神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

35年ぶりの大雪

2021年01月12日 21時04分39秒 | 自然災害
新潟県越後高田は昔から雪の名所だった
それが昭和62年ごろを最後に年々雪が少なくなってきて、高田にとどまらず北陸全域がそうなってきた
時には、どかっと1mほど降って交通渋滞を起こしたけれど、それは冬の中の一週間程度の出来事だった

この年末年始、そして昨日まで雪は降り続けてやまず、それは決して激しい暴風雪ではないのだけれど、降り続く
今朝、高田では観測史上初めての2mを超す積雪量を記録した。 高田を含む上越市の山間部の豪雪地帯ではない、高田市街の話
わが町も久々に2mに迫る積雪量となった、市街地も1mをゆうに超えて、2車線は1車線に、1車線は半車線になった

仕事は大雪の為、キャンセルが続く、キャンセルされた方がありがたい
仕入れができない、問屋には魚も野菜も入ってこない、市場に行くにも毎朝5分のところ、今朝は25分かかった
幹線道路の国道8号が5km以上にわたって渋滞し、通勤マイカーと長距離トラックがずらーっと並ぶ
幹線道路に出る枝道も必然的に渋滞してしまう、雪がたくさん降っていないだけましだ
ようやくついた市場には魚一匹、魚屋一人いない、みんな除雪で家から出られないのだろう

私も毎日2時間ほど駐車場と道路の除雪をしている。 私の車をやっと2.5mの雪山から引っ張り出し
今日は女房殿の車を引っ張り出した、この契約露天駐車場では借りている人たちが毎日雪堀している
60歳近い夫婦、75歳のおじさん、70歳の私、老人パワーだ、田舎では主力の年代だ
近所の昔なじみの72歳の先輩も除雪中、「スキーに行ってきたよ、山間部もここも積雪量は一緒だ」と言った
「すごいですね、まだやっているんだ!」「うん、運動不足じゃ困るからな、87歳の@@さんもやっていたが、先日転んで寝たきりになった」

昼近くなって汗まみれのシャツを着替えた、それから女房殿のアッシーで市内最大のSCへ買い物に行った
私は明日からの会席の為の仕入れがある、ところが果物はあるが野菜コーナーは何もない、葉物野菜全滅
キャベツ、レタス、白菜、大根、もやし、ほうれん草、ハーブ類、何も見当たらない
焼き豆腐は壊れやすい安物だけ、肉売り場も高価な牛肉だけで、鶏肉、豚肉がない
納豆、ちくわ、かまぼこ、練り製品も姿を消した、カップラーメン、袋ラーメン牛乳もなし
買い集められるものだけ買ってきた
家に戻ってもう一汗、女房殿の寝室の別棟(といっても4.5畳です、私は二階の10畳で)の屋根には雪がずっしり80cmほど乗っている
それの屋根雪下ろしだ、平屋だから落ちても雪の下にならなければ死ぬこともないだろう
1時間ほど頑張ったら、何とか20cmくらい残してきれいになった、これで今日から女房殿はその部屋に戻れる
これでまたシャツ一枚が洗濯機に入った

市からの情報が次々と入ってくる、国道も高速道も通行止めなので迂回路なし
ローカル線も路線バス、高速バスも運行中止、新幹線は走っている
市内の幼稚園、養護学校は13.14は大雪で休校
ごみ収集は不可能なので15日まで出さないでください
イノシシの目撃情報が相次いでいます
屋根雪下ろしは事故のないように注意して行ってください
市内の道路の除排作業により市内のいたるところで渋滞が起きています
2日間新聞がこない

それでもようやく今日は雪が止み、今夜から雨が降る、明日も雨、曇り、気温は10度まで上がる、夕方から晴れる
これで雪はかなり消えるだろう、だが屋根の落雪が怖い、家の軒にはいないように注意が必要
安心できない、また次の大雪がくるかもしれない、まだ一月が始まったばかりなのだ

東京900数十名、なんかホッとしてしまうコロナ慣れ

参考写真 2010年の雪景色






この写真は2010年1月14日、今年はこの3倍近くあります