かぶれの世界(新)

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新年会強行

2021-01-02 11:33:50 | 日記・エッセイ・コラム
クリスマスパーティに続き、元旦に新年会を強行した。昨年までは元旦に息子は嫁さんの、娘は婿さんの実家に行くのが習慣だった。今年はコロナ禍で訪問を遠慮したらしい。だが、長男によれば孫にとってお小遣いや贈り物をもらう大事な機会で、我が家での新年会を強硬に要求されたという。

急遽出前の寿司をとってお正月を迎えた。一昨年まで晦日の夜に花火が上がったが、昨年は何の音も聞こえてこなかった。だが、今年の元旦の朝と昼には馴染みの音が聞こえて来た。関東の習慣だという切り餅の雑煮を頂き、テーブルを3つ縦に並べてパーティの準備をした。

最初に娘の家族が車で来て、その孫と一緒に長男家族を駅まで迎えに行った。幼稚園の年中組一早いという孫がスキップで走ると追いつくのが大変だった。我が家の孫たちは皆俊足なのだ。久し振りに仮の(コピー)仏壇に線香をあげた。白状すると帰京後2度目の線香だ。

昼前には家族が揃って新年のあいさつを交わした。人気の寿司を出前したはずだが、私には変に魚臭く美味しくなかった。幸い子供たちにはそういう反応がなかった。私は最近魚の臭いが徐々に苦手になり、今や過剰反応しているからかもしれない。だが、田舎で頂く寿司は明らかに新鮮だ。

お小遣いやプレゼントへの熱い反応はなかった。私は小遣いは誰にもやらず上の子に登山用のコンパスを贈った。孫たちの間では自然と二つのグループに分かれた。小四の子が離れて静かに漫画本に熱中し、年の離れた下の二人は玩具遊び等で騒いでいた。三人いれば派閥ができるのは自然だ。

大人の話題は異例のテレビ芸能界の話になった。家内は7月の三浦春馬のニュースを聞いて変わったという。コロナ自粛下の田舎の生活でテレビドラマにはまった私も今回は女達の会話に参加できた。特に家内と嫁さんが三浦春馬の熱い対話は詳細にわたり、真偽はさておき中身が濃くとてもついて行けなかった。

長男によると大学時代のラクロスクラブの女子マネージャが何人も芸能界で活躍しているという。それ以上の広がりはないモノの、女子会化した新年会のトークに一矢報いた。何時もだと仕事の話やサッカー・駅伝などの男のスポーツダネで盛り上がる新年会がすっかり変質した。何しろ私が多部未華子とか言って女子会の会話に入って行くのだから。

我が家の新年会はコロナの影響で元旦になったが、実はコロナの話題は殆どなかった。嫁さんや婿さんの親への気配りの話題があっただけだ。話したのは芸能ネタに加え暖かくなったら旅行しよう、行先はどこにするか、それまでにコロナが収まっているか、とか。そんなところが普通の家族の認識かも知れない。誰か身近な人が感染すると事態は一変するのだと思うが。■
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