神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

韓ドラ 日ドラ

2017年02月10日 10時09分58秒 | 映画/ドラマ/アニメ

韓ドラというと、人間関係が狭い範囲の中で、これでもかと言うほど複雑に絡んで絡んで

人物相関図というのを書かないと途中で訳がわからなくなってしまう。

そして、その登場人物同士の関係は視聴者はわかっているが登場人物同士はわからず

いつそれがわかるのかという部分で、視聴者をやきもきさせながらずっと引っ張っていくパターン

 

日本のドラマは、人間関係は割と単調で、登場人物の心の奥を描くことが多い

決定的なのは、韓ドラはセレブ家庭と貧乏家庭が恋仲になるパターンがほとんど

日本の場合は、財産家というより、仕事での社会的地位が高い人が主人公になるパターンが多い

韓国人が大金持ちに憧れているのか、それともとうてい手が届かぬ世界をせめてドラマで体験したいのか

国民総中流意識と言われた日本とは、かなり視聴者心理も違う様だ

韓ドラがいかに複雑怪奇かという例をあげると、今見ている「愛人がいます」(原題エインイッソヨ=愛人がいます)だと

書くのもバカバカしいけど、暇つぶしに・・・・

主人公はAA=女双子の生き別れの片割れ、S製薬会社勤務(パートか?)、祖母と暮らすが、夫がSの製薬会社の内膜を

暴露しようとしたため製薬会社の婿BCによって殺され、妊娠中の未亡人になる、彼女も製薬会社を内部告発したため命を

狙われる。

AB=女双子の片割れ、お互いの存在を知らない、仕事は非情な凄腕の女弁護士、夫はS製薬会社の長男BA

BA=ABの夫でS製薬の御曹司だが会社を継ぐ気が無く学者を目指して大学にいる、そこの後輩のCCと不倫している

BB=S製薬の社長、若いときAAの父親AFと親友で登山仲間、AFは薬を開発して特許を取ったがBBは彼を殺して

特許を譲渡したように工作して、それを販売してS製薬は大発展を遂げた

BC=社長BBの娘BWの婿、社長に頭が上がらない婿だったが社長BBがAFを殺したいきさつを知って脅し、社長に納まる

BW=BBの娘 BAの妹 BCの妻 BCと共に会社の経営権をとろうと思っている野心家

BM=社長BBの妻、BAとBWの母 BCとBWの夫婦会社を渡すのが嫌で息子のBBに継いでもらいたいと願うが思い通りに

ならない

AM=宅配マッサージ師、AAとABの実母で殺されたAFの妻、社長BBは悔いの念からAMとABには格別の配慮をしている

CC=孤児だったが、孤児数人を育てている善人のCAの家で育った、そして大学でBAの後輩だが不倫関係になる

CD=CCと同様にCAに育てられ弁護士になった。 AAとは学生時代の同級生で仲良しだった

CA=CCやCDを育てた善意の人、AMに良い感情を持っているらしい

以上が主な登場人物でややっこしいが、要約すれば、製薬会社の一家と、主人公の双子の家族、それに孤児の家の3つしか

登場しないドラマ。

これが、また複雑に(絶対あり得ない奇跡的出会いの連続で)絡み合いながら進行していく

*無情な弁護士ABがその無情さで勝訴して罪人にした男によって、BAとABの愛娘を殺された、これが原因で夫BAは

妻ABを許さずABから離れて後輩のCCと不倫、そして結婚の意思を固めてABと離婚する。

失意のABは車で外出中のパーキングで、BCの刺客に追われていたAAの車の隣に停める

危険を感じたAAはABの車を拝借して(名刺と携帯を置いて)逃げる、気づいたABはAAの車で追いかけるが

ABが乗ったAAの車を、AAが乗っていると思ったBCの刺客によってトラックで追突され車毎、崖から川に落ちる

なんとか助かったが大けがをして歩いていると弁護士のCDが通りかかって助ける、CDはABを見て同級生だった

AAだと思い込む(一卵性双生児だから同じ顔=キムヒョンジュが二役をしている)ABは記憶喪失になっていた

ABはCCの家に保護されCDたちと暮らし、CDの助手として活発に活動する。 ある日、この家で暮らす女高生の孤児が

不良グループに入って、偶然BAの財布を盗む、それを知ったABは財布と写真(実はABの夫と娘の写真なのだが)を

返しにS製薬の豪邸に行く、そこで元夫のBAと気づきもせず面会して謝罪するがBAはABを見てABと思っていろいろ

モーションをかけるが(記憶喪失の)ABは無反応、しかしBAは腑に落ちないでいる、しかもあれほど嫌って離婚した

のに今はAAとして生きているABにABとの恋愛時代を思い出して再び惹かれだして行くのだった。

すっかり結婚する気で留学までして、嫁としてBMにも認められたCCだがBAの愛情は冷めて行くのだった。

一方、悪人のBCは早くにAAの殺害に失敗したことを知っていて、未だにAAを探し回っている、AAはあれから4年

行方知れずになっている、しかしBCはABが死んだと思っていて葬儀も終わらせていた。

当然AAとABが双子であることを知っているのは実母のAMだけだが、それさえもAAとは生き別れになっているのだ

これからAAになって生活しているABと行方不明のAAはどうなっていくのか、あり得ないバカバカしいドラマだが

面白い、暇つぶしにはありえない話しが一番面白い。