かぶれの世界(新)

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戦う老戦友2020

2020-02-10 20:58:44 | 健康・病気
私と同年代の人達の訃報を伝えるニュースを見て、他人ながら「お前もそうか」と感じるようになって数年。一方、ニュースにならないが一生懸命生きている友人に会って、「こいつ頑張っているな」と勇気づけられることも多々ある。普通に生きていることが頑張ることになった。

そんな中で、永らく親しくしてもらっていた3人の友人が(私の印象では)昔なら大変な手術をしたと打ち明けられ、その後元気に過している様子をみて驚き勇気づけられた。

最初に、近くに住んでいる会社の同期Kは数年前に前立腺肥大で手術をし、昨年は狭心症で心臓付近の動脈を拡げるステント治療をやったという。テレビ等でどんな治療なのか聞いていたが、身近な友人に具体的に聞くと怖いと思った。狭心症の時はちょっとした坂でも息切れしたが、術後は普通に歩けるようになったという。

次の友人は30代の頃に市のバドミントン大会の男子複に参加したパートナーで、優勝や準優勝をしたバドミントンクラブの仲間だ。私より4つ5つ若い。彼は2年前に消火器系のがんを患い、胃の1/3と食道を切除した。今は元気にバドミントンを再開しており、先日練習ゲームに組んでやった時は私より余程俊敏にプレイし驚かせた。

3人目は向かいの家の元1級建築士で、彼は右脇腹を指で示しながら今週入院して2度目の動脈瘤の切除手術を受けるという。なので家を空けるが宜しく、とごくごく普通の出来事の様に挨拶した。「若い時悪い遊びをしたせいでしょう」と冗談を返したが、正直なところそれが大事なのか普通の医療行為なのか分かってない。

3人とも普通の病気みたいに笑いながら説明してくれたが、頻尿や痛風とかだけで大病を経験のない私は聞いただけで驚いた。彼等は平気な顔をして説明したが、それは外面だけでショックを受けたのかもと想像した。私もそうするかも知れない。だが、間違いなく彼等は戦っているのだと思う。■
コメント
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