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国政の縮図

2012-10-10 23:24:09 | 社会・経済

こんな田舎にも混迷する国政の縮図みたいなことが起こっている。列挙してみよう。

領土紛争

昨日、松山市にある施設に母を見舞い友人と食事をした。いつものように1週間分の食料を買い込み実家に戻り、洗濯物を取り込んでテレビを見るとローカルニュースをやっていた。何気なく見ていると、上海-松山間フライトの搭乗率がそれまで65-70%だったが、9月になり51%に急減したと報じていた。考えてみれば当たり前のことだが、中国との関係悪化が田舎にも波及していた。

オスプレイ

そのうちニュースは切り替わった。今話題のオスプレイが実家の上空を通り過ぎたらしい。岩国基地から普天間に移動中に実家のある大洲市上空を通り過ぎ太平洋に出たということのようだ。3機が確認され、これまでに12機が愛媛県上空を通過したという。ニュース画面は地元の人らしき老人が県に問題提起する様子が映っていた。地元の人は誰も知らない。

原発

四国に唯一つの伊方原発から実家は30km圏内にある。近所の人達はまったく心配してない。だが、南海トラフ巨大地震が発生した場合の深刻な被害想定が発表されて以来、伊方原発事故災害の可能性と三崎半島の細長く避難が困難な地形で地元の不安が募っている。

再稼動候補の一番手だった伊方原発がどうなるか、楽観的な地元自治体と反対運動では考え方に乖離がみられる。中村県知事は考え方を明確にせず慎重な姿勢だ、まさに民主党のどっちにも舵を切れる原発ゼロ方針みたいだ。

維新の会

ここ愛媛県にも維新の会が発足した。大阪維新の会の傘下に入り、中村県知事の支持を得ているという。だが、県議会も松山市議会でも少数派だ。民主党の風が吹いた時、Jリーガーや地元テレビ局の女性アナが国会議員に当選し小沢チルドレンとなった。今回の報じられ方を見ていると、維新の会も同じような気がする。

天皇杯サッカー

NFLの更に下部の地域リーグに所属する今治NFLがJ1のサンフレッチェ広島に勝った時、ローカルテレビは大騒ぎだった。自称野球王国の愛媛県だが、いまやサッカーの方がニュースになる。今日は香川県のカマタマ―レ讃岐が浦和レッズに善戦した。全国ニュースは浦和の16強入りだが、ここでは讃岐が善戦して惜敗だ。■

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