石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

5月11日本日は保坂三蔵三多摩有志議員による選対会議に出席しました

2010年05月11日 | Weblog
 こんにちは、保坂三蔵前参議院議員には毎回のように石井伸之市政報告会に来ていただき、素晴らしい挨拶をしていただくといった形で大変お世話になっております。

 その保坂三蔵前参議院議員は3年前の平成19年夏に行われた参議院議員選挙東京選挙区において、60万票を超える票を得ながらも定数5のところ6位の次点となってしまいました。その後、三多摩議員連絡協議会ではもう一度保坂三蔵さんを国会へ送るべく様々な働きかけを続けた中で、平成22年今回の参議院議員選挙全国比例区にて自民党公認が決定しました。

 そこで、本日は立川グランドホテルにて、午後1時30分より保坂三蔵三多摩有志議員による選対会議の案内が来ていたことから、そちらへ出席すると三議連の役員や各市議会における自民党会派の幹事長といった方々へ呼び掛けたそうです。

 それにしても全国比例区というのは全国が選挙区ということから非常に厳しいものとなっており、自民党という大きな枠組みがあっても保守系のあらゆる新党へ分散されるだけあって、現在10数%の支持率からはどれだけの票をいただけるか微妙な状況です。

 いくら各個人の候補者が努力しようとも、民主党政権が致命的なエラーをしたところで、自民党が旧態依然の状況では支持率が上がるとは思えません。そこで、自民党として子ども手当のようなバラマキの子育て支援ではなく、待機児解消に向けた保育園の設置と保育園・幼稚園の利用料金補助をしていただく方が、子育て世代としてはありがたく思います。

 特に私立幼稚園では、概ね毎月3万円~4万円という支出は家庭にとって大きな負担となっておりますので、いくら子ども手当をいただいたところで、我が家のように自動引き落としで幼稚園費を支払っている家庭にとっては右から左へと消えていくだけにすぎませんので、根本的な幼稚園費の補助を検討してほしいところです。

 保育園については働きたくとも子供を預ける場所が無く働けない母親を支援する為にも、保育園での受け入れ枠を広げることによって、それが母親の収入となり引いては税収に繋がるということが考えられますので、あらゆる保育所の形態を上手に活用して幼児を受け入れる枠の拡大が必要ではないでしょうか?

 また、選挙に負けるからといって消費税を上げないというのは、900兆円近いと言われる国の借金を将来世代へ横滑りさせるだけであって、団塊の世代から団塊ジュニアと呼ばれる我々世代の責任として、自分たちの年金を守る為と国立市でも毎年10億円近いお金が一般会計予算から繰り出されている各自治体の国民健康保険特別会計の健全化に向けて、消費税を値上げしてそれらの予算へ当てるべきです。

 余りにも短絡的ではないかと、お叱りを受けるかもしれませんが、この参議院議員選挙で自民党が消費税の値上げを訴えて、自民党が崩壊するのであれば、これからも薄甘い野党時代のマニュフェストに縛られる民主党政権に歯止めが掛からず、日本が現在のギリシャのように財政破綻することも考えられます。

 人口が右肩上がりに増えていくという想定の元に組み立てられた現在の保険や年金制度を、少子高齢化社会では維持できないということが誰の目にも明らかになった以上は、痛みを伴う外科手術が必要であることは間違いありません。現在ならば、ブラックジャック程の難易度は必要ではないと思いますので、進行する悪性腫瘍が全身へ広がり手遅れとなる前に財政健全化という体質改善を図るべきであると考えます。

 そういった意味からも、目先のことばかりではなく10年、20年、100年、200年という単位での先を見据えた議論を行った中で、ガソリンを使う車から電気自動車が当たり前になる世界やそれを超える最新技術の開発は、世界的に見ても優秀な町工場という存在があってこそ成り立ちますので、ドイツのマイスター制度などを導入して優秀な職人さんの技術を維持すると共に、無から有を創造する研究開発技術を維持する優秀な頭脳を育てる2本柱こそが日本が生き残る道であることを自民党としてもしっかりとマニュフェストに入れるべきです。

 固い話になってしまいましたが、市議会議員として私も4年ごとの選挙という壁がありますから、4年間という単位で一区切りという点はあるものの、国立市の100年先、200年先を見据えた政策判断ということも必要であると感じております。6月の一般質問ではそういった視点も組み入れて行きたいと思います。

 その後は、立川法人会総会に参加する為に谷保天満宮の社務所へ向かい、それから青柳若葉会として5月9日植え切れなかったサツマイモの苗植えを行いました。

 夕方になるとちょうど雨が止み、その隙に250株全てを植えることができたものの、前かがみになって行う作業というのは、意外と疲れるもので、僅かな時間でしたが農家の方々の苦労を知ることができました。



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