3日前に母に言われて念仏講に行くことになった。子供の頃の記憶では毎年持ち回りで個人の家で盛大にやったはずだが、20年位前からの集会所でやるようになったという。母は初めて参加する時は私にお酒を持たせるか迷ったが、近所のおじさんの助言で今回は母の名代で行くので手ぶらで行けばよいということになった。この夏ドブさらいでご近所デビューしていたが殆ど顔を覚えてなく知らない人ばかりなので、正直なところあまり気が進まず、ぐずぐずしているうちに開始時間の12時になり慌てて集会所に向かった。
集会所に近づくと念仏に合わせた鐘の音が聞こえてきて定刻どおりに始まったことがわかった。急いで集会所の戸を開けると同時に鐘が鳴り止んで何と念仏が終わってしまい、仕出し弁当やお酒の準備が始まった。準備を手伝いながら見渡すと30人から40人位の人達で年配の人が多いが私より若い人が3割位いた。男女6分4分の割合というところか。それから直ぐ乾杯で食事が始まった。遠慮して端に座ったつもりが区長さんの横に座ってしまった。しかしあまり気遣うことも無く次の地方選挙や台風の被害、人の噂話等をして小一時間経つと開きになった。
いつの頃からか念仏を上げる時間を短くし、の人達が集まって気楽に飲み食いする気分転換の行事になっていた。昔は殆どが農家だったが今では勤めに出る人が増え、夜から日曜日の昼ということになったらしい。お酒の量も減って大騒ぎにもならず、1時間あまりで正式なお開きの挨拶も無く参加者は三々五々に散っていった。なんともあっさりした念仏講であった。
集会所に近づくと念仏に合わせた鐘の音が聞こえてきて定刻どおりに始まったことがわかった。急いで集会所の戸を開けると同時に鐘が鳴り止んで何と念仏が終わってしまい、仕出し弁当やお酒の準備が始まった。準備を手伝いながら見渡すと30人から40人位の人達で年配の人が多いが私より若い人が3割位いた。男女6分4分の割合というところか。それから直ぐ乾杯で食事が始まった。遠慮して端に座ったつもりが区長さんの横に座ってしまった。しかしあまり気遣うことも無く次の地方選挙や台風の被害、人の噂話等をして小一時間経つと開きになった。
いつの頃からか念仏を上げる時間を短くし、の人達が集まって気楽に飲み食いする気分転換の行事になっていた。昔は殆どが農家だったが今では勤めに出る人が増え、夜から日曜日の昼ということになったらしい。お酒の量も減って大騒ぎにもならず、1時間あまりで正式なお開きの挨拶も無く参加者は三々五々に散っていった。なんともあっさりした念仏講であった。