かぶれの世界(新)

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クルクル回りのサイクリング

2022-10-12 21:10:45 | 日記・エッセイ・コラム
4月に帰郷以来ずっと歯科医に通っている。西日本豪雨の後それまで診て貰った歯科医が水害にあい、代りに紹介された若い歯医者だ。彼は東京で働いていたが父君が引退されるので、帰郷して跡を継いだという。私には彼の治療スタイルが合っていたのでその後ずっと診て貰っている。

昨日9時半の予約時間に合わせて自転車で家を出たが、途中で予約したのは来週だと気付いた。普通は1週間に一度の治療だったが、昨日は差し歯の型をとるために1週間余計に間を空けて休みだったのを忘れていた。予定日が記入されたカードを見て一瞬アッと思ったが、元々サイクリングをする予定だったので慌てることなく方向転換した。

予定外の出来事で時間の余裕が出来たので、暫らくは余った時間を使って何処を走るか考えながら走った。先ずは市街地の国道56号線を下り、肱川橋の手前で左折して冨士山の裾道を走り南大洲に出た。そこから先に辿った道が大失敗だった。原因は私ではなく(!)肱川が蛇行しているせいだ。

肱川は支流の矢落川との合流点から西に上り、大洲城を南下し、臥龍山荘から東に上る。言い換えると冨士山を反時計回りに上って上流に向かって行く。私は肱川の蛇行を十分頭に入れてなかった為、宇和島方面に向かう道路標識を見て初めて逆方向(南)に走っていると気付いた。

そこで90度方向修正したが、暫く走るとドンドン山間部に向かい標識は東に向かう197号線の肱川町を指していた。自分が何処にいて何処に向かっているか把握して無かった。スマホの地図をチェックして「やばい、ドンドン実家から離れて行く」と気付き肱川にかかる小さな橋を渡り西に向かう道に出た。何のことはない肱川に沿ってクルクル回っただけだった。

後から地図をチェックすると、私は県道44号線を東に走り、小橋を渡り国道175号線を逆に西に走り、菅田に出て馴染みの道を北に走り実家に戻った。よくよく地図を理解して走ればどうってことはなかった。だがそれはそれとして、自分が何処にいるか分からない田舎道を走るのは結構楽しかった。知らない山道を歩く新たな集落を見つけるのと同じだ。■

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