hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

12月(2)の散歩

2022年12月31日 | 散歩

 

4月7日の白い花が咲くドウダンツツジ(満天星躑躅)

10月31日にはかなり紅葉。

11月28日、ほぼ完全紅葉のドウダンツツジ

 

 

脈絡もなくいつもの井の頭公園ネタ。

三角広場の神田川沿いに紙が張り出されていた。井の頭公園駅下の枯れたラクウショウを伐採するらしい。

この種のことでもお知らせをしないと問合せ、苦情が殺到することがあるらしい。
昔、横浜の桜が有名な公園で、桜の枝をまとめて伐採したときには、「君! “桜切るバカ、梅切らぬバカ” という言葉を知らんのかね!!」とお叱りの電話が殺到し(単に私の想像ですが)、事務所はあわてて、「桜も古木になると、古い枝を払って方が長生きするとの専門家の診断があり……」と言い訳の看板を張り出したことがあった。

 

 

定点のひょうたん橋からの井の頭池。

 

これも定点の七井橋から井の頭池の東側を。12月12日(月)14時。

 

色が黒くないけど、鼻の頭とくちばしが白いから、オオバン?

 

市街地へ入り、サザンカ(山茶花)が花盛り。後ろにもピンクのサザンカが見える。

 

人気(「ひとけ」と読む)のない公園に、孤独なケヤキ(欅)?の大木。

 

拡大すると迫力ある。

 

キダチチョウセンアサガオ

 

花を見ると、別名のエンジェルトランペットの方が覚えやすい

 

クリスマスを思いださせるポインセチア。

 

吉祥寺アトレの「はなびの広場」には、臨時に各店舗別の大きな冷蔵庫がずらずら並んでいた(12月23日)。中にはクリスマスケーキが、そしてそれぞれの家庭の幸せも、いっぱい詰まっているのだろう。

 

 

吉祥寺の末広通りの「カフェ ミミ」で一服。

写真は、2017年8月15日のもの。時間帯によるが、保育園かえりのママチャリが10台以上店先に止まっていることがある。今日は、隣のテーブルで、店主のフランス人の奥様が二人のご婦人にフランス語会話を教えていた。

 

私のコーヒーと、

 

相方の、半分と頼んだラテが相変わらず大きい。

 

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12月(2)の花

2022年12月29日 | リタイヤ生活

 

12月19日に届いた花

 

 

翌日にはバラも十分開いて、はや最盛期?

 

黄色いバラ3本、ピンクが2本。

 

 

下は1週間後の黄色いバラ。
開ききっているように見えるが、未練でしょうか、中心部にはまだ小さくなったとはいえ蕾部分が残っている。花がお辞儀をしてうなだれたとき、開き切った花びらをむしって、中心の蕾だけにして一輪挿しにさして、数日頑張ったが、もはや蕾が開くことはなかった。

 

 

届いた翌日のデンファレ。上の方の蕾は明らかにもはや開かないだろうになぜか切り捨てられていない。

 

下積みのカスミソウが主役を狙っている。

 

ルスカス。俺だってわずか数か月このまま我慢してもらえれば、「ルスカス 最後の姿」がお見せできるのだが。

 

 

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山本文緒の略歴と既読本リスト

2022年12月28日 | 読書2

山本文緒(やまもと・ふみお)

1962年神奈川県生まれ。神奈川大学経済学部卒業後、OL。
2021年10月13日膵臓がんにより軽井沢の自宅で死去。

1987年 少女小説家としてデビュー。
1999年『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞
2001年『プラナリア』で直木賞受賞
2003年 40歳の時にうつ病を発症して約6年の闘病生活を過ごした。
2007年 うつ闘病日記であるエッセイ『再婚生活』で復帰
2020年『自転しながら公転する』が7年ぶりの小説で、2020年に島清恋愛文学賞受賞
2021年 日記『無人島のふたり

著書に『あなたには帰る家がある』『眠れるラプンツェル』『絶対泣かない』『群青の夜の羽毛布』『落花流水』『ファースト・プライオリティー』『アカペラ』『なぎさ』『ばにらさま』『残されたつぶやき』など

エッセイに『そして私は一人になった』。

共著に、文藝春秋編『直木賞受賞エッセイ集成

 

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山本文緒『無人島のふたり』を読む

2022年12月27日 | 読書2

 

山本文緒著『無人島のふたり 120日以上いきなくちゃ日記』(2022年10月20日新潮社発行)を読んだ。

 

新潮社の紹介

これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい――。思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。

 

山本さん出世作、あのかったるい『プラナリア』を読んだ時の衝撃が忘れられない。その山本さんのうつ病の闘病日記『再婚生活』でのつらさ、その中での作家としての底力にも感心した。さらに、その山本さんの死への日記を紹介するなど私にはとてもできない。ルール違反になってしまうが、以下、長すぎる引用をご勘弁ください。

 

 

こう始まる。

2021年4月、私は突然膵臓がんと診断され、そのとき既にステージは4bだった。……抗がん剤治療は地獄だった。がんで死ぬより先に抗がん剤で死んでしまうと思ったほどだ。医師やカウンセラー、そして夫と話し合い、私は緩和ケアへ進むことを決めた。

そんな2021年、5月からの日記です。

 

 

5月25日(火)

突然髪が抜け始めた。……指でひっぱると束になって抜けて青くなった。……抗がん剤は一度しかやってないし、それも3週間ほど前に終わっていたので脱毛はもうしないものだと思っていたのでショックが大きかった。……洗面所に座り込んで狂ったように髪を抜いた。……うまく死ねますように。

 

6月1日(火)

(余命宣告を受けて、)帰りの新幹線のホームで……「4か月ってたった120日じゃん」と唐突に実感が湧いて涙が止まらなくなった。

 

6月2日(水)

(いびきをかいて居眠りをしていた夫を起こそうとして、そのままにした。) この人がいま「もうすぐ妻が死ぬこと」から解放されるのは寝ているときだけだと思ったからだ。

 

6月13日(日)

すごく調子が良い。なんだ、これ? 本当に私、もうすぐ死ぬの?

 

9月2日(木)

一週間、日記が書けなかった。私の体調は第3フェーズに入ったようで、……。

 

10月4日(月)

昨日から今日にかけてたくさんの妙なことが起こり、それはどうも私の妙な思考のせいのようだ。……今日はここまでとさせてください。明日また書けましたら、明日。

 

10月13日10時37分、山本文緒さんは自宅で永眠されました。……

 

 

私の評価としては、★★★★★(五つ星:読むべき、 最大は五つ星)

 

書く方にも、悲しい結末がわかっている本を読むのはつらい。でも、読んでよかった。この本があると知っていながら、山本ファンの私が読まないという選択肢はなかった。

 

読みながら思った、本当に悲惨な話だ。しかし、時に泣きながら、それでも昂然と新しく出版される本を見るまではと頑張り、そしてこの日記も本にしたいと書き続ける。そんな山本文緒さんが目の前にいるような気持になってしまった。

 

元担当編集者だという旦那さんが、いかにもつらそうで、そしてあまりにもやさしく、『再婚生活』を思いだしながら、「でも、山本さん幸せだったじゃない」とつぶやいてみた。

山本さんも、6月6日(p33)に書いている。

私の人生は充実したいい人生だった。58歳はちょっと早いけれど、短い生涯だったというわけではない。……今の夫との生活は楽しいことばかりで本当に幸せだった。お互いを尊重しあっていい関係だったと思う。

 

山本文緒の略歴と既読本リスト

 

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吉祥寺エクセルホテル東急でアフターヌーンティー

2022年12月25日 | 食べ物

 

吉祥寺の第一ホテルが閉店し、2022年10月28日に「吉祥寺エクセルホテル東急」がオープンした。

 

2階の「ラウンジ&ダイニング SORAE(ソラエ)」のアフタヌーンティーを予約した。

 

場所は吉祥寺通りを北に東急吉祥寺を過ぎたところにあった第一ホテルの跡で、建物はほぼ変わっていない。

1階に入り、エスカレータで2階に登り、フロントを正面に見て右側がSORAEだ。

左側に、おしゃべりに花咲かせたご婦人方が占領する大きなテーブルが幾つかあって(ラウンジ?)、その奥がダイニングらしい。

 

ホテルの個室から眺め下され、左手の吉祥寺通り側は吹き抜けになっている。第一ホテルの時と同じだ。

 

頼んであったのは「ストロベリー・アフタヌーンティー」。

テーブルの取り皿が華やか。

 

皿をひっくり返すと、私でも知っている「ローラアシュレー」だ。第一ホテルの時は一階に店があった。

 

飲み物は、私はコーヒー。オーガニックが売り切れで、普通のコーヒー。3杯お代わりした。

 

相方はダージリンティー。ポットには茶葉はなくて、やたら薄くておいしくなかったらしい。

飲み物はお代わり自由で、セットに含まれるが、メニューを見ると、両方とも1,200円と高い。

 

 

これが「ストロベリー・アフタヌーンティー」で¥5566。何日か経ち、23日からとなると、「クリスマスアフタヌーンティー」¥8000と跳ね上がる。中身は違うのだろうが。

 

スコーン2種。

 

一番上の段、一人分。

サンドウィッチでこんなに驚かされるとは、美味しい! 小さいからだけではない、二人で顔を見合わせたのだから。

 

 

2段目。すべてストロベリー。

 

一番下の段。

 

最初見たときは、「これだけ?」と思ったのだが、情けないことにけっこう満腹になってしまった。相方からのお流れを頂くのが精いっぱいだった。

 

 

ソラエを出てフロント前に来ると、大きな看板があった。

韓国のグループ「SEVENTEEN」に見送られて、ホテルを後にした。

このブログ書きながら、人数を数えてみると13人。なぜかと検索してみると、13人+3ユニット+1チームで17なんだとか。人気グループらしいが、BTSをようやく覚えた私には縁のない話だ。

 

 

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辻堂ゆめ『二重らせんのスイッチ』を読む

2022年12月23日 | 読書2

 

辻堂ゆめ著『二重らせんのスイッチ』(2022年4月20日祥伝社発行)を読んだ。

 

版元ドットコムの紹介

俺は犯人なのか――。
強盗殺人容疑で逮捕された、桐谷雅樹。
証拠は全て雅樹の犯行を示す!
最注目の著者が描く、"冤罪"ミステリー。

 

「桐谷雅樹。殺人の容疑で逮捕する。午前八時十一分」
2015年2月、桐谷雅樹の“日常”は脆くも崩れた。渋谷区松濤の高級住宅地で飲食店経営者が殺害され、現金およそ二千万円を奪われる事件が起きた。凶器が購入された量販店の防犯カメラに映っていたのは、まぎれもなく自分自身の姿。犯行現場から検出されたDNA型は雅樹のものと一致する。紙で切ったはずの手の傷跡、現場付近で寄せられた目撃証言……。すべては雅樹による犯行を示唆していた。やはり俺が犯人なのか――自らの記憶、精神をも疑いはじめた矢先、雅樹の不在証明が偶然にも立証される。しかし、待ち受けていたのはさらなる苦難だった。

 

ある日突然、雅樹は殺人容疑で逮捕された。疑いないような数々の証拠があがっていた。しかし、弁護士が事件当日同時刻、雅樹がカフェに居た防犯カメラの映像を入手した。

 

(タイトルと表紙から双子がいることは自明だし、p70で明らかになるので、以下、ネタバレを書いてしまう)

雅樹は双子の存在を疑い戸籍を調べ、「転籍」の文字から転籍前の本籍を調べ、弟・基樹が特別養子縁組でアメリカへ渡ったことを知る。

 

以下、雅樹がジェイク・モトキとフミヤ・ナガノによって自宅アパートに軟禁される話が、延々約150ページ続く。

 

 

桐谷雅樹:有名私立大出身のシステムエンジニア。両親は「桐谷進学塾」経営の徹と明子。

佐倉奈美:雅樹の恋人。大学院生。

後田(うしろだ)洋一郎:64歳。刺殺された。結婚詐欺などあこぎな手段で豪邸に住む。

 

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで、最大は五つ星)

 

表紙のそっくりな二人の絵と、タイトルの二重らせん(DNA)から、冤罪の謎は双子がらみであることはバレバレ。

その後のアパートでの軟禁の話が長く、兄・雅樹が双子の弟・ジェイクときずなを感じ始め、さらにフミヤ・ナガノが悪役でジェイクがけっこう良い奴だと思うようになる過程の話が長すぎる。最後の最後への著者の誘導が見え見え。

 

ジェイクとフミヤの犯罪計画はあらっぽ過ぎ、無謀で、現実感が薄く、危機感が感じられない。

全体として、描写がくどく、テンポがない。その割に文章に膨らみがない。

 

酷評を並べたが、結局、それなりに最後まで読んでしまった。面白くないわけではない。

 

 

辻堂ゆめ(つじどう・ゆめ)の略歴と既読本リスト

 

 

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12月(1)の花

2022年12月21日 | リタイヤ生活

 

12月5日に届いた花

 

カーネーション3本

 

スナップ1本

 

白と薄紫のスイトピー

 

端が黄色くなったクジャクヒバ

 

大きく広がるレースフラワー

 

2日後、このあたりが最盛期かな?

 

11月(2)の花の末裔、サンデリーホワイト、センニチコウ、デンファレも、18日間頑張っています。

 

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辻村深月『嘘つきジェンガ』を読む

2022年12月19日 | 読書2

 

辻村深月著『嘘つきジェンガ』(2022年8月30日文藝春秋発行)を読んだ。

 

文藝春秋の長い長い作品紹介

詐欺をめぐる3つの物語。

『2020年のロマンス詐欺』
まさか、こんな2020年の春が待っているとは思いもしなかった――大学進学のため山形から上京した「加賀耀太」だったが、4月7日、緊急事態宣言が発令されてしまう。入学式は延期され、授業やサークル活動どころか、バイトすら始められない。そのうえ、定食屋を営む実家の売り上げも下がって、今月の仕送りが半分になるという。地元の友人「甲斐斗」から連絡が来たのはそんなときだった。「メールでできる簡単なバイト」を紹介してくれるというのだ。割の良さに目がくらんで始めた耀太だったが、そのバイトとはロマンス詐欺の片棒を担ぐことだった。早く「実績」を上げるよう脅され、戸惑いながらもカモを捕まえようと焦る耀太は、「未希子」という主婦と親密なやりとりを交わすようになる。ある日、未希子から「助けて、私、殺される」というメッセージが届く……。

『五年目の受験詐欺』
「紹介は、詐欺だったんです、私たち、騙されていたんですよ」――電話口でそう告げた女の声に「風間多佳子」は驚愕した。詐欺と言われてもにわかには信じられなかった。なぜなら、「大貴」は志望校に合格したのだから。教育コンサルタントが受験生の親向けに開く完全紹介制の「まさこ塾」に多佳子が通っていたのは、次男・大貴の中学受験に際してだった。頑張っても頑張ってもなかなか成績が上がらず苦しむ息子の姿に心引き裂かれていた多佳子は、息子を信じようと決意しながらも、つい、まさこ先生に持ち掛けられた、100万円で受けられる「特別紹介の事前受験」という甘い誘いに、夫にも内緒で乗ってしまったのだ。あれが詐欺だったなら、息子は自力で合格したのか。混乱する多佳子のもとに、「まさこ塾」で親しくしていた「北野広恵」から連絡がある。「多佳子さんにも、当時、まさこ先生からその……お誘いはあったの?」

『あの人のサロン詐欺』
「紡」はオンラインサロン「谷嵜レオ創作オンラインサロン オフ会」を主宰している。最初は漫画原作者・谷嵜レオとファンとの非公式な交流イベントだったが、谷嵜のようなクリエイターに憧れる彼らの質問を受けるうち、いつのまにか創作講座がメインとなった。紡が発する言葉を熱心に書き留める参加者たち……谷嵜レオになるまで、紡は自分がこんな風に話せる人間だとは知らなかった。自分の作品を熱心に愛してくれる皆が、紡の話に真剣に耳を傾けてくれる高揚感で、オフ会の時間はあっという間に過ぎる。しかし、じつは紡は谷嵜レオではない。谷嵜が覆面作家なのをいいことに、創作サロンの参加者にも、自分の家族にもそう偽っているのだ。これは詐欺なのだろうが、全身で谷嵜レオを生きてしまっている紡には、その考えはしっくりこなかった。ほんものの谷嵜が逮捕されてしまうまでは。

 

 

初出:「オール読物」2021年1月号、2022年6月号、2021年9月・10月合併号

 

 

私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め、 最大は五つ星)

 

「2020年のロマンス詐欺」は、東京へ出てきたばかりの若者とはいえ、簡単に騙されすぎで白けてしまう。しかし、犯人については意外性があり、結果も良しであり、終わりよければすべてよし。

 

「五年目の受験詐欺」は、そんな馬鹿な話に乗るなんてと白けそうになった。しかし、長男は優秀で、すいすいと進学し、一方次男は何時間も何時間も勉強するのに順位が上がらない。「お母さん、どうしたら、成績あがるの?」と泣いていた。こんなこと言われたら、受験詐欺にひっかかるかもしれないなと思った。

 

「あの人のサロン詐欺」は、「そんなに10年もバレないって、おかしくない?」と思ったが、まあいいや……。

 

 

辻村深月(つじむら・みづき)の略歴と既読本リスト

 

 

「子供部屋おじさん」「子供部屋おばさん」:自分の子供部屋に住み続けておじさんやおばさんになった人

「バカ、死ぬな! 死んだら殺す! ほんと、殺すから!」

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GONZOでランチ

2022年12月17日 | 食べ物

 

私は6年以上、エスプレッソマシンを使っていて、使い捨てのアルミのカプセルをごみとして捨てるのが気になっていた。
ネスプレッソ社からのメールで「リカバリーバッグ」を800円で購入すると、使用済みカプセルを自宅回収してくれて、900円のギフトクレジットをくれるとあった。さっそく購入し、現在カプセルが溜まるのを待っている最中だ。

もう一つ、無料でリサイクルバッグを注文し、使用済カプセルで一杯になったら特定店舗に持参し、回収ボックスに入れる方法がある。この店舗を調べると、最も近い店が吉祥寺のGONZOというピザ屋さんだった。

 

イントロが長くなったが、昭和通りと中道通りの間の西三条通りにあるグラニコビルの一階にあるGONZOへさっそく行ってみた。

 

入口そばにリサイクル回収ボックスを確認。

ランチに久しぶりの本格ピザを食べることにして、カウンターに座ると、目の前が大きな窯。

 

 

サラダの上に乗せたチーズが美味。

 

目の前で女性が一人で生地の上にトマトソースを塗って、具を並べて、窯に入れて、しばらく経つとようやく焼きあがった。

「来た来た」と、パチリする前に、勇んで食べてしまったマルゲリータ。



昼飯担当の私は、ついつい面倒で、スーパーの保存がきくピザに頼ってしまう。しかし、当たり前田のクラッカー(古っ)、食べなれたピザとは大違いの味にびっくり!

 

ポポロは濃厚で、イタリアンになった気分??

 

相方は、ドルチェ(デザート)を追加。

 

私は、イタリアンピザの店だからと無理してエスプレッソのダブル。

 

相方はラテ。

 

3千数百円で本格ピザなら大いに結構。

シェアーして二人で食べたのだが、結局、おなか一杯で3切れほど残し、アルミホイール+紙袋でお持ち帰りとなり、晩飯の主役となったのだから、相当安上がり。

 

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下高井戸 旭鮨総本店でランチ

2022年12月15日 | 食べ物

新宿京王百貨店の8F、下高井戸 旭鮨総本店でランチした。

 

店名に「下高井戸」が付き、各支店名に「総本店」が付くのはなぜと思い、ホームページを調べてみた。
昭和2年京王線下高井戸駅際に蕎麦屋「旭家」が開店したのが始まり。

昭和39年新宿京王百貨店8階食堂に出店。昭和43年社名を「旭鮨総本店株式会社」にした。

 

11時半なので並ばずに入れてごきげん。

私はにぎり鮨で、相方はちらし鮨

 

まず、二人にサラダと茶碗蒸し。

 

 

あさりの味噌汁付きのにぎり鮨。

 

あさりの味噌汁にちらし鮨

 

サラダ、茶碗蒸しとあさりの味噌汁付きで各2千円なら、まあそうだろうなという味でした。

 

 

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12月(1)の散歩

2022年12月13日 | 散歩

 

ツワブキ(石蕗、艶蕗)。

 

 

 

キンギョソウ(金魚草)。Google Lens のお告げですから確かでしょう。私にはルピナスとの差がわかりませんが、じっくり見ていると、花びらが金魚の尾のように見えてきました。

 

名札が刺してあって、スノーサーファーという素敵な名前がありました。

 

スーパーアリッサム(厳しい暑さの時期でも開花するように改良されたスイートアリッサム)

 

Google Lens様は「ミニトマト」とおっしゃっていますが、お世話になっていて申し訳ありませんが、「それはちょっとどうかな」という気がするのですが?

 

キバナコスモスという話もありますが、葉っぱが違うんですが?

 

いろいろな種類があるようですが、要するにピラカンサ。

 

センリョウ。

 

こんもりのサザンカ(山茶花)。

 

見事な紅葉。

 

モコモコの木。

 

結構な大木です。

 

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伊坂幸太郎『マイクロスパイ・アンサンブル』を読む

2022年12月11日 | 読書2

 

伊坂幸太郎著『マイクロスパイ・アンサンブル』(2022年4月25日幻冬舎発行)を読んだ。

 

幻冬舎の特設サイトにはこうある。

見えていることだけが、世界の全てじゃない。知らないうちに誰かを助けていたり、誰かに助けられたり。失恋したばかりの社会人一年生と、元いじめられっこのスパイ一年生。二人は、さまざまな仕事やミッションに取り組むが、うまくいくことばかりではなくて……。

猪苗代湖で2015年から開催されている音楽フェス「オハラ☆ブレイク」のために、伊坂幸太郎さんが毎年書き続けた短編「猪苗代湖の話」。会場でしか手に入らなかった7年分の連作短編が満を持して書籍化!

 

失恋したばかりの社会人と、元いじめられっ子のスパイが住むまったく別の世界。二つの異なる世界の話が交互に進み、偶然に何かが揃ったときに扉が現れ、行き来できるようになる。互いの世界が交錯して、知らないところで知らない人を助けたり、助けられたり。現実のこの世界も、実はいろいろな世界と繋がっているのかもしれないと思わせるおとぎ話風の物語。

 

 

小さな世界

エージェント・ハルト:国家のために働く諜報員。
僕:エージェント・ハルトに助けられたいじめられっ子。ハルトの訓練を受ける。
エージェント・オハラ:ハルトの相棒の諜報員。のんびりしていてミスが多い。
蝉ジェット、カゲロウジェット:巨大化させた蝉やカゲロウの下に籠をつけ、マイクの音で操縦して飛ぶ。

 

普通の世界

松嶋:新人会社員。仕事ができなくて苦労。
門倉課長:悪くなくてもすぐに謝ってしまうぺこぺこ課長。
小森課長:女性課長。
天野さん:松嶋が気になる2歳上の女性社員。

 

私の評価としては、★★★☆☆(三つ星:お好みで、最大は五つ星)

 

ファンタジー小説というか、御伽噺風の小説は私の好みでないため点が辛くなった。

とくに前半、みじめな新人サラリーマンの話と、空を飛ぶ小人スパイの話という全く異なる話が平行して進むので、いずれ関連すると思っていても、いやになる。

フェス参加グループの歌詞を間に挟んでいるのも、洒落た雰囲気よりも無理感が強かった。

 

その場で読み捨てのつもりで書いたミニ小説を積み重ねた成り立ちなので、どうしてもバラバラ感があって、それなりの即興的面白さはあっても、いつもの伊坂流の、濃いキャラの登場や、余裕のユーモアが十分でない。

 

伊坂幸太郎の履歴&既読本リスト

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国宝展へ

2022年12月09日 | 行楽

 

そう言えば国宝展に行ってないと、突然思いつき、予約サイトにアクセス。アクセス集中でシステムがなかなか動かない中、かなり頑張ったが、いずれの日も予約は既に満杯。
15日が翌月12月の予約開始とあったので、じっと何日も我慢で15日10時開始と同時に予約にチャレンジ。12月1日は外して、2日の9:30という早すぎる時間ならとアタックしてようやく2枚確保。

 

通勤客に混じり朝早く出て上野駅、公園口にたどり着く。修学旅行の生徒がいっぱい。

 

まっすぐ行けば上野動物園。国立西洋美術館を右に見て、

 

斜めに林の中をのんびり歩く。

 

東京国立博物館が見えてきた。まだ9時前でガラガラだと思ったら、開館前に既にチケットを持った人が長蛇の列。

 

9時の人々が入り、30分以上並んで、結局9時半過ぎに入口に到達。

 

何回も行列に並び待機し、ようやく入館。

青い丸屋根の表敬館手前の大きな紅葉が見事。

 

奥の平成館が会場。

 

平成館と本館の間から東京スカイツリーが見えた。

 

教科書で見た覚えがある品がずらずら並ぶ。

絵画では、平安時代の絵画がきちんと保存されているのにびっくり。一番見たかった「長谷川等伯の松林図屏風」が前期展示なのでなかったのが残念。

書跡は、興味ないのでほぼスルー。しかし、極小の楷書体が巻物に延々続くのにあきれる。

考古物では、「埴輪 挂甲の武人」に見とれた。ただの穴の目がいい。

漆工では、「尾形光琳の八橋蒔絵螺鈿硯箱」を横から、裏からたっぷり眺めた。日本の美術工芸は最高だ。誇りに思ってしまう。

刀剣は、パス。美術品だが武器でもあり、多くの品の違いが判らない。刀剣女子?がじっと見つめていた。

 

1時間20分で出口手前に到達。ここではじめて撮影可能となって、

金剛力士像、2体

 

子どもの頃、高価で手が出なかったあこがれの切手だった「見返り美人図」をパチリ。ただし、複製。

 

ランチ時で東洋館の脇にある「ホテルオークラ レストランゆりの木」へ。

 

並んでいるので、脇に入口のある庭園へ。

春草廬などぶらぶらして、戻ると、

 

もっと混んでいて、さんざん待った。

私は海の幸丼。

 

相方は天ぷら盛そばセット

天ぷらがまったく脂っぽくなくて極上だったとの事。

 

紅茶も付けて4千円弱なら結構でした。

 

 

博物館を出て、上野公園大噴水と通り過ぎると、これは何?

囲いの中を覗いても、空。

横に止まっていた車を覗くと、「関東甲信越地区総合錦鯉品評会」とあった。

 

目からたっぷり栄養を取ったはずだが、帰り道、吉祥寺東急をブラブラして帰宅したら、1万歩になったので疲れた。

 

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11月(2)の散歩

2022年12月07日 | 散歩

 

井の頭線久我山駅北にある「久我山 稲荷神社

 

当社は古来久我山の鎮守で、明治40年4月に字北原にあった天祖神社を合祀した。御祭神は受持命(うけもちのみこと)

 

「明治、大正時代、村の若者がこれを担ぎ上げ、力を競って楽しんだものです。

石の表にはその重さと担ぎ上げた人の名が刻んであります。

古来病人ある時、これを持ち上げれば全快するとして「石占い」に由来すると云われています。

この石の重さは、百二十キログラムあります。」

 

石の上には「三十二貫目」とあり、左に〇〇太郎と刻まれている。

 

高く聳える松。

 

日が当たって明るい色のユリウス。シソ科と言われればそうかもと思う。

 

丹精に育てた菊をご披露。

 

私も30代の10年間、菊つくりに凝っていたのでご苦労様でしたと言わせていただく。

 

ツワブキ(石蕗、艶蕗)。

 

ピラカンサの生垣。

 

鈴なりのピラカンサ。

 

電動キックスケーター? レンタル?

 

 

 

 

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11月(2)の花

2022年12月05日 | リタイヤ生活

 

11月21日に届いた花

 

 

 

 

 

3日後

 

 

 

透き通るような淡い水色のデルフィニウム。

 

デンファレのお手入れ方法には「冬場には気温が低すぎると元気がなくなるので、適度に暖かい場所に置きましょう。しかし、暖房の風が直接当たらないように」とあった。贅沢な!

白と、

 

薄紫がある。

 

「幸福の木」として知られているドラセナの仲間のサンデリーホワイト。

 

深紅のセンニチコウ(千日紅)。

 

初めて作ったドライフラワー。黄色い玉のゴールドスティックは5月9日に届いたもので、半年経過してもいまだにくっきりとした黄色を保持している。千日紅は6月6日に届いたもので、すでに5か月経過し、千日紅(紅色)が千日桃に変わってしまっているが、まだ鑑賞に堪えている。

 

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