一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

病院三昧

2021-07-21 08:52:05 | プライベート
20日(火)は縁あって健康診断に行くことになった。会場は拙宅の最寄り駅だったので私に合わせてくれたのかと思いきや、それはあくまでも偶然。当日は自転車で現地まで行った。
現地はかつての散歩コースだったので建物自体はよく知っているが、午後1時の受付開始に合わせて中に入ると、清潔な内装に驚いた。
私は圧倒されるまま書類を提出すると、看護師さんが「昼食を食べたんですか」と言う。書類に「食後30分」と書いていたからだ。昼はホッケに納豆、ご飯とみそ汁、海藻をしっかり摂っていた。
私は簡易的な健康診断と思っていたのだがけっこう手が込んでいて、この日はバリウムを飲んでの胃検査もあるのだった。となれば今回はアウトである。
だが私は5、6年前の区の検診でバリウムを飲み、要再検査の判定を受け、その後かかりつけの医院で胃カメラを飲んだ。結果はポリープが見つかったが良性で、経過観察となった。
つまり今回バリウムを飲んでも「要再検査」となるのは必至で、つまり飲む意味がないのだ。
それで看護師さんにも納得してもらったのだが、バリウムを飲める状態にしてバリウムを断るのと、昼食を摂ってしまいバリウムが飲めないのとでは、微妙に意味が異なる。道徳的には前者であるべきなのだ。それならあえてバリウムを飲む手も出てくるからだ。
だがこのやりとりで頭に血が上った私は、着替えたあとの血圧測定で、とんでもない数字を叩きだしてしまう。すなわち160-100で、都合3回ほどやったが、どれも似たような値だった。よってこれを公式の記録とするしかない。
聴力検査があったが、耳鳴りの音と高音が混ざり合い、ボタンが押せない。結果、「高音が聞き取れなくなっているみたいですね」とダメ出しされた。
驚いたのは視力検査もそうだ。ド近眼の私はすでに矯正視力しか測れないが、先月新たなメガネを作ったのに、この日の測定では、2段階視力が落ちていた。気の動転がここまで続いて文字通り目が見えなくなっていたのかもしれないが、それにしてもひどい。
そういえば身長も1センチ縮んでいた。去年かおととしにも1センチ縮んでいたから、都合2センチ縮んだことになる。なんだか肉体全体に衰えがきたようであった。
すべての検査が終わり、帰りは自販機で1本、任意の飲み物を貰えた。ありがたいことで、なんだか申し訳ない気分になった。

帰宅後、かかりつけの医院に行く。ここでは降圧剤と逆流性胃炎防止の薬を処方してもらっている。そして胃カメラの検査もここで2度ほどやっている。前回は2年前の5月だったから、時間的にもそろそろ次回の検査がいいのではないか。
私は昼過ぎの健康診断のことを述べ、暗に胃カメラ検査をお願いしたのだが、先生は「来年の3月(私の誕生月)でいいでしょう」とのことだった。
血圧の測定は140台-90台だったが、深呼吸して測り直すと、138-86だった。これでも一般的には高血圧だが、私としてはこれが適正である。
それよりも先生が気にしたのは私の右腕のボツボツで、念のための皮膚科行きを進言された。

というわけで会計を終えて再び帰宅すると、今度は駅前の皮膚科へ行った。我が町は何の自慢もないが、病院だけはしっかりしたモノが近場にいくつもあるのだ。それにしても今日は、一日病院めぐりだ。
先生は、私の右腕を一瞥すると、続いて私の左腕、胸、背中と診た。そして先生は
「患部が右腕だけならいいが、このあと左腕から全身に発疹が拡がると面倒なことになります。ジベル薔薇色粃糠疹といいます。そうなっても心配する病気ではないんですが……」
と言った。この先生は短時間で的確な診断を下してくれるので小気味いい。結果、チューブの薬を1本貰うに留まった。
これを患部に塗って、症状が治まればそれでよし。もし全身に拡がるようだと、再受診となる。
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原因不明の故障

2021-07-20 00:07:24 | プライベート
最近は外出する機会が多い。
9日(金)の夜はズボンの尻ポケットにスマホを入れて歩いていたが、バッテリーの消耗が気になり、いったん電源を切った。ところがそのあと起動すると、「現在オフラインです」の表示が出て、ウンザリした。そしてお決まりの「機内モードをオフにする モバイルデータまたはWi-Fiを有効にする 電波状況を確認する」の文言である。
これいつも思うのだが、「機内モード」ってどこにあるのだろう。
私は帰宅して、本格的にスマホに向き合った。ごちゃごちゃやってようやっと「機内モード」を見つけたが、ここはもうオフになっていた。
そこでスマホを再起動してみたが、やはりネットに繋がらない。
次にSIMカードを抜き差ししてみたが、やはりダメだ。これはちょっとヤバイかもしれない。
私はPCを立ち上げ、修正方法をあたってみた。するとそれらしきサイトがあったが、その指南方法が私がやったこととまったく変わらない。
話が脱線するが、「困ったときのお助けサイト」は、おうおうにして大したことが書かれていない。たとえばデジカメが起動しなくなったとき、「バッテリーが入っているか確認しましょう」とマジで書かれたていたりする。
話を戻して、さっきのサイトでは「それでも直らなければ、これを機に新しいスマホに買い替えましょう」と書かれてあった。ふざけるなと言いたい。
その後もスマホはネットに繋がらない。だが私はスマホ内の某アプリをほぼ毎日使わなければならず、オンラインの復旧は絶対条件である。だが最近の私は妙に自由時間がなく、駅前のauに行けたのは、12日(月)だった。
ところが店員いわく、私は先月auからUQに代えていたため、「もうauでは状態を見られない」とのことだった。まさにニッチもサッチも行かなくなった。
次に時間ができたのは14日(水)で、私は上野のUQに入った。以前TSUTAYAの本屋があったところである。だが入店すると、ここもauだった。じゃあここも断られると思いきや、ここの店舗は診てくれた。どうも店舗の規模によって、サービスの濃淡が違うようである。
結論から書くと、店員はしっかり直してくれた。どうも何とかいう場所がオフだかオンだかになっていたのだが、どうしてここがイジられていたのか、私は訳が分からない。
ただこの修理途中にいろいろあり、UQの設定に従ったら、スマホが起動されるたびにパスワードを入力するハメになり、すこぶる面倒になった。
ただまあ、これならスマホを第三者に無断利用される心配はない。もっとも、私のスマホをいじろうという他人はいないが。
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きょう19日は佐藤康光×木村一基戦!!

2021-07-19 00:16:18 | 男性棋戦
日付変わってきょう19日は、第69期王座戦・佐藤康光九段(51歳)と木村一基九段(48歳)の挑戦者決定戦がある。
佐藤九段は日本将棋連盟会長の要職にあり、現役会長のタイトル戦登場が実現すれば、1986年の第44期名人戦・大山康晴会長以来の快挙となる。
また木村九段は、昨年王位のタイトルを失い、これでタイトル戦登場も最後だと思われた。ところが今回、再度の登場まであと1勝までこぎつけたわけである。こちらも負けられないところだ。
両雄合わせて99歳。どの世界も若手にパワーがあるが、将棋界も例外ではなく、このところは藤井聡太二冠の話題ばかりだ。その中にあってベテラン2人がタイトル戦の挑戦権を争うことは感慨深い。
19日はどちらが勝っても話題満載となる。お二方とも力いっぱい戦ってください。
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始めた理由

2021-07-18 12:03:29 | 将棋雑記
棋士とYouTubeは相性がいい。もとより棋士はNHK杯や銀河戦のテレビ対局、ABEMAなどのネットメディアに多く出演しているので、カメラの前での抵抗感が薄い。内容も畑違いのことをやるのではなく、例外はあるものの将棋関連のネタを披露するから、私たちも積極的に視聴できる。
これが棋書となると私たちはおカネを払って購入するしかない。しかしYouTubeは通信料の負担だけで、ほかにお代はいらない。つまり感覚的には無料で、それゆえに将棋ファンの多くが、なにがしかの棋士YouTubeを見ているのだ。
といっても私はYouTubeを見る習慣がないので、この類をほとんど見たことがないのだが……。

今年3月発売の季刊誌「kotoba2021年春号」では、4名のYouTuber棋士が登場し、「棋士はなぜユーチューバーになるのか?」という命題に答えていた。
4名の回答を一言で書くと「将棋普及のため」という面白味のない答えだったのだが、天邪鬼の私などは、「本当にそうなのか?」と首を傾げてしまう。
むろんそれはあるに違いないが、「小銭を稼げるから」という側面もあるのではないのか?
実はこの4名の中にも、そこに重点を置いて開設したYouTuberもいた。そしてそれは周知のことだから本文では否定のしようもなく、「再生回数が増えると広告収入になるので、ありがたかったです」と述べている。
ただ、ほかの3名も大なり小なり、この気持ちはあるのではないか。早い話、どんなに登録者が増えても、広告収入がなかったら、こんなに気合を入れて番組作りをしないと思う。
ま、私たちはそういう下世話なことを考えず、ふつうにYouTubeを楽しめばいいのだろう。
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ビックリした3局

2021-07-17 01:49:41 | 将棋雑記
15日のプロ公式戦の対局結果で、おっと思う結果が何局かあった。
まずは順位戦C級2組の島朗九段×佐々木大地五段戦で、何と島九段が勝った。
島九段は初代竜王で元A級の強豪だが、現在順位戦はC級2組に甘んじ、竜王戦も先ごろ6組降級が決定した。最近の成績も、直前の対局こそ勝っているものの、その前までは9連敗していた。
対する佐々木五段は、以前当ブログでも記した通り、通算勝率7割に届かんとする若手実力者だ。
このふたりが対局すれば佐々木五段の勝利を予想するのがふつうだろう。だが島九段が勝った。しかも千日手指し直しで、勝負に淡泊な島九段らしからぬ?勝利である。こういうことがあるからベテランは恐い。
いやしかし佐々木五段、ここでの敗戦は痛い。順位戦3局消化で1勝2敗は、もう昇級赤信号である。佐々木五段はいつになったら昇級できるのだろう。
そして順位戦ではもう1局、今泉健司五段が高田明浩四段に勝った。
今泉五段についてはいまさら説明するまでもないが、2015年、プロ棋士編入試験に合格しプロになった、文字通り叩き上げの棋士だ。
対する高田四段は2021年4月デビューの19歳。あの藤井聡太二冠と同学年ということで、昇段時はかなり話題になった。
このふたりも勝敗予想をすれば高田四段に1票を入れたくなるが、これも今泉五段が勝った。
もっとも今泉五段は、ちょうどいまから3年前に放送されたNHK杯で、藤井七段(当時)を破っている。今泉五段は現在のルールならもっと早くプロになれていたし、やはり地力があるのだ。
もうひとつビックリしたのが、棋王戦で羽生善治九段が、若手の池永天志五段に敗れたこと。
池永五段は2018年、24歳でプロになったのでやや遅咲きだが、すでに新人王戦と加古川青流戦での優勝経験がある実力者だ。今年度の成績もここまで12勝4敗と素晴らしい。
だが相手は羽生善治である。これも羽生九段が勝つと思いきや、池永五段が勝ったわけだ。
羽生九段は若手キラーで、かつてはC級2組の四、五段陣にはずーっと連勝を続けていた。それだけに、本局の結果は私にとって、かなり衝撃的だった。
もう、羽生伝説は終わってしまったのだ。平成は遠くになりつつあるようである。
コメント (2)
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