腰痛対策の試行錯誤

３日前に腰に違和感があり、定点観測の一つ「高尾陣馬縦走往復」を中止、家族揃って武蔵小山の林試の森公園の桜見に行った。その後も腰の具合が今一で原因を探り、いつもの素人治療を始めた。朝のテレビ体操やストレッチはいつもの通りできるのだが、長時間デスクワークすると足腰に違和感が残る。

最初に思いついた腰痛の原因は高尾陣馬縦走往復の準備で、この３週間トレーニング仕様の歩き方に変えたことだ。毎日のウォーキングを跳ねるようにつま先で蹴って歩くようにしていた。歩き方を変えても変化無し、どうも私の推測は外れていた。歩き方で腰が痛くなるなんて聞いたこともなかった。

そこで思い出したのが以前に経験した腰の違和感だ。折り畳み式ベッドの中央が凹み、結果として不自然な姿勢のまま寝ていることだ。ベッドと和布団の間にマットを敷いて補正した。だが、暫くすると凹みはじめ今度はマットの下に合板を挟んだ。暫くは効果があるが、使っているうちに再び凹んで来た。

中高年の腰痛仲間は沢山いて対応策を聞いた。医者の診察でサポーターをしたり、ブロック注射を打ったり。だが、個人的には医者に診て貰いたくないし、痛いのも嫌だ。田舎のバドミントンクラブ仲間の元校長はベッドの上に畳を敷いて寝てると言った。田舎の実家ではベッドを定期的に上下逆にして対応した。

３年半前に自宅を建て直した時に購入した安物のベッドが今回の原因なのは間違いなさそうだ。家内はベッドを買い替えろと勧めるが、ケチな私はなるべくならお金を使いたくない。実家のベッドは母が２０万円以上の高級ベッドを買ってくれたが、長年使っていると凹んだ。ましてやだ。

考えあぐねた挙句元校長の勧めを思い出し、昨晩２階の客間の板張りの床にマットを敷いて寝た。マットを敷いたとはいえ板の上、最初は背中が酷く痛かった。それでも寝られない程ではなく、体の歪みを直してくれたと思う。少なくとも今腰痛が悪化していない。これからも様子を見ながら試行する積りだ。■