田舎暮らし雑感２０２３（１３）

今朝がた寒さで震えて７時前に目が覚めた。気温が下がる天気予報を見て何時もは下着１枚で寝てたが、帰郷前に家内が用意してくれた夏パジャマを着て寝た。だが、目が覚め手気付くと夏布団をはねのけて寝ていた。隣の書斎の温度計を見ると２３．１度、湿度は６９％だった。窓を開けると２９度まで下がった。

一昨日は朝２６．３度７７％、昨日は２４．９度７５％だった。気温が１．８度下がっただけで体感的には寒くなって震えた。気温の変化に敏感になったのは老化のせいか、それとも同時に湿度が７０％台から６０％台に下がったことが影響したか。何でもデータ化して考える私の性格だ。いよいよ本格的な秋が来たかという思いになった。

朝食後にテレビの週刊ニュースを見た。ウクライナ戦争や国連報告や内閣改造の評価等々。何時もの様にテレビは物事を斜めから見て、悲観的な評価しかできないのかと気分が悪くなった。気分転換と秋の準備を兼ねて、２階の押し入れから秋用の布団や毛布を階下に下ろして干した。

表に出て真っ新な空の色と爽やかな秋の風に吹かれてとても気持ち良かった。庭で手鏡を見ながら髭剃りをした。すると日差しが意外に強いと感じた。これでは今日も午後から真夏日になりそうだと思い、ポケットからスマホを取り出して天気予報を見ると最高２８度だった。

７月半ば以降、四国の田舎の大洲盆地の実家は何故か東京より気温が低い日が多い。昼食後にまたまたテレビを見て布団と毛布などを取り入れ、取り敢えず２階の客間に置いた。その時に表の気温が意外に涼しく感じたので、思いつき人間は出石寺までサイクリングすることにした。

出石寺はいつもの川沿いの散歩道から真っ直ぐ西ににある約８５０ｍの山頂にある寺で、２０年前頃に母が買ってくれたマウンテンバイクで何度も行った。私の足が回復したことを確かめたく、昨年買ったロードバイクで肱川沿いの道を出石まで走り、左折して山に向かって漕ぎだした。

だが、結論から言うと足は昨年通りではなかった。必死で坂道を上ったが出石寺まで８キロのところにある豊茂という小さな村で力尽きた。道沿いの家の庭で花に水をやっている婦人を見つけ水を飲ませて貰い実家に戻ることにした。上りの長い坂は凄く汗をかいたのに、下りの長い坂道を高速で走ると風が冷たく感じ怖くなり、ブレーキを踏んでスピードを落とした。

何度も繰り返してサイクリングとウォーキングは昔に戻ったと言ったが、間違ってた。明日は足痛が再発して今日までの様に歩けるか自信がない。■