かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感2023(2)

2023-04-18 20:18:44 | 日記・エッセイ・コラム
悪い予感は的中した。帰郷後二日目の朝食後に洗濯を終わらせ、田舎暮らしで頼りにしている安値が売りのスーパーに食料の買い出しに行った。昨日、帰郷したその日の午後に当座の食料だけ買ったが、昨年まで良く買った商品の値段が随分高いと感じた。

私のお気に入りの激安スーパーは田舎ではLAMU、東京郊外ではOKだ。具体的にはこれら二つのお店で買い物をして記憶している価格の比較になる。私の知らない他店の方が安い場合もあるので、今回については参考の為に実名を挙げておく。私の記憶の範囲での比較だ。

それにしても激安スーパーの名前に相応しくない値付けだった。一番分かり易いパックの卵は267円もして驚いた。スパゲティや中華麺等の冷凍食品は軒並み高価で全く買う気が起こらず、166円の讃岐うどんだけ買った。一方、リンゴやアボガド等の果物や野菜は割安だったと思う。

冷凍食品が高くて買う気が起こらなかったが、もっと驚いたが鮮魚コーナーではお店が売る気にならなかったようだ。棚の商品が半分以下に減っていた。好みの寿司パックも3種類程度、しかも以前より高かった。棚の商品入れ替えをしている店員に聞くと、本部の指示に従っているとのこと。多分魚が高価になって売れなくなったのだろうと思った。

覚悟してたが、車なしの買い物も大変だった。水分の多くて重い牛乳・ジュース・焼酎・ヨーグルト等をリュックに入れて担ぎ、他の食品は大きな買い物袋に詰め込んで自転車の籠に入れた。だが、いざ自転車に乗るとハンドルがフラついて国道沿いの歩道を走るのは怖かった。

スーパーで買った総菜をおかずに昼食を済ませて片付けようとして、ゴミ袋を買い忘れたことに気付いた。昼食を済ませテレビを暫らく見た後、最寄り(と言っても田舎の最寄りは遠い)のコンビニに散歩を兼ねてゴミ袋を買いに行った。車のない田舎生活は散歩と言っても長い。

昨日近所の元地区長に出会った時、彼は今年はいつもの年に比べ朝寒くて昼間は暑い気温差が大きいと強調した。確かに今朝の室温は13.7℃、夕方は19.6℃だった。買い物は暑さのなか歩いて大汗をかいたので、私はやっぱ暑かったと答えた。だが、何故か「70肩」の具合は良くなった。

彼は頷いて話題を変えた。今年は私の帰郷が遅かった、4月10日の神社掃除迄に帰ると皆も期待してたと言った。私も正直にゴメンと謝って話題を変えた。100歳まじかの婆ちゃん達の中では若い、多分80代後半の婆ちゃん、を見かけないと聞くと彼女は転んで大腿骨を折って入院中だという。だが、大事はないと聞き安心した。高齢者は転んで骨折し老化が進む、私も気を付けたい。■
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田舎暮らし雑感2023(1)

2023-04-17 21:57:38 | 日記・エッセイ・コラム
いよいよ今日から田舎での独居老人の生活が始まる。朝食を終えて通勤時間帯に南武線で川崎に向かった。電車に乗る前からホームは通勤客で一杯で、電車の中も満員だった。コロナ前に戻った感じがした。最近はいつも座席に余裕がある時間帯に電車に乗っていたので、南武線から京急線で空港まで立ってゆくのはチョット辛かった。

終点の羽田空港でゾロゾロ下りて行く乗客の後を何気について下りると、今迄に見た景色とは違う第3・4ターミナル駅だった。駅員に聞くとそこは国際線用ターミナルだった。話には聞いていたが、新駅が出来たとは知らなかった。駅員は直ぐに後続の電車が来るから歩いて行くことはないという。

国際線を導入した羽田を便利にするために新しい駅を作ったのだろうが、幾ら便利にする為とは言っても私は変化に弱くなった。2月に確定申告をした時もe-Taxとマイナンバーカードを連携付けて便利にした積りだろうが、私には去年と違う手続きをすること自体がとても苦痛だった。

その後、空港も松山行きの飛行機787も満員だった。空港内の保安検査とか搭乗手続きもコロナ前と変わっていた。便利になっても私はもたついて後続の乗客を待たせてしまった。満員の乗客の手続きに手間取りフライトが遅れると予想したが、実際には松山空港には定刻に到着した。やっぱ便利になったということなのだろう。

驚いたのは空港から松山市駅までのリムジンバスも満員だった。もっと驚いたのは、東京の自宅から電車から空港に飛行機やリムジンまで見かけた限りでは「私を除き」全員マスクをしていたことだ。日本人は強制されなくても空気を読んでマスクをしたというけれど、私の受けた印象ではマスクを強いられる空気感はなかった。

松山市駅周辺を歩き買い物をした後、高速バスに乗って実家のある大洲市まで行き愛用しているスーパーに立ち寄った。当座の食料だけ仕入れる積りだったが、安価だけど美味しい寿司パックや肉が売り場の棚から半分くらい消えていた。今日は理由を聞く元気もなく牛乳や果物を買って実家に向かった。悪い予感がした。■
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メディアの国辱的な大失策

2023-04-15 21:02:31 | ニュース
午前11時頃に家内とテレビを見ていると、岸田首相が訪問中の和歌山市の演説会場に爆発物らしき物が投げ込まれたとニュース速報が流れた。驚いてチャンネルを切り替えて詳細な情報を得ようとしたが、民放は全てのチャンネルがのんびりと娯楽番組を報じていた。怒りが込み上げてきた。

その後はNHKを基点に民放に加えてCNNやBBCを切り替え、息子に言われてスマホを検索してネット情報を調べた。だが私は普段ネット検索に慣れておらず、何が信頼できるのか的確に利用できなかった。12時を過ぎても民放はテロップで速報を流しただけで、流れているのは娯楽番組のみ。皮肉にもTBSは首相が襲われたことを全く触れず子供未来戦略を批評していた。

驚いたのはBBCの方がNHKの動画を引用しながら繰り返し岸田首相襲撃を何度も報じていた。BBCほどではないが、私が見た限りCNNも民放より早く報じていた。海外メディアの方が何が重要で問題なのか、何を優先して報じるべきか自からの役割を理解していた。

民主主義はどうあるべきか普段から政府批判を繰り返すメディアが、国民が選んだ国のトップが襲われたい意味を理解してないのかと思った。こんなマスメディアは民主主義の何たるかを理解してない国辱的な存在であり、責任者は直ちに反省して丁寧に分かり易く説明願いたい。■
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70肩!?

2023-04-14 20:25:41 | 健康・病気
2週間余り前から最初は左首筋から始まって、痛みが左肩から胸・脇腹と転移して来た。じっとしてるとか指で摘まんでも痛みを感じないが、寝返りを打ったり体を動かすと痛みが走る。かなりの激痛で声が出そうになる時もある。75年の人生で経験したことのない痛みだった。

それでも日曜日に家族揃ってあきる野市の弁天山ハイキングに行った翌日は痛みが退いたように感じたが、翌々日にはまた痛みが再開した。素人の私にも筋肉痛ではないことは分かった。体内のどこかに異常があってそれが痛みを発症させ、転移していく。一体何が原因なのか不気味だった。

痛みが出始めてから起床時に測定する血圧が要注意の135以上になることが増え、体温もやや高めの6.5から7℃になった。痛みだけでなく原因不明の不安とか困難な交渉の前に睡眠不足になり血圧が上がったりしたことがあるので、今回の痛みの原因が何故か気になった。

もうすぐ田舎の独居生活を始めるので不安になったが、どんな医者に診て貰えばいいのか分からなかった。最悪の場合に備えて総合病院に診て貰うことも考えた。病院に行く前に思いついたのが10年以上前にガン宣告された時に適切な助言をくれた親しい友人に相談することだった。

友人から返って来た返事は想像もしなかった「70肩」の可能性があるとのこと。ネットで調べると、「40肩」とか「50肩」は聞いたことがあるが、70歳になっても同様な原因で肩痛になるという。友人はもし痛みが酷くなったら循環器内科に行くことを勧めてくれた。

しかし私はそれを聞いて安心した。40肩ならそれが原因で亡くなったなんて聞いたことはない、命に関わる大病ではないと思ったからだ。家内に報告すると彼女もかつて発症したことがあり、その時診て貰った医者も近くにあるという。いざとなればその医者に行けばいいと。

私の不安の原因は経験したことのない痛みが続いたことだった。助言を聞いて気持ちが落ち着いただけで楽になった。その後も痛みが続いていてもハイキングに限らず散歩は続けているが、痛みが70肩だと思うだけで今日の午前中の散歩は本当に気楽に歩けた。

途中で向かいの老人に出会った。彼は一級建築士で活躍したが今は80歳を過ぎて、色々な病気を経験して今では私の高齢者人生の先生だ。最近彼は玄関のドアに足を挟み出られなくなった、昔なら何でもなかったことで激痛を経験したという。私も「70肩」だといって一々驚くなと言う事か。■
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メディアの大罪

2023-04-12 20:49:55 | 国際・政治
日本経済新聞に掲載されるファイナンシャルタイムズ(FT)のオピニオンは、私にとって考えを纏める貴重な情報源だ。今日のEルース氏の「トランプ氏、報道を逆手に、メディアと奇妙な関係」は、皮肉屋の私には100%納得できる内容だった。

先日トランプ氏は起訴内容が想定外の軽微な犯罪で起訴されにも拘らず、メディアはダイアナ妃の交通事故死とかOJシンプソンの逃亡劇のように大騒ぎして過剰に報じた。問題なのはこの「トランプ劇場」報道で視聴率が跳ね上がり、一方トランプ氏の支持率も合わせて上がったことだ。

筆者は「トランプ氏と主流派の報道機関には深い共生関係がある」と指摘した。しかも、16年の大統領選で当時CBSトップの言葉を引用して、トランプ氏の選挙運動と報道について「米国にとってはよくないかもしれないがCBSにとっては非常によいことだ」と言ったと指摘した。

素人で天邪鬼な私でも、この発言にはマスコミが国の舵取りより視聴率を大事にするなどあり得ないと驚き許せない、しかも残念なことに日本でも同じようなことが起こっていると思った。例えば安倍首相時代に一時期最優先で「モリカケ桜」を執拗に報じたのは忘れられない。

最近では総務省放送法解釈をめぐる内部文書で集中的にマスコミ報道し、野党は国にとり最重要なはずの安全保障や予算審議に殆ど時間を使わなかった。野党が問題指摘するのは理解できる。だが報道に煽られ国会で優先して追及するのは、米報道機関とトランプ氏との共生関係と同じと考える。

バイデン大統領は今回の起訴から距離を置き一切コメントしてないという。その方が有利に展開すると見ているようだ。一方、岸田首相も総務省の内部文書問題については発言をなるべく控えているようだ。両者共にマスコミの性向をよく理解した上で対応していると感じる。

FTの記事は最後に「バイデン氏が失敗した時に一番得するのは前大統領だ。そして米国のメディアも得をする。今なお、前大統領にとってメディアは忌むべき敵であると同時に最良の友人であるのだ。」と結んでいる。果たして日本のマスコミはどうだろうか?■
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