かぶれの世界(新)

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お囃子とジャズ

2007-05-27 00:00:07 | 音楽

府中市の5月はお囃子に始まりジャズで終る。3-5日は暗闇祭り、最後の土曜日の今日はケヤキ並木でジャズ・ライブがあった。府中駅やデパートの周りの広場の5つのステージに都内の大学のジャズバンドが入れ替わり立ち代り出演して演奏した。

午前中バドミントンの練習で汗を流し昼食後散歩がてら順番に覗いてみた。昨日の肌寒い雨とうって変わって初夏の日差しは強く、そよ風が心地よい。フルバンドからドラムス・ベース・サックス・エレクトーンを組み合わせたトリオやカルテットなど色々な形があったが、ヴォーカルは殆どない。

最高の音響システムを誇るコンサートで聞くジャズも良いけど、オープン・スペースで聞くアマチアバンド、といってもかなり実力はある、も悪くない。40-50分ごとにステージを梯子して4つのバンドを聞いた。中でも国立音大のフルバンド・ジャズが良かった。

彼らは昨年の山野フルバンド・ジャズ・コンテストで優勝したとのこと。私が見た唯一のヴォーカルの女性は可愛くて魅力的な声をしていたが低音や細い声が不安定で聞いててハラハラした。その後一橋のカルテットがユニークでノリが良く面白かった。

ケヤキ並木を歩くと、先日あった暗闇祭りのお囃子の中、ひょっとこおかめと神輿、勇壮な流鏑馬を思い出した。同じケヤキの下で現代音楽と何百年も続く行事が行われると思うと不思議な気がする。

私の思い込みかもしれないが見回すとジャズのほうが年配の方が多いような気がする。いいところで掛け声や拍手が沸く、そちらに目を向けると私と同じ年代のおじさんだ。祭りで法被を着た短髪のいなせな兄さんは(といっても二の腕は白かったが)、今日は何処にいたのだろうか。■

コメント
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