最近まで健康のため週2―3回のペースで多摩川沿いのコースをジョギングしていた。府中の自宅から旧中河原線跡の遊歩道を通り総合体育館から多摩川の堤防を下ると狛江まで、上ると昭島まで夫々片道10km、13km程度ある。又、出張などで海外に行く時は必ずシューズを持って行きジョギングして体調維持に努めた。その中で私の気に入っているジョギングコースを紹介する。
最も好きなコースは昨年9月娘の結婚式に行ったシドニー港の海岸線である。ダウンタウンにあるハイライズのホテルからサーキュラーケイに向かって下るとフェリー発着場の右手にオペラハウスが見える。左手には半円形のハーバーブリッジと対岸の丘に住宅街が見える。オペラハウスを左に見て走り、更に総督官邸下からボタニック公園、岬の突端の「マッコォーリーズ夫人の嘆きの岩」と美しいシドニー湾を左手に見ながら走り続けるとレストランやお土産屋になっている元魚市場があり、その先の軍港に巨大な軍艦が停泊している。しばらく走ると軍港のゲートがありここまで約8km余りあり、ここから引き返す。 ホテルのコンサージュは市街地を復路に薦めたが私はもと来た道を戻り、港付近のオープンカフェで朝食をとるか、テークアウトしてホテルで家内と食べた。青い海と緑に生える真っ白なオペラハウスと都市計画に基づいた高層ビルの見える美しいコースと季節柄か乾燥してあまり汗をかかない最高のコースで滞在中は毎朝気持ち良く走った。
今注目されているシュワルツネガー知事のいるカリフォルニア州サクラメントのアメリカ川沿いのコースも気に入っていた。98年当時市の中心の東側を南北に走るハウ大通りとアメリカ川が交差する辺りのアパートに住んでいたので週末になるとコンパウンドの前の広い道を一渡りしてジョギングした。コースは川沿いのサイクリングコースで、上流には開拓史時代を忍ばせる名前のゴールドカントリーからサクラメントの水源ダムを越えて延々と続いている。鮭や鱒の産卵場があり、秋になると付近は産卵の為凄く生臭い雰囲気が立ち込めていた。下流にはオールドサックといわれるサクラメント旧市街地からダウンタウンにつながり、川幅が広がり時折遊覧船がゆったりと浮かんでいた。夏にはあちこちでバーベキューを楽しむ人達を見かけた。特に真っ赤な夕焼けが川面に映える中を走るのは最高の気分だった。しかし治安が余り良くないのでサイクリングではあまり気にしなかったが、ジョギングは暗くなる前に気をつけて早めに切り上げねばならなかった。
三番目に好きなのが私の田舎の愛媛県長浜町から双海町までの15km余の国道沿いのコースである。 左手に瀬戸内の島々が霞の中に浮かび、天気の良い日には九州まで見える(私自身は見分けがつかない)。 夏は暑すぎるし、冬は風が強すぎるので、走るなら春か秋である。沿道には季節毎の花が植えられており、特に春先には菜の花が咲き乱れ美しい。途中で交通量の多い道路を横切らねばならないところがあるが、歩道の整備が徐々に進んで快適に走れるようになってきた。
番外はカナダ・ビクトリア港周りの散策コースである。港の景色は非常に美しいが道が狭くジョギングには向いていないのが残念だった。東京湾に映える夜景を見ながら走るお台場の海岸線も素晴らしいジョギングコースになると思うが、今のままでは走りにくい。その他香港港湾、西シアトル等も好きだった。こうしてみると特に理屈はないが私の好きなコースは全て水際にあり、自然と人間(都市)が共存している場所であることに気づいた。ここに来て膝への負担の軽減を考え、ジムのトレッドミルで代用するようになり外で走らなくなったが、今では旅に出ればその土地を走り感じる積りである。
最も好きなコースは昨年9月娘の結婚式に行ったシドニー港の海岸線である。ダウンタウンにあるハイライズのホテルからサーキュラーケイに向かって下るとフェリー発着場の右手にオペラハウスが見える。左手には半円形のハーバーブリッジと対岸の丘に住宅街が見える。オペラハウスを左に見て走り、更に総督官邸下からボタニック公園、岬の突端の「マッコォーリーズ夫人の嘆きの岩」と美しいシドニー湾を左手に見ながら走り続けるとレストランやお土産屋になっている元魚市場があり、その先の軍港に巨大な軍艦が停泊している。しばらく走ると軍港のゲートがありここまで約8km余りあり、ここから引き返す。 ホテルのコンサージュは市街地を復路に薦めたが私はもと来た道を戻り、港付近のオープンカフェで朝食をとるか、テークアウトしてホテルで家内と食べた。青い海と緑に生える真っ白なオペラハウスと都市計画に基づいた高層ビルの見える美しいコースと季節柄か乾燥してあまり汗をかかない最高のコースで滞在中は毎朝気持ち良く走った。
今注目されているシュワルツネガー知事のいるカリフォルニア州サクラメントのアメリカ川沿いのコースも気に入っていた。98年当時市の中心の東側を南北に走るハウ大通りとアメリカ川が交差する辺りのアパートに住んでいたので週末になるとコンパウンドの前の広い道を一渡りしてジョギングした。コースは川沿いのサイクリングコースで、上流には開拓史時代を忍ばせる名前のゴールドカントリーからサクラメントの水源ダムを越えて延々と続いている。鮭や鱒の産卵場があり、秋になると付近は産卵の為凄く生臭い雰囲気が立ち込めていた。下流にはオールドサックといわれるサクラメント旧市街地からダウンタウンにつながり、川幅が広がり時折遊覧船がゆったりと浮かんでいた。夏にはあちこちでバーベキューを楽しむ人達を見かけた。特に真っ赤な夕焼けが川面に映える中を走るのは最高の気分だった。しかし治安が余り良くないのでサイクリングではあまり気にしなかったが、ジョギングは暗くなる前に気をつけて早めに切り上げねばならなかった。
三番目に好きなのが私の田舎の愛媛県長浜町から双海町までの15km余の国道沿いのコースである。 左手に瀬戸内の島々が霞の中に浮かび、天気の良い日には九州まで見える(私自身は見分けがつかない)。 夏は暑すぎるし、冬は風が強すぎるので、走るなら春か秋である。沿道には季節毎の花が植えられており、特に春先には菜の花が咲き乱れ美しい。途中で交通量の多い道路を横切らねばならないところがあるが、歩道の整備が徐々に進んで快適に走れるようになってきた。
番外はカナダ・ビクトリア港周りの散策コースである。港の景色は非常に美しいが道が狭くジョギングには向いていないのが残念だった。東京湾に映える夜景を見ながら走るお台場の海岸線も素晴らしいジョギングコースになると思うが、今のままでは走りにくい。その他香港港湾、西シアトル等も好きだった。こうしてみると特に理屈はないが私の好きなコースは全て水際にあり、自然と人間(都市)が共存している場所であることに気づいた。ここに来て膝への負担の軽減を考え、ジムのトレッドミルで代用するようになり外で走らなくなったが、今では旅に出ればその土地を走り感じる積りである。