いつもなら年寄りにはきついツアーは避け、フライトとホテルだけインターネットで予約して、日程は天気、体調を見て現地で決める個人旅行にする。しかし、フランス語は地名も読めず、パリからロワール地方、ノルマンディー地方まで足を延ばすとなると、交通や宿泊がやっかいだ。そして何より、ツアーの圧倒的安さに負けた。
何回かに分けて、ご報告。
朝10時半のフライトなので6時半には家をでないといけない。最初からあわただしいのはいやなので、成田のホテルに前泊した。といっても、朝7時には起きないといけないのであまり変わらないと言えば言えるのだが。
このホテルは、成田空港のゲートのすぐ近く。


部屋は泊まるだけなので良いのだが、ビジネスホテル程度。しかし、ドアのチェーン?がこれでは、心もとない。


例によって、飛行中は、日本語吹き替えのある映画を求めて、一睡もせずに見っぱなし。World何とかという分類に日本映画を発見。シメシメと、クリックすると、画面が鏡になった。と思ってよく見るとどこかわずかに違う。福山雅治だった??
「天才物理学者・湯川教授の目の前に立ちはだかるのは、湯川が生涯で唯一天才と認めた男、天才数学者の石神哲哉(堤真一)。そして、美しくも憂いのある隣人・花岡靖子(松雪泰子)。ある日、花岡靖子の元旦那が、死体となって発見される。」という、映画叛の「容疑者Xの献身」だ。
コメディ・ロマンスの分類などいくつかを見そこなって、シャルル・ド・ゴール空港へ着いた。

空港Terminal2の建物はカマゴボのような斬新なデザインだ。


ここでいきなり、帰りになるが、帰りもシャルル・ド・ゴール空港から発った。
赤ちゃんや犬もチェックインを待っていて、おもわず微笑んでいたら、

自動小銃を持った兵隊が見回りに来た。


平和ボケと言われようと、やはり日本が良いと思いつつ、映画を楽しんでいるうちにボーイング777-300ERで、9719kmを11時間5分、日本へ一つ飛び。

場面コントロールが肘掛でなく、座席前面にあって扱いやすい。
