かぶれの世界(新)

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生活変えたら - 本音編

2007-05-13 23:56:16 | インポート

覚君、コメント有難うございます。種明かしすると、人の役に立つボランティア活動をする高尚な目的の為に生活を変えたのではないのです。今の生活パターンに飽きたからなのです。コンサルタントの仕事も開店休業状態だし、働いてお金を稼ぐのを終わりにしようと思ったからです。

私は同じ生活パターンを長く続けることは出来ない人です。会社勤めしている頃(管理職になってから)、同じ会社内でも2年から3年周期でかなり劇的に担当業務が変わり、それによって幸運にも生活パターンを変えることが出来ました。

実際、早期退職までの最後の15年間は生産から営業まで7つの領域を担当しました。2-3年サイクルで色々な経験をさせゼネラリストを育て、その中で幹部を選抜昇進させていく日本の大企業に典型的な年功人事システムの中にすっぽり入り、ある意味楽しく仕事をしました。

私の場合、この会社内転職サイクルは新たな知識を学び、内外を旅行し人と知り合う機会を与えてくれるものになりました。うんざりしてやり残したことを全て忘れて新しいことに取り組める機会を定期的にタダで与えてくれる仕組みは私には決して悪くはありませんでした。

私の場合、新しい部門の責任者として赴任すると新しい役割とスタッフを理解するのに約1年かかり、成果が出始めるのは2年目に入ってから、3年目にはややマンネリになるパターンを繰り返したと思います。お陰で真の専門家になることは出来ませんが私は気に入っていました。

先日エルピーダの坂本社長が外資系の会社では1年以内に成果を出さなければならないとテレビで答えていました。かつて一緒に働いたコンサルタント諸氏は1年といわず出来るだけ早く効果を見せ(Quick hit)ないと信頼を得られないと言ってました。その点私は時間がかかり過ぎました。

退職後は自らアクションをとらないと何も起こらないことに気が付いたのですが、いつも変化に対し受身だったので中々その気にならず、今回が退職後初めて自分が決めた軌道修正でした。といっても活動の場は変わらず経済を含め生活環境を激変させた訳ではなく、精神的な切替が主の気楽なものでした。

ということで、多分1年も経つとボランティア活動についてウンチクを語るようになり、2年経つとそれなりに貢献できるようになるけど飽きてきて、3年以内に又新しい何かをしていると思います。■

コメント (1)
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