こんにちは、令和6年第4回定例会(11月議会)の一般質問において、防災備蓄品の有効活用を訴えた防災士の資格を取得している国立市議会議員の石井伸之です。
本日は、午前中に議会だより掲載文章の原稿作成、国立市長選挙に向けた連絡調整、午後2時からは「フードバンクくにたち」の理事長、副理事長と防災安全課長との意見交換を行いました。
「フードバンクくにたち」は企業や自治体と連携する中で、消費期限の迫った食材や防災備蓄品を引き取り、生活に困難を抱える方々や子ども食堂などへ食材を配布しているNPO法人です。
夏の時期に東京都からのペットボトルの水を引き取り、各地域への配布を行っていただきました。
青柳自治会にも500mlと2リットルのペットボトルに入った水をいただきました。
青柳稲荷神社の盆踊りにおいて500mlの水を熱中症予防の観点から参加者へ配布すると共に、2リットルの水は青柳福祉センター1階の階段下倉庫へ保管しました。
話をお聞きする中で、「フードバンクくにたち」の皆様が様々な活動を通して、フードロス削減と貴重な備蓄品の有効活用に向けて尽力されていることが分かります。
そういった活動の中に、国立市に備蓄品も入れ替えの際に、消費期限が迫った備蓄品を業者に引き取っていただくのではなく、「フードバンクくにたち」を始めとする同様の活動を行っている方々に活用いただきたいと思います。
防災安全課長に話を聞くと、大方の自治体では備蓄品を購入する際に、消費期限が迫り残っている備蓄品を業者に引き取っていただく仕様になっているとの話がありました。
私達国立市民の税金で購入した貴重な備蓄品が、様々な事情で生活に困難を抱えている国立市民の皆様へ届けていただければ嬉しい限りです。
また、フードバンクくにたちでは、アルファ化米を米粉にしてパックにする機械を使用し、その米粉をパンやホットケーキなどの材料として配布することも検討しているとの話がありました。
防災安全課長は福祉分野の課長職も務められていたことから「フードバンクくにたち」の皆様が活動されている意義や防災備蓄品を福祉分野で活用して欲しいという真意を理解いただき、大変嬉しく思います。
私は防災士としていざ災害時には市民の皆様の安全と安心を守る活動を行う中で、平時における防災備蓄品を最大限活用する手法についても、多くの皆様の協力を得る中で考えて行きます。
そして、「良いことは良い」とはっきり物申す議員として、これからも活動したいと考えています。