均衡にならない結果だった。それほど厳しい状況で、経費削減や単なる増税だけでは、困難なことがはっきりと実感できる。

新政府税調が財務省主導の増税路線から、官邸主導の企業減税による経済活性化路線へ変わろうとしていると報じられている。思い切った支出削減と多少の増税はやむを得ないが、それだけでなく、景気を完全回復させて、法人税を増加させ、同時に企業に給与も増加させるための施策もうって家庭の家計も回復させ消費を上向きにする必要がある。増税だ、減税だ、支出削減だと言い合っている状況ではない。すべてを限界まで実施するという総合的施策を強権的手法で実施する必要があるとあらためて思った。ことはそこまできている。




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ブッシュ大統領がセクハラ?

2006年07月30日 | 政治

ブッシュ大統領がセクハラ?

 

――――――2006年 7月30日 (日)  産経新聞―――――――――――――――

「キャッ!!」…セクハラ? 米大統領、独首相の肩もむ

  
【ベルリン=黒沢潤】ロシアのサンクトペテルブルクで今月中旬に行われた主要国首脳会議(サミット)の会場で、ブッシュ米大統領がメルケル独首相の肩をもんだ行為を「セクハラだ」とする議論が米独両国で盛り上がっている。

 

この行為は、席に着くメルケル首相に大統領が背後から接近、いきなり肩をもんだというもので、“不意打ち”を食らった首相は驚きのあまり、表情をゆがめて、両手を跳ね上げた。ロシアのテレビ局がとらえたこのシーンはネット上で流れ、センセーションを巻き起こしている。

 

独大衆紙ビルトは「ブッシュ、メルケルにラブ・アタック(愛の攻撃)」と、おもしろおかしく批判。米紙シアトル・ポスト・インテリジェンサーも「不適切というだけでなく、“職場”では許されない行為」などと論じた。ネット上のブログでも、「マッサージ・ゲート事件」と“命名”する者まで現れている。

 

女性宰相に対して「親愛の情」を示した“ブッシュ流”の振る舞いだったはずだが、メルケル氏本人の胸中はいかに?

 

ここで、自作のジョークを一つ

 

女性 「おっぱいが大きいと肩がこるのよ」

男性 「もんであげようか?」

女性 「わあ! 肩もんでもらうなんて恐縮だわ」

男性 「いや、肩こりの原因の方をもんであげるんだよ」

 

おそまつでした。

 

 

 

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靖国問題に関する反中国の議論について

2006年07月28日 | 政治

 靖国問題に関する議論、とくに中国へ反論を眺めていると、中国が嫌いだからというところから始まっている主張が多いように思える。もちろん、政府や外務省はプロとして、何が日本にとって得か、しかも将来を見据えて対処していると信じるが、国内が、日清だか日露だかのちょうちん行列ではないが、感情論で盛り上がるのは、国の外交に制約を与え、国益に反する場合が多いと思う。

 

感情的議論は無用

中国が覇権主義だから、中国の言うことには従いたくないという考えが土台になっていると思われる人が多い。アメリカからイラクへ行けといわれれば、憲法を曲げても自衛隊を出すが、中国から言われたことに従うのは、何が何でも嫌だという感情論が見える。外交においては、感情論は禁物であり、国益優先で、少しでも得するように、相手以外の国も味方につけるなど、巧妙に、正義のためというより、場合によってはコスッカラク立ち回るべきものと思う。

 

しかし、私も、正直言って、一昔前の日本人のように、大勢で所かまわずギャアギャア大声でしゃべったり、列をつくらず我先に群がったりする光景を見ると、うんざりする。しかし、中国には、何億人もいて、いろいろな人が居るし、広大な国土にはいろいろな文化があるのだろう。中国人のごく一部の面しか知らないし、ましては中国という国家との付き合い方をそんなことで判断してはいけない。国と国との外交の場では、宗教の違いと同じく、このような文化の差、好き嫌いを基礎においてことの是非を論じてはいけないと思う。

 

中国政府が靖国参拝に反対する理由

中国が覇権主義で日本を思うがままに操るために靖国参拝を問題化しているとの指摘がある。本当にそうだろうか?

とくに情報を持っているわけではないので、以下は単なる私の感に基づくものである。

どの程度強く、広いのかは不明だが、中国国民には反日感情があり、扇動する人もいて、日本の首相の靖国参拝を強く非難している。中国政府は日米中の三国の関係で、日本を敵に回したくはないので、本音は首相の参拝を問題視したくないが、国民の手前、認めるわけにいかないのではないだろうか。はやくことを収めたいのが本音ではないだろうか。

小泉さんも靖国参拝を公約にして首相になった以上、また頑固を売り物にしている以上、中国に言われたから止めるわけにはいかなくなってしまったのだろう。

私としては早く片付けてしまいたい問題に過ぎない。

 

国立の慰霊施設を作るべき

日本国民にも戦死者を痛む気持ちは強いので、日本国民の半分だか、三分の一だかが、反対している靖国神社でなく、国立の戦死者慰霊施設を作るべきと思う。たとえ今回の富田メモが偽者であっても、昭和天皇が参拝を止めたことは事実だし、国論が二分されている現状で今上天皇陛下が参拝できないだろう靖国神社にこだわる理由が理解しがたい。

千鳥が淵には先の大戦において、海外で戦死した名前のわからない数百万の人の遺骨が収められている。私も何回も訪れたが、通常は訪れる人も少ない。なぜ皆さん千鳥が淵にもっと注目しないのだろう。

外国でも、戦争で死んだ人に感謝する施設が、いろいろなところに、いろいろなレベルであるが、たいていは無宗教の施設だ。日本人は宗教に対する感覚が鈍いが、クリスチャンや、回教徒の外国の主賓が靖国神社に花輪をささげるわけにはいかないだろう。無宗教で国家としての施設をつくるべきだと思う。

中国が口を出してきたからよけいゴチャゴチャしているが、本来はもっと早く日本国民が冷静に議論し結論を出しておくべき問題だった。

 

中国に今後どう対処するのか?

経済規模は、中国が2015年に日本を超え、2045年には米国も越えるとのゴールドマンサックスの推測もある。共産主義体制、地域による貧富差など不確定要素はあるが、少なくとも経済規模ではいずれ中国が日本を抜くであろう。米国も日本より中国と手を結ぼうとするかもしれない。

米国べったりの小泉外交には将来への展望が見えない。例えば、中国が他のアジアの国をまとめるのを見ているだけでなく、米国にいやみを言われても、なんとか協力してまとめていくなど、バランスがとれた自主外交はできないものだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

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もし、国連事務総長選挙で、韓国外相が当確なら、日本も賛成票を投ずべき

2006年07月26日 | 政治

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asahi.com 200607251500分 <o:p></o:p>

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国連事務総長、韓国外相がトップ 非公式予備投票<o:p></o:p>

200607251500<o:p></o:p>

 今年末で任期切れを迎えるアナン国連事務総長の後任選びで安全保障理事会は24日、正式に立候補を表明しているアジア出身の4人の候補者の支持の度合いを測る予備投票を非公式に行い、選考を本格化させた。結果は発表されていないが、関係者によると韓国の潘基文(パン・ギムン)外交通商相が15カ国中12カ国から支持を受けてトップに立った模様だ。 <o:p></o:p>

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 潘氏は12カ国が支持し、1カ国が不支持。インドのタルール国連事務次長は支持10、不支持2。タイのスラキアット副首相が支持7、不支持3。スリランカのダナパラ元国連軍縮局長は支持5、不支持6だったという。今回は15カ国が同じ種類の投票用紙に無記名で投票したため、国別の投票内容は分からない。 <o:p></o:p>

 潘氏が、最有力候補として浮上したことから、各国のメディアは「日本は潘氏にどんな投票をしたのか」に関心が集中。日本の国連外交筋は「投票については何も言えない」と沈黙を守っているが、竹島問題や対北朝鮮政策などをめぐって日韓関係が懸案を抱えるだけに、日本の対応が注目を集めている。 <o:p></o:p>

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韓国の潘基文外交通商相は、12日の定例会見で、日本提出の北朝鮮制裁決議案に反対を表明し、さらに日本の閣僚から「敵基地攻撃能力保有を検討すべきだ」との発言が出ていることについて、平和と安全の障害で、6カ国協議再開の助けにならないと批判した。

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こんな韓国外交通商相だが、もし当選確実な情勢なら、日本も潘氏に投票すべきである。意地をはってもしかたない。潘氏も韓国外交通商相である現在と、国連事務総長になった立場ではまた異なる対応をするだろう。日本は国連事務総長に反発することなく、大人の笑顔で歓迎し、少しでも自国に有利になるように行動すべきである。

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外交は大人のプロの仕事で、感情的になる子供は口をだすべきでない。不満やるかたないなら、飲み屋で気炎を上げて解消すればよい。<o:p></o:p>

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昭和天皇のA級戦犯合祀に不快感とのメモに関して

2006年07月23日 | 政治

 

昭和天皇がA級戦犯合祀に不快感を示し、靖国参拝を止めたとの富田元宮内庁長官のメモに対し、産経新聞は2006721日東京版朝刊や、社説(主張)で、「本当かどうかわからない」、「三国同盟推進の2人を批判したものだ」とか、「メモだけでは、昭和天皇が14人全員のA級戦犯合祀に不快感を示していたとまでは読み取れない」などと未練がましく、クダクダ言っている。

 

 

昭和天皇がどう言おうと、自ら正しいと思うことを主張すればよいので、慌てふためいたようにみっともない対応はしないで欲しい。

 

また、「小泉純一郎首相は富田氏のメモに左右されず、国民を代表して堂々と靖国神社に参拝してほしい」と言うなら、小泉首相に対しても、「心の問題などと逃げずにきちんとまず日本国民に参拝の必要性を説明すべきである」と言うべきである。

 

産経新聞に限らず、「中国、韓国がこう言ったから」、「東京裁判は戦勝国の裁判で」、「昭和天皇が本当に」など他に反発することが主になっている人がいる。まず最初に、自分がどう考えるかをはっきりすべきである。

 

私自身は、東条英機を始め先の大戦の指導者は、結果的に数百万の人を死なせた無謀な戦争を指導したのだから、その責任は死んだからといってけして許されるものでないと考える。指導者というものは、目的は何であれ、結果責任を問われるべきであり、死刑になったからと言って、なぜ戦死した人と同じく祭られるのか。戦争指導者が祭られている靖国神社は、国家を代表する人が参拝するところではないと思っている。

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