6月1日からちょうど2箇月、カナダのバンクーバーに滞在する。出発前にどんなことをやったか述べてみたい。
まず、やることは宿泊場所の予約だ。バンクーバーの場合夏はベストシーズンなので、便利なところにあるサービス・アパートメントは8ヶ月前にすでに予約でいっぱいだった。パースでもシーズンの宿泊場所はかなり混んでいるという。1,2ヶ月泊まるなら半年前には予約した方がよいと思う。もちろん、キャンセルの場合の違約金などの決まりを把握しておく必要がある。
これらは、インターネットで予約し、設備など疑問な点はメールで問い合わせた。メールは複雑な話はあきらめれば、中学、高校レベルの英作文で十分だ。
次は、フライトの予約で、宿泊場所が確保できたらすぐ、航空会社のホームページから予約する。早い予約で安くなる場合が多い。まだ料金が決まっていなくて待たされる場合もある。もちろんエコノミーだが、直行便以外の安いフライトはくたびれるので利用したことはない。
滞在先から小旅行に出かけるときには、日程を決め、必要なときはさらに旅行先のホテルなどを予約してしまう。今回はバンクーバーからロッキー(バンフ、ジャスパーなど)へ行くので、旅行会社にツアーとしてホテルやフライトの予約を依頼した。ロッキーも人気のホテルはシーズンには数ヶ月前から予約で満杯になる。一度行って様子がわかれば、次からは自分で予約するつもりだ。だだし、もう一回があるかどうか。
以上が決まると、日程表と、宿泊場所や連絡先のメモを作っておく(パソコン上に)。旅先から葉書を出す場合は、知人の住所なども印刷しておくと、郵便局で葉書を買って、その場で書いて出すことも可能になる。
ここまでやれば、一段落だ。あとは、時期が近づいたら、それぞれに再確認のメールを入れる。
気をつけたいのは、着るものだ。季節が逆の南半球、常夏の東南アジア、夏でも寒いカナダのロッキーなどへ行く時は、早めに着るものの目安をつけておきたい。例えば、日本で初夏に冬物を探したり、晩秋に夏物を探すはめにならないように。
1ヶ月位前から旅行先についての情報を集める。初めての都市は詳細に、何回目かの都市はまだ行ってない場所や、イベントを調べておく。旅行本や前回持ち帰ったパンフレットも見るが、主にインターネットで調べる。最近は日本語での情報も豊富なので助かる。また、ご当地に関するブログをRSSで登録しており、ほぼ毎日、役に立つ情報があるか、ざっと読み流す。滞在先での細かい日程は、小旅行以外は日本では決めない。せっかくの気ままな旅行なので、現地へ行って、体調、天気、その日の気分などで前日の夜か、当日の朝、決める。
1週間前からは、留守宅と言っても息子は居るのだが、庭の草取り、24時間風呂のメンテ、部屋の片付けなどを済ませる。
バンクーバーのアパートメントではADSLが使えるはずだが、念のためにいつも利用しているISPに外国からダイヤルアップで使えるIDとPW発行を依頼した。すぐ、メールで結果が送信されてくる。
パースの知人が、ちょうどバンクーバーへ家族で行くので日付と連絡先を問い合わせていた。ようやく、メールが来た。「We really want to meet you in Vancouver. Lets eat sushi together!! 」とあった。
数日前に成田までのスーツケース運搬を予約して出発2日前に取りに来てもらう。同時に成田までのリムジンも予約する。
あとはスーツケースに荷物つめだ。といっても、もう数回目のロングステイなので、海外でしか使わないものはスーツケースの中に入れっぱなしであり、荷物のパッキングは荷物を取りに来てもらう前日(出発3日前)にバタバタと簡単に終わる。最後に作ってある持参品リストをチェックする。パスポート、国際免許証の期限を確認する。
いつもはスーツケース1個なのだが、今回は2ヶ月と長めなのと、夏のバンクーバーから、寒いロッキーで3泊するので、スーツケース大と中の2個が必要になった。その他、中はガラガラだが、帰りのお土産などのためにキャリーバック1個を手で成田まで引いて行って合計3個を預ける。機内持込はパソコンを入れたバックパックと、機内で羽織るものなどを入れたバッグだ。
1,2週間の滞在のときは、残すのがきらいな私は例えば調味料などや、ティッシュの箱さえ荷物の隙間に入れることもある。今回は2ヶ月であり、なんでも手に入るバンクーバーではたいていのものは現地で購入すればよいと思っている。
何か忘れているような気がするが、まあ、バンクーバーなら何とでもなるだろう。おっと、パソコンのデータを外付けHDDにコピーしないといけない。
以下、カナダローカルニュースを見て、自分達はハシカの免疫があっても、こんな飛行機に乗ってしまったら、大変なことになりそうとちょっと心配。
http://news.go-qic.com/archives/50798403.html
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2007年05月30日
バンクーバーに残っていたツアーグループの一人が、ハシカ検査で陽性反応が確認された為、空路カルガリーに向かったツアーグループの観光客約130名がバンフ・ロッキー山脈リゾートの病院内に隔離されている。先週木曜日同グループが利用した東京―バンクーバー便の搭乗客全員を含め、ハシカ菌に接触した可能性のある人々と連絡を取る作業が進められている。
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では、次回はバンクーバーから。多分しばらく置いてから。