かぶれの世界(新)

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住みたい街(2)

2016-01-14 22:16:16 | 日記・エッセイ・コラム
予約した本が最寄りの地域図書館に届いたと市立中央図書館からメールが来た。昨秋田舎から帰京して直ぐ予約した「ガイトナー回顧録」(日本経済新聞)だ。直ぐに中央図書館に出向いて、予約後3ヵ月経ってようやく手元に届いた。ガイトナー氏はリーマンショック時NY連銀議長でオバマ政権発足後ポールソン財務長官の後任に指名された。

前任のポールソン元財務長官の回顧録は読んだが、オバマ政権が100年に一度の危機にどう取り組んだか知りたかった。660ページもある大作でとても読み切れそうもないから貸出期間延長になりそうだというと、係員に予約本は延長出来ないと釘を刺された。最近めっきり読書スピードが落ちたので頑張らなくちゃと思った。

だが、私は何だか嬉しかった。読みたいと思った本が手元にあることに加え、こんな小難しい本を読むために3か月も待たせる。しかし、4000円も出して本を買う気はないという人達だ。そんな私と同じ考えの人達が市内にゴロゴロいるということだ。同じ思いの人が一杯いる街に住めることを知って幸せに感じた。やっぱりここ府中市は「住みたい街」ナンバーワンだ。■
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高齢者とスマホ

2016-01-14 10:41:12 | ニュース
年明てもう2週間たった。色んなことが起きて投稿したいテーマが沢山あるのに、自宅建て替えの為にやらなければならない作業の多さに圧倒されて手が付けられない。そんな時昨日の夕刊に面白い記事を見つけた。高齢者のスマホ保有率が減少していると伝える記事だ(日本経済新聞)。

その理由は単純で、高齢者の視力の衰えと年金生活者には高額過ぎる通信料だという。減ったということは一旦契約した人が解約したということだろう。私はスマホでやれる作業内容とランニングコストを比べて価値がないと理屈っぽく判断し端から購入する気が無かった。だが、家内が昨年末にスマホに切り替え私を除く家族全員がラインでつながっているのを見て、私は「おいてきぼり感」を強めていた。

昨夕飲み会に出かける家内に記事を見せて意見を聞くと、彼女は「スマホは使いにくく出来ればガラケイに戻したい」と正直に言った。同居の息子に教わりながら使っているが中々使いこなせてない。同じ間違いを繰り返す。それどころが、スマホに切り替え以来、何故か彼女と連絡出来ない時が急増した。理由は簡単だった。

というのも彼女が気付かないで「機内モード」に設定しているらしい。調子が悪いと言って息子にスマホを見せ、何度も同じ間違いを指摘されていた。操作法が良く分からない上に、字が小さくて狙ったところを正確に指でポイント出来ないらしい。タブレットは字も大きく間違えることもなかったと言う。彼女はまだ高齢者ではないが、スマホ解約の予備軍のようだ。

だが、息子や娘と一緒に外出するとどこででも欲しい情報を取り出し、その場で的確な判断出来るのを見るとスマホの凄さや便利さを感じる。彼等は子供の時からパソコンがあった世代で、今はスマホで未経験のアプリや情報源でもその場その場で極めて自然にアクセスする。そう言うのを見て家内も切り変えたのだろうが、そうはいかなかった。私もIT関連の仕事に携わって来たがどうも家内の側にいる。少し救われた気分だ。■
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