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八十路徒然なるままに

のどかなる日影に、垣根の草もえ出づるころより、やや春ふかく霞わたりてーーー。徒然草より

昔しのが

2019年01月31日 14時18分29秒 | Weblog
はるか昔のヘボ筆字が出てきた。30年ほど前、塾通いをやめてから、近代詩文にちょつと興味があり、ちょこちょこ書いていた。ある知人が、作詞をしていて、「なんとか小唄」とか、「なんとか音頭」とか、「なんとか恋歌」とか、詩文をもってきて、書いてくれだった。それを額装して、の集会所とか、の公民館とかに、寄付するとかだった。知人は、その頃、新設の小学校の校歌の作詞の公募で、校歌に採用された。近代詩文を書くのも、自己流。依頼されたものは、全紙という大きさの紙に書き、次に条幅のいう大きさのに書いた。額装にするには、手頃の大きさだった。画像のも同様に書いた。ちょつと間があって、その知人の子息が、結婚するので、色紙に書いた。知人は、文房具店の社長だったので、額は自前で調達、結婚披露宴の時、贈呈をした。画像の自己流のほかに、楷書風、行書風、草書風とかのが、残っていた。当時の、貧乏暇なしの時代のこと。今は、貧乏暇ありだが、集中するものがなく、だらだらと、暮らしている。歌詞の頑固おやじは、小生のおやじに見える。その父が死亡する二日前に、「またねぇ」で、手をふり、父親も手を振ってくれた。翌日、小生は、仕事で、観光バス二台で、房総へ招待旅行へ。その夜、もしかしてと覚悟をしていた通り、危篤と連絡。招待客を、社員にまかせて、ひとり深夜に帰路。昼頃着。父の脈が遅くなり、点滴も入らずになった。死の目に会ったのが、親孝行かなぁ。

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