神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

日記の整理 1971年9月15日 16日 21歳

2023年05月13日 20時08分18秒 | 時代検証
連休をもらった 今年の初夏、月3日の休みが、ようやく週休制になった
僕の休みは水曜だが、木曜が店の休業になったので連休になったのだ
こうなれば東京行きだ、東京にいる東海大学生の同い年の従兄弟に電話したら
「いいよ、おいでまってるよ~」

新潟発、急行佐渡1号7時発で行くつもりが、同僚が送ってくれるはずだったが
会社のキャブスターがバッテリー上がりで、とうとう間に合わず、このままでは次の9時の佐渡2号も間に合わない、それで地主さんからスカイライン2000で引っ張ってもらって、ようやくエンジンがかかって駅に送ってもらった。

赤羽に降り立ったら従兄弟が待っていた、5番ホームから池袋へ行き、西武池袋線で練馬駅に降り、彼の下宿へ行った

実は従兄弟はダミーで、同じく中学校、高校と親友だった法政大学生のTが世田谷の本天沼にいるので、それを訪ねるつもりだった(敬老の日)
しかし従兄弟と「コイコイ」にハマってしまって、Tに会うのはやめて明日は東京をぶらつくことにした。
夜はお礼に、従兄弟にイカの刺身とキャベツの千切りとみそ汁を作ってやった

目が覚めたら9時半、なんのかんのとやってたらもう午後1時で、納豆かけご飯を食べた
練馬ともなると都心と違って空気もまずまずで田舎者でも住みやすそうだ

2時に出発した、池袋で乗り換え、新宿西口で降り、日本一高いビル47階建て新宿のランドマーク「京王プラザホテル」を見る
それから西武、小田急デパートへ行って、後輩に頼まれたレモンちゃん(落合恵子)=『深夜ラジオの女神』のエッセイ本とポスターを探したがなかった

地下鉄丸ノ内線で銀座へ行く、ソニービルと三越を探したがここにもなかった、いったい誰のために東京へ来たのかわからなくなった
京橋まで歩き、地下鉄で上野駅へ、ラーメン食ったらもう帰る時間だ 
6時7分の特急とき5号で新潟へ帰る
楽しい2日間だった、従兄弟と二人でこれほど親しくつき合ったのは初めてのことで、有意義であった。
帰りの列車の中で、銀座で買った「星占い」の本を読んだ、かなり合っているので年度末まで、この本に従って暮らしてみようかな。


*この時代、京王プラザが日本一のビルだったんですね、10年くらい前に行って食事をしたけれど、周りのビルが全て京王プラザより高くて、穴倉感いっぱいでした。
貧乏大学生と月給18000円の丁稚では、東京へ行ってもラーメンくらいしか食べられなかったのですね、でも楽しかった。
*スカイラインの地主さんは後のバブル期に広大な田畑を売って、当時のお金で1億円以上の所得となり、新聞で新潟市の長者番付に載りました
この頃は高額所得者が新聞で発表されたので、プライバシーなしの時代だったんですよね、今なら凶悪強盗団の絶好の資料になりますね。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿