石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

11月24日は福祉施設くにたち苑の視察と松本洋平代議士への面会に赴きました

2005年11月24日 | Weblog
 こんばんは、石井伸之です。本日は午前十時に石塚議員、松嶋議員と共に介護老人福祉施設である、くにたち苑への視察を行い、その後二時より、松本代議士に会って集合住宅の建設についてのお話したいという方と共に、衆議院第二会館の松本洋平事務所を訪ねました。
 まずは、くにたち苑ですが、最初に同じ社会福祉法人弥生会が運営している、くにたち北センターへ向かいました。ここは、北団地の5号棟の一階にあり、大きな北団地の中にあるという立地条件ですので、周辺のお年寄りの方々の「たまり場」として活用されております。
 私達が到着したときも、ボランティアの方が、20人ほどのお年寄りを前に、いろいろなことを話しておりました。小耳に聞こえてきた話は、玉音放送のことを話しており、流石に年代を感じてしまいました。食事サービスの状況やお風呂の設備を見てみましたが、お風呂は二つに分かれて、椅子の部分が切り離せる最新式の設備がありました。なかなか言葉では説明しにくいのですが、歩行の困難な方を入浴させるには便利なお風呂です。
 その後、くにたち苑に戻ってきて一通り見学しました。こちらは、一階に通所介護(デイサービス)と短期入所生活介護(ショートステイ)の施設があり、二階には特別養護老人ホームとなっております。周囲を緑に囲まれた、のどかな場所ですので、高齢者の方々がゆっくり過ごすには最適な立地条件です。そして、苑内をみさせていただくと、一人一人に合わせた細かなサービスがされておりました。特に、寝室となる部屋には立派な木の表札があり、まるで家にあるようなものがかけておりました。そして、食事も大変気を使っていて、こちらでは全て手作りで、地元の業者さんより新鮮な食材を取り揃えておりました。これがなかなか当たり前ではなく、コストを考えるとなかなかできないことであると思います。ここで、昼食をいただいたのですが、大変美味しく薄味で品数が豊富でした。
 その後、急いで国会議事堂前にある衆議院第二会館へと向かいました。
 どうにか、二時ジャストに到着することができ、建築士の平松さんより、現在のマンションがいかに問題があるかについて、松本代議士に説明をしました。その中では、皆様もご存じの通り、分譲のマンションは30年40年と経過するうちに、購入したときの価値がなくなり、とても買い替えのできる資産ではなくなってしまうことは大変問題です。今後、老朽化したマンションがクローズアップされてくると思います。そこで、平松さんは「スケルトンインフィル」という考え方を用いてこれからの集合住宅を建設すべきであるという、新しい発想を持っていました。これが、どのような考え方かというと、住宅の箱であるコンクリートの躯体は地権者が所有したままで、箱の中身を所有権として貸し出す方式です。これならば、多額なローンを抱えることなく、入居することができます。さらに、箱の中は各所有者が自由に設計ができます。説明すると話しが尽きないのですが、平松さんのお話を松本代議士が熱心に聞いていたのには、好感が持てました。
 話は大変盛り上がり、最初は30分の予定でしたが、いつしか一時間を経過していました。今後とも石井伸之は、建築士の一人として将来の住宅についても考えていきたいと思います。
コメント
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