かぶれの世界(新)

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失望のマイナンバー

2022-04-23 16:47:35 | 社会・経済
4月から実施されたはずのマイナ保険証に期待して、マイナンバーカードに加えて紙の保険証からワクチン接種証明や診察券まで全て透明のビニール袋に入れて医者に行ったが一度も利用されなかった。東京も田舎も同じだった。コロナ対応に限らず長年IT音痴を見て来たので、期待してなかったが。

チョット切れ気味の発言で申し訳ないが、もう馬鹿としか言いようがない。話は20年近く前に遡る。2003年に早期退職してから確定申告を始めた。90年代に米国で仕事をした時、米国のシステムに不慣れな我々出向社員は現地の会計士をアレンジして貰いディジタル化された手続きを見てた。

なので、「住民基本台帳ネットワークシステム」が導入された時は、直ちに「住基カード」を申請してオンラインで確定申告をした。初めは慣れないので苦労したがディジタル化するのは正しいと信じてやった。ところが、その後何らの発展もなく住基ネットはあっさり廃止して、マイナンバー方式に変わった。最初の躓きは、カードリーダーを買い替えないと使えなかった。

先頭切ってマイナンバーカードを入手したが、その後確定申告以外に利用が進まなかった。期待されたマイナンバーカードを使ったコロナ対策のワクチン接種予約も支援金支給も、いざ始まると何の役にも立たなかった。医者も官僚も全くのバカ、それを期待する私もバカだと悟った。

なのでマイナ保険証を受け付ける医者がいないと分かってもヤッパそうかと思っただけだ。厚労省は単純に馬鹿ではなく、医療界に気を使い国民の顔を見てないのも分かっていた。だが、新設のディジタル庁には幾分かの期待があったので、何も改善されない現状を見るにつけ残念だ。

彼等にどの程度の権限があるのか、官僚として機能する組織になっているのか分からない。民間から多数のスタッフが参画していると聞いているので、彼等に問題を指摘させ他省庁の仕事のやり方も含めて変革してゆかないと何も解決しないように感じる。

ニュースによるとディジタル庁の石倉洋子ディジタル監が健康の理由で近く退任するそうだ。後任は若くて元気な専門家をアサインして欲しいが、権限を与えない限り何も進まない。もうすぐ後期高齢者の私にはもう時間がない、バカな連中を相手にするのはもう止めた、という気分だ。■
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東京郊外の生活2021-22(9)気がかりな事

2022-04-22 18:10:53 | 日記・エッセイ・コラム
もう東京にいないのに気になることがある。個人的な印象だが、私の住む府中市の旧甲州街道の西側は最近建設ブームだ。沢山のビルが建設中でかつて下川原線だった遊歩道から見た風景が数年前と比べ一変した。高層ビルと言えば駅前の2棟データセンター程度だった。気になっているのは建設予定らしき空き地が沢山あることだ。

我が家のすぐ近くの旧甲州街道沿いの生花店が更地になったまま2カ月以上経過した。娘の同級生の実家だという。そこから分倍河原駅に向かうと旧鎌倉街道との交差点の元バイク販売店は解体され遺物の発掘作業が進んでいた。現場の人に聞くと多くの土器などの遺物が出てきたという。

私が幾つか見かけた近くの空き地は発掘作業待ちのようだ。狭い土地でも最低数人の作業者が必要で、考古学の専門家以外に測量などの知識も必要なようだ。市内のあちこちで建設工事が始めようとすると限られた数のこれら発掘の専門家待ち状態になっているように感じる。

ネットで調べたところでは、府中市は古いところでは熊野神社の古墳がありそこで石室が発掘されている。古代からの大國魂神社を始め八雲神社とか古墳群があり、旧鎌倉街道には分倍河原合戦場などがある。大河ドラマの舞台の鎌倉幕府に引導を渡した新田義貞の銅像が駅前にある。時代が下ると旧甲州街道沿いの調布には新選組が闊歩した。

私の自宅辺りはどこを掘っても何か出て来る「出土品の銀座」と言われているそうだ。4年前に自宅を建て替えた時も規則で発掘作業が必須であり、工事が計画より2カ月遅れて開始した。新宅に引っ越せたのは2カ月遅れだった。2ヵ月分の公団住宅の家賃はモチロン自腹だった。

だが、現在はその時より厳しいように感じる。私が見る限り現状は発掘作業そのものが2-3カ月遅れても始まらない。小さな宅地でも発掘に2カ月程度かかる。つまり4-5ヵ月間は余分に待つしかなく自腹を切って貸家など代替家に住むしかないのだ。

補足だが、あるスーパー跡のビル建設が他のより倍以上時間をかけている。私の想像では郊外には相応しくない高層ビルのようだ。上から覗かれるようで嬉しくない。隣の多摩市の多摩川沿いにも巨大なビルが建てられている。秋に帰京する時に風景がどう変わっているか凄く気になる。■
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田舎暮らし雑感2022(2)

2022-04-21 17:25:56 | 日記・エッセイ・コラム
今回の田舎暮らしは忙しい日が続いた。バス停から実家に戻る途中スーパーで好みの寿司5貫と果物類を購入した。それ以上はパソコン等の荷物が重く歩く元気がなかった。実家に着くと2階の部屋の窓を明けて風を通した。いつもだと湿度が高くかび臭かったが、今年はどうも違った。

いつもならカビが生える場所にカビがなかった。2階に続く階段と廊下にはやたら昆虫の死骸が転がっていた。最初見つけたのはアブラムシ2匹、蛾4匹、カメムシが10匹以上。2日目に全ての雨戸を開けて家じゅうに風を通すと、更にカメムシの死骸がゾロゾロ出て来た。

3日目も新たにカメムシの死骸が数匹出て来た。干からびた死骸は臭いがしないが、手で触るのは気持ち悪かった。死骸を見つけた場所は廊下に加え玄関の土間と雨戸のレール辺りに限られていた。その夜に書斎の机灯に生きたカメムシを見つけ紙で掴んでゴミ箱に捨てたが酷い臭いが残った。

そして4日目の今朝ついに凄い生き物がいた。2階の廊下の隅のコンセントにしがみ付いた小さな生き物を見つけた。小さなヤモリだった。気持ち悪い。流石に触る勇気はなかった。自らお引き取り願うしかなかった。幸い、夕方にはいなくなっていた。

家の中にカビが生えず、昆虫の死骸が転がってい。何時もと違うことが起こっていた。何だか家の中が何時もより乾燥していた、前回の帰京前に家じゅうの戸を閉めて出たせいかもしれない。以前は雨戸は閉めてもサッシを完全に閉めずに隙間を作ったが、今回は風呂やトイレも含め完全に閉めていた。それが原因かどうかは分からない、単純に乾燥した気候が続いたせいか、或いは別の原因かも。

2日目はまずボロボロになった歯を見てもらうよう予約をした。西日本豪雨後にたまたま診て貰った東京帰りの歯科医が気に入って、東京で歯を傷めても放っておいたからだ。その次にバドミントンの練習参加を申し出た。クラブリーダーが市の体育館に問い合わせてくれ、1週間後の来週に参加できることになった。去年は2週間かかった。だが、もう私に余力が残ってないかもしれない。

物置にしまっていた物干し竿を出して汚れを拭き、帰郷時の衣服の洗濯物を干した。その後、腰の高さに伸びた庭の背の高い雑草を処理した。根っこから引き抜く為に腕力で引き抜いた。例年だと背の低い雑草で庭が覆われるのだが今年はない。虫の死骸が多いのと同じ気候が原因だろうか。

その後、車のバッテリーを接続してエンジンをかけると一発始動した。だが、アイドリングしてる時にノッキングらしき異音がして車が揺れた。2年前からエンジンの不調を感じていた。5月に車検が切れるので、修理を兼ねて車検の予約をした。また金がかかりそうだ。

早速、農協系のガソリンスタンドに出向き給油し、高速道路に乗り2区間を往復した。経験では長い間乗らないとエンジンが不調になる場合があるが、高速運転すると調子が戻ったことがある。だが、高速を降りて信号待ちで停車すると、エンジンの異音がして車が揺れた。

しかし、何れにしろこれで車を使って食料の買い物が出来る。最寄りのディスカウント・スーパーで1週間分の食料を仕入れて戻った。何とか田舎生活の準備が整い始めた。昼食を終えると購入した洗剤を使って洗濯機の槽洗浄をした。家族の女性陣に指摘され初めて経験した。夜まで音が聞こえた。

翌日は人生初の3回の洗濯をした。1回目は布団の敷布、2回目は布団の包布や小さなひざ掛け等。洗濯の間に12キロ走ったランニングシャツとパンツを3回目の洗濯した。数年前に15キロを90分で走ったが、昨日は12キロを90分で走るのが精一杯だった。

今朝起きると覚悟してた筋肉痛はそれ程でもなかった。2日目3日目の気候は快晴だったのでテレビの予報に煽られ洗濯し乾燥した。今日は、曇天で午後に雨になり肌寒い天候に戻った。午前中に診て貰った歯はボロボロで治療が終わるまでに2-3カ月かかると先生に告げられた。■
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田舎暮らし雑感2022(1)

2022-04-19 21:28:54 | 日記・エッセイ・コラム
いよいよ今年の田舎暮らしが始まった。昨日朝食を済ませ家内と息子が勤めに出た後、旅行前の最終確認をして誰も居ない家を出た。誰も居ない家を独り後にするのは何故か少し侘しい気持ちがした。9時過ぎ頃に駅に向かう道は反対方向から東芝等に通勤するサラリーマンで溢れ、コロナ前に戻った気がした。前と違うのはすれ違う人達は例外なくマスクをしていたことだ。

南武線から川崎に行き京急に乗り換え羽田に向かったが、電車の中も通勤客で一杯だった。一人だけぺーパーブックを読んでいた老人が珍しかった。殆どがスマホを見るか、私の様にワイヤレスイヤホンで音楽を聴いているのだと思った。松山空港に着き松山市駅に向かうリムジンバス中や市街地もワイヤレスホンをつけた人は珍しかった。もしかして私は都会人だから?

機中の8割の席は乗客で埋まってると思ったが、トイレに立つと後方は4‐5割が空席だった。毎年田舎を行き来してるとコロナ感染で大騒ぎしている時から始めて、感染者数が増えるに従って乗客数も増えて来た感じがする。不思議な現象だがコロナ初期のマスコミが脅かした頃に比べ、徐々にコロナは深刻な病気ではないと人々が感じる様になったせいと推測する。

近年は松山からJRに乗らず路線バスで実家の近く迄行き、新興商店街のスーパーで買い物をして実家に帰るようになった。途中で元地区長に会って挨拶し近況を聞くと皆大丈夫だという。もうすぐ100歳になる隣のオバサンを筆頭に80代の後家さんが続く限界集落だ。子供が期待できる若夫婦がいない。毎回オバサン達が無事だと確認してホッとする。後期高齢者まじかの私など初心者だ。

地区長は三日前頃から寒くなったという。確かに寒い、実家に入り書斎の温度計を見ると14.2度で湿度61%だった。今朝起きると温度湿度とともに昨夕と同じだった。だが、そこから温度が上昇し昼過ぎには17.6度50%になった。これから気温が上昇し初夏の気候になるらしい。■
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ワイヤレスイヤホンで姿勢が良くなる!?

2022-04-17 21:21:39 | 日記・エッセイ・コラム
プレゼントされて1週間余、すっかりワイヤレスイヤホンにハマってしまった。長い時間散歩する時に、良い音で音楽を聴きながら歩くのは最高だ。昨日も府中街道を歩き川崎街道を過ぎて向陽台へ向かい、丘の上の住宅街から都心を見て川崎街道に出て戻る12キロを音楽を聴きながら歩いた。

3時間足らずを歩く間に左耳のイヤホンが何度か抜け落ちた。左耳が緩い感じがしてたので調整用のラバーを交換して歩き始めたのだが変わらなかった。公園のトイレでイヤホンが落ちた時はショックだったが、運よく手前の乾いた床に落ちたのでシャツで拭いて耳に戻した。

何度か落として何故か考えると、私の頭が少し下向きでしかも左側に傾いていると気付いた。鏡を見ても気づかない程度の傾きで、正しくはほんの少し頭を左下向きに歩いているのではと思った。そこで、途中から意識して頭を少し右側に上げて歩くと、驚いたことにイヤホンが落ちなくなった。

私は下向きに歩いていたのかと歩き方を想像するとチョット恥ずかしかった。でも、ワイヤレスイヤホンをつけると、身体を真っ直ぐに姿勢を正してチェックしながら歩けるように務めた。音楽を聴きながら歩く動機づけになった。これで歩く姿勢が正しく矯正されるかも。■
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