80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

京王2024Fの製作(1)

2024-01-08 00:49:32 | 私鉄電車
京王2010系2024Fですが、不明点がだいぶクリアになってきたので追番付きの製作記にします。

ベンチレーター(=扇風機)の配置は、デハについては図面と実車観察結果より、車端部を除いて31mmと33.5mmの2種類の間隔で配置されていると仮定すると辻褄が合うことが分かりました。恐らく屋根タルキの位置などを考慮したものと思われます。サハは、デハの右側3個を反転して左側に配置すると中央部が41mm開き、「前後3個ずつ分かれているように見える」写真の特徴と一致します(東ウラさん情報ありがとうございます)。それほど不自然ではないためコレでいくことにしましょう。



窓抜きは粛々と。。



窓抜きだけやっていると煮詰まってくるので下回りも作ります。今回はサハをデハで挟む編成のためあえて動力分散方式を採用し、逆向き運転時に3両が推進状態になるのを避けました。このため動力には天賞堂のコアレスパワートラックを使い、両デハに1台ずつ装着することにします。



しかも、パワトラを運転台側台車に装着し、京急並みの“脱線してたまるか”スタイルとしました。通電カプラーで編成引き通しをする予定なので、分散動力でも安定して走ってくれるのではないかと期待しています。



床板はW30×t3のヒノキ材。パワトラの逃げ穴はもう少し小さくてもよかったかな??



デハの台車は似ているDT21で代用するつもりでしたが、日光の台車は枕バネが別パーツになっているので、これを取り付けずに別の台車からコピーした小ぶりなものを取り付けることを考えています。なお、近くの模型店でDT21が品切れだったので、実際は枕バネ以外は共通のDT24を使っています。



サハの台車も類似品で代用。京王5000系クハ用のTS805(日光)が近いので、これも別パーツになっている枕バネを自家製に交換する方向で考えています。



とりあえずサクサクッと4両分の床板を仮組み。明日には通電カプラーを取り付けて走行試験だけしておきたいと思います。



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