八十路徒然なるままに

のどかなる日影に、垣根の草もえ出づるころより、やや春ふかく霞わたりてーーー。徒然草より

噓寒問煖

2025年02月25日 12時24分09秒 | Weblog

画像は、「能」ー毎日新聞社ー昭和49年11月に発刊したもの、中表紙。門外漢だが、物珍しく古本の価格で、はるか昔に購入をした。発売価格は、35000円と、奥付けにある。目次には、「能の」ー「力」「いのち」「こころ」。「能面の」ー「美学」「演技の世界」「無限の演出」「幽玄の舞台」とある。本体に化粧の外箱と保護箱なので、厚さもあり、本棚は二段を使う大きさなので、かなりの重量がある。積み読く本ではなく、棚上においてある。今回も古本続きで、取り出した。表題の「噓寒問煖」ーきょかんもんだんー「寒さを感じている人に暖かい息を吹きかけ、暖かくなったかと尋ねること」。辞典をめくっている時に、「寒」と「暖」があったので、今の時期の言葉と思い使った。別の事。今日は「親に感謝の気持ちを伝える日」「夕刊紙の日」「ひざ関節の日」とか。「親に感謝」は、今は、供養を欠かさないことだなぁ。実父母に、義父母に、哀しませたことが、頼りにしたことが、楽しみだったことが、すまなかったなぁ、ありがとうと、その時時のことが、脳裏に浮かぶ。今日の誕生日の花と花ことばは、「カンヒザクラ」ーあでやかー。誕生日の方、おめでとうございます。突然ですが「固形物が熱によって液状になることとかけて、結ばれていたものがわかれわかれになることととく。そのこころは」。「ととのいました。どちらもーとけるー溶けるー解けるーです」。お天気は、今日も、北風ぴーぷーふいている。陽光で、少しだけ春を感じる。


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