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参院選に野党の勝算無し

2019-07-06 18:47:47 | ニュース
第25回参院選は直感的に与党が圧勝するとこの数か月の間思っていたが、ここに来て告示後の情勢調査をマスコミ各社が具体的なデータで報じてやはりと思った。元々は与党支持の私の希望的観測だったかも知れないが、報道では国民の多くも同じように思っているようだ。

先ず私の希望的観測の根拠を示す。第一に先の民主党政権時の大混乱が頭から離れられないのだ(実は私も民主党に一票入れたが)。いまだに印象に残っているのは、鳩山首相の沖縄基地移転を巡る迷走とか、菅首相時代の東日本大震災・福島第一原発対応の大混乱だ。枝野立民代表の顔を見るたびに当時インタビューに答えるスポークスマンの「がっかり感」を思い出す。

その後、当時の政府を構成した政治家たちは支持を失い分裂した。選挙だけの為に共産党から小沢元自由党まで一体となって戦った結果、仮に政権をとっても機能しない事が明確になった。未だにその反省をきちんとしないまま統一候補を立てても私は信じられない。これが第二の理由だ。

第三に国会審議における野党各党の対応だ。審議拒否や話し合いを拒否したり長引かせる一方で、審議時間不足を主張する。私の印象では建設的な政策論争の為の審議時間を倍に出来たはずだ。失言や不適切行為など個人追求に無駄な時間をかけすぎている。その為に重要問題が先送りされた。我が国に何が重要か理解しているのか、特に世界情勢の理解が決定的に欠けている。

安倍政権が長期化したが為と言われる大臣や政府スタッフなどの不適切な判断や発言は問題だ。与野党は非難し合っても、政府として機能する方向に持って行かなければならない。非難するだけで対案を持たず政権交代を実現させた時の混乱は二度とゴメンこうむりたい。そんな余裕はない。

世論調査(日本経済新聞6/7)では20代の政権支持が70%、高齢者の支持が49%という私から見れば世界的にも異常な結果だった。日本が世界的なトレンドと異なる最大の理由は、日本は格差が大きくない為と推測される。加えて一般論とは違うが、多くの高齢者は(多分、認知症比率が高まり)子供達の将来より、目先の自分のことしか考えないことの反映だと私は理解している。

結果として今のところ、「第25回参院選では野党に勝算はない」という私の推測はマスコミ各社の情勢調査でも裏付けられた。経済情勢などを考えると、高齢者の不安は払拭できないが怒りまで燃え上がらないだろう。もしそうなら状況は変わらないだろう。逆に若者世代の投票率の方が参院選の結果を左右し、場合によっては私の予測を狂わす要因になる可能性がある。■

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