アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月7日)は、つくづく健康、幸せを感じた1日でした。

まずは、午前中にカミさんと10日ぶりに散歩に出かけました。

運動場には野球に興じる子どもたちの声が戻ってきていました。

光徳院東光寺(共に真言宗豊山派)に行ってマスクを外して思いっきり深呼吸をしていました(写真は東光寺にて)。

お寺は、今まで出かけていたときよりも人気が少なくなっていました。
おそらく他のところに出かけるようになったのでしょう。


夕方は、3カ月ぶりに新宿の西口に出かけました。

人通りは、ピーク時の半分くらいでした。

そして、待ち合わせ場所の北の味紀行と地酒「北海道」新宿西口店へ。

息育、口呼吸問題の第一人者の 今井一彰先生みらいクリニック 院長、写真左)、松田 望さん(看護師、写真右)と懇談しました。

そもそもは、松田 望さんが5月14日に「私の師匠のオンラインセミナーです。岩井先生、長生きしてほしいので是非ご覧になって頂きたいですー!」とメッセンジャーでお知らせくださったのがご縁です。

私は5月31日(日)に今はYou Tubeで配信されている「コロナに打ち勝つ鼻呼吸の話~ 口呼吸問題の第一人者が伝えるセルフケアの極意」でメモを取りながら1時間しっかりと勉強しました。

動画の中で今井先生は「鼻呼吸をするために」として

(1)あいうべ体操
(2)口テープ
(3)鼻うがい

を提唱され、さらに後半には「幸福を決定づけるもの」として

(1)健康
(2)人間関係
(3)自己決定権

を取り上げ、ないものに目を向けるクセに代わる「感謝できることを探す」ことを熱く語っておられ、「何じゃこりゃ、アドラー心理学と近いじゃないか」と感じていました。

松田さんにお礼のメッセンジャーを送ると、松田さんは3人でグループを立ち上げ、今井先生とのやり取りが始まり、昨日に会食の機会をいただくことになったのです。

まさに1週間のうちの急展開でした。

今井先生とは共通の知人もいらっしゃり、私の本も読んでくださっていて、話題は健康から幸福感、そしてWell-beingへと発展していったのです。

私は、今井先生のお話をいくつも手帳にメモしました。

特に強く印象に残ったお話しは「医療行為の要らない医療」「医療に至る前のプロセスが大切」で、まさに今井先生が実践していらっしゃる活動でした。

私は、山手線に乗られた今井先生をお送りしてから、これからは「幸福」よりも「Well-being」を前面に押し出そうと思い至りました。

Better-beingでもBest-beingでない「Well-being」。

そのスタンスは、現状のないもの探しでなく「あるもの感謝」から始まり、そのためには「Well-thinking」「Well-feeling」「Well-acting」という思考・感情・行動をWell(良好)状態に保つことかもしれません。

なお、今井先生、松田さんは、それぞれ私に5本指ソックス(よびのば®ソックス)をプレゼントしてくださいました。

これから私の健康観、Well-being観が深まりそうで楽しみです。

今井先生、松田さん、本当にありがとうございました。

とてもWell-beingな朝です。

◆You Tubeで配信されている「コロナに打ち勝つ鼻呼吸の話~ 口呼吸問題の第一人者が伝えるセルフケアの極意」は6月末までの限定公開のようです。
是非ご覧ください。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月27日)は、会社では ELM勇気づけトレーナー養成講座 が行われていました。

ここでも不測事態対応の代役登壇として、永藤かおるさんの代わりに宮本秀明さんが小倉 玄さんと共に講師を務めています。

私は、今日から次々と続く研修の準備をしていました。

そんな間に 戸田久実さん(ブログフェイスブックアドットコミュニケーション株式会社 代表取締役、一般社団法人 日本アンガ―マネジメント協会 理事)とのコラボになる3月11日(日) 13:30 ~ 17:00に大阪で行われるキャリアコンサルティング技能士会 関西支部主催の

2017年度 特別研修会「キャリアコンサルタントに必要な人と組織への働きかけ ~アドラー流マネジメント&アンガーマネジメント」

の情報がオープンになりました。

戸田さんは、つい最近『働く女の品格 30歳から伸びる50のルール』を毎日新聞出版から出されたばかりです。

働く女の品格
30歳から伸びる50のルール
戸田 久実
毎日新聞出版

 

さて、私は9:30に東中野の 原歯科医院 に行き、歯科医師の佐藤 裕介先生(デンタルフィットネスクラブ 院長)から左下の奥歯の抜歯をお願いしました。

隣の歯はインプラントになっていますが、ぎりぎりまで生かしていたものの、いよいよダメになっていました。

原歯科医院 では、情報公開が徹底していて、詳しく治療方針の説明をしてくれるし、治療台から見られるディスプレイに映し出されたレントゲン写真を撮影してよいことになっています。
今後はインプラントを予定しています。


抜歯後は、来週すぐに点検を受けることになっているのに、なかなか日程を確保できないことを伝えると、佐藤先生は「どんなお仕事をされているのですか?」と私に聞いてきました。

アドラー心理学をもとにした研修をしていて、本もたくさん書いていることを伝えると、アドラー心理学に関心を抱いてくれたので、次回の診察時には私の本を贈呈するお約束をしました。


ところで、抜歯後の麻酔が切れて、痛みが始まると、私は歯を含めた自分の身体を十分にいたわっていなかったことを後悔しました。

3つの後悔があります。

(1)子ども時代に虫歯予防をしっかりとやっていなかったこと
(2)40歳~50歳代に飲酒の習慣があったこと
(3)45歳ごろから数年間、民間治療に頼ってしまっていたこと

子ども時代から歯科医院とはずっとご縁があって、治療費は累計すると莫大な金額になります。
保険のきかないインプラントは、今度で4本目になるし、3カ月に1回のメンテナンスも欠かせません。

飲酒の習慣と民間治療は、やがてメタボリック・シンドロームを引き起こすことになったし、西洋医学による根本治療から離れていっていまい、かえって症状が悪化してしまいした。

私は、心理的には後悔の念が薄いのですが、身体面では明らかに後悔の念が強く存在します。

<お目休めコーナー>1月の花(23

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月9日)は、1月6日~8日の3日間 SMILEリーダー養成講座 のあとの体のメンテナンス。

5月、8月に検査入院し、12月に処置入院した東京女子医大附属病院の外来の担当医師のところに行ってきました。

術後の経過はかなり順調で、他の処置が不要なことを確認し安心しました。

血液検査と外来診療の間には、素敵なレストランで朝食。

東京女子医大附属病院にたどり着くまでは、近所の内科クリニックと専門医の両方に診てもらっていましたが、1つのところにまとまり、心理的に楽になっています。

会社に行くと、この先1月も2月も外部での研修が連続するため研修資料を数か所に送れるようまとめ上げ、カウンセリングを1件こなしました。

そして、17:00からは市ヶ谷の五番町鍼療院 へ。

鈴木さんに整体と鍼で私の体のメンテナンスをしてもらいました。

家に帰ると、カミさんと夕食をいただきながらビデオに収録してあったNHK大河ドラマの「西郷どん」を観て、今年1年の大河ドラマが楽しみになりました。

カミさんは、14日(日)のヒューマン・ギルドでの アドラー心理学ゼミナール の骨子をまとめたようでした。

ゼミナールは「シンプルマインドセット」 

として本人のブログにも書いています。

※ アドラー心理学ゼミナール は、好評につき満員御礼となっています。

<お目休めコーナー>1月の花(7)

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

術後の経過がよく、今日(12月8日)のお昼近くには退院できそうになりました。

入院中は、カミさんが毎日来てくれ、6日の夕方には、会社の出先からタクロウが来てくれました。

ブログをGoogle翻訳で読まれたペルグリーノ博士、その他多くの方からフェイスブック、メールなどでお見舞いのお言葉を頂戴し、心から感謝申し上げます。

 山崎裕子さん からいただいた私の生まれ故郷の氏神様の今宮神社のお守りが精神的な支えになりました。

入院中の最大の苦痛だったはずのお〇ん〇んから管を入れる導尿は、臍下の一点に気を込めることをやってみたら、大した痛みではありませんでした。

8月の検査入院の時は、美人の先生にやってもらったのですが、思わず殴りたくなったほどでした。

病室は4人部屋で、最初は私ともう一人だけ。
この人は、私がスマホで小声で電話していたら、わざわざ忠告しに来ました。

3日目は、この人が退院して4人部屋を独占状態。

しかし、処置室から帰ってきたら、3人、そしてその夜は4人。

いびきの大合唱に耳栓をしていても悩まされました。

おまけに私の左側に位置する、元編集長と称する人の咳がひどく、「だいじょうぶですか?」と声をかけたくなるほどでした。

仕方なくCDポータブルプレイヤーでかなりの時間、音楽を聴いていました。

昨日は、経過を観察するだけの暇な状態でした。

教授回診もありましたが、私は、耳は教授の話に、目は同行者に向けていました。
6人ほどで来ていました。

その後、「学生の患者対応法にご協力いただけませんか?」と男子指導者と女子学生がやって来ました。

「これは面白い、楽しんでやろう」と思って、「実は私はカウンセラーです。学生さんがどんな対応をされるか、私の方からもフィードバックをさせていただきます」と語ると、医学部5年生の学生は、やや緊張気味に6つほど質問をしました。

私が「ご不満の点は?」の質問に対して、30時間も連続して点滴を受けることになったのに、そのことをあらかじめ正確に伝えてもらえていなかったことをあげると、その学生はにっこりと、「私が医師になったら気をつけたいと思います」と可愛い顔をして言いました。

私は、教官に「この人はなかなかの人です。専門家の立場からもお墨付きを与えます。ただし、閉じた質問(クローズド・クエスチョン)が多かったかな」と伝えると、「確かにもう少しオープンな方がいいかもしれませんね」と答えました。

私は、興味本位で「どうしてこういうことをするのですか?」と尋ねると、「学生の中には満足に患者に向き合えない人がいるのです」と教えてくれました。

確かに医学部の学生にコミュニケ―ション・スキルを教えなければなりません。
時々、変な医者に出会うことがありますもの。

昨日は、カミさんと喫茶も楽しみに行く途中、5月の入院時にお世話になったHさんにもお目にかかれました。

なお、Hさんのことは、5月の入院に関連して次のように書いています。

◆2017年5月26日付けブログ 入院時に観察したこと(3):ナース編 ― Hさんのスキンシップ

こんなふうに入院時もそれなりに楽しんだ私です。

<お目休めコーナー>12月の花(7) 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

12月4日(月)に某医大附属病院に入院して4日目になりました。
 
昨日の8:00から点滴が16時間も続くことになりそうです。
 
昨日は、2回(5月と8月)の検査入院の結果に結果に基づいて判明した私の高血圧の根本原因に対処すべくカテーテルを入れて、左の腎臓に至る動脈を広げるためステントを入れました。
 
この結果がどう出るかは、予断を許しませんが、今のところ比較的順調です。
 
ただ、入院中に時間の経過を知らせる表現に患者として「どうかな?」という部分がありました。
 
全員ではないのですが、看護師さんによると、「もうすぐ」「間もなく」「長い時間がかかります」という言葉に、患者である私との間にギャップが生まれます。
 
「もうすぐ先生がいらっしゃいます」と言われ、5分か10分後だと思ったら30分後だったり、「間もなく・・・・が始まります」が1時間後だったりしました。
 
一番困ったのは、点滴に関して、「これが最後になります。ただ、時間が長くかかります」と言われて始まった点滴が実は15時間もかかる点滴だったりすると、私の次の行動が大きく制約されてしまいます。
 
私の点滴の概念は長いもので3時間。
それが長くかかるとして、5時間くらいに思っていて、点滴の目盛りがいつまで経っても変わらないので、思わずナースコールをして、「この目盛り、いつまで経っても変わらないのですが・・・・」と伝えたら初めて15時間もかかる微量注入の点滴であることが判明しました。
 
私は、昨日の8時から30時間近く(トイレや洗顔などの一部を除く)ベッド、あるいは処置台上の人間となり、多動の私にとっても拷問に等しい扱いになります。
 
拷問の時間が終わったら、病院内の私の探検/観察を始めます。


さて、入院中に早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校のご担当の方から私がこの夏に続いて担当する冬季コースがオープンになったことのお知らせが入りました。
 

 
◆早稲田大学オープンカレッジ 八丁堀校
「より豊かなライフスタイルで生きる:アドラー心理学の実践 」
 講師:岩井 俊憲
 日程:1月18日、2月1日、2月8日、2月22日、3月1日、3月8日(全6回・木曜日)
 時間:10:30~12:00
 料金:会員価格 ¥17,496、ビジター価格 ¥20,120

講座内容
 アドラー心理学の実践法として「ライフスタイル」と「共同体感覚」を2つの柱として学びます。自身の性格に相当するライフスタイルの概念を知り、それを共同体の中で生きる上でどう活用していったらいいかが習得できます。

 01/18 ライフスタイルを理解するためのアドラー心理学(アドラー心理学の概要を学びます)。
 02/01 ライフスタイルの概念 ― ライフタスクとの関連で(ライフタスクに直面したとき、ライフスタイルでどう対処するかをもとに、それぞれの概念について)。
 02/08 ライフスタイルの類型(ライフスタイルのさまざまな類型を知ります)。
 02/22 ライフスタイルの発達(ライフスタイルがどう発達するかを学びます)。
 03/01 私たちが生きる共同体(「共同体感覚」とは何かをもとに私たちが生きる共同体について問い直します)。
 03/08 共同体の中での建設的な生き方(共同体の中でのライフスタイルを使ってどう建設的な生き方をするかを探ります)。
 
■お申込みは:https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/41684/
 早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校
 〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-17-9 京華スクエア3F
 TEL:03-5117-2073 FAX:03-5117-2074

ありがたいことに、一般へのオープン前に夏季コースに参加された方を中心にすでに8人の方のお申し込みがあるとのことでした。

<お目休めコーナー>12月の花(6) 

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今日は。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月16日)は、入院の主目的の日でした。

5:45に起床。

6:00までに手早く洗面、歯磨き、着替えなどを済ませ、6:15からの点滴に備えました。

点滴は連続15時間ほどになりました。

7:30ごろ2人の女医さんがお見えになり、尿道から管を入れました。

これが痛いこと痛いこと。

担当のK先生が、うちのカミさん ―私ではありませんぞ― 曰く、「ミス〇〇医大」と名付けたくらいの美人だったからよかったものの、男性医師ならば「殴ってやろう」と思ったほどでした。
これは、その先生の処置室にストレッチャーで運ばれる途中でお伝えしました。
苦笑いしておられました。

処置室では、3本のカテーテルを股間の付け根から挿入。

腎臓・副腎の部位を2時間半かけて調べられました。

検査後、4時間安静。
累計すると、9時間半、寝返りを打てずに上向きで寝ているのは、多動の私にとって辛いことでした。

ただし、CDプレイヤーをカミさんに持ってきてもらっていたので、数枚分の音楽を聴くことで安静時の数時間寝ていられたのは幸いでした。

検査を担当したM先生を含む5人が夕方に来室。
順調に推移していることが伝えられました。

ついていたのは、夕食時です。

ナースのHさんが食事を運んでくれたのです。

カミさんと私は、前回の入院時にHさんの笑顔にどれだけ勇気づけられたか、そして今日も、担当でもないのに、ストレッチャーからベッドへの私の移動を自ら名乗り出て手を貸してくれたことに心からの感謝をお伝えしました。

本当に今回も、医療チームのお陰で恵まれた入院生活が送れていることと併せて、多くの方々がお見舞いのお言葉をくださっていることに対して感謝をお伝えします。

8:00~18:00まで10時間付き添ってくれたカミさんは、家に帰ってから「今日は本当にお疲れ様でした。『痛みに耐えて頑張った!感動した!』(どこかで聞いたね)」というメールをくれました。

ありがたいことでございます。


◎Amazonでは『男と女のアドラー心理学』(青春出版社、1,400円+税)の画像も出て、9月1日発売として予約受付をしているようです。
 https://www.amazon.co.jp/dp/4413230523

ヒューマン・ギルドでは、8月17日(木)19:00配信のメルマガでこの本の拡販キャンペーンを打ち出します。
お力添えをどうぞよろしくお願いします。

<お目休めコーナー>8月の花(14)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

昨日(5月25日)は10:30~17:30に 株式会社 マーケティング研究協会 で公開セミナー

アドラーに学ぶ! マネジメント心理学

を20名の受講者を対象に行っていました。

研修を行いながら検査入院疲れを自覚していました。
平素のように体力が戻っていないようです。


さて、「入院時に観察したこと」シリーズの3回目、最終回です。
今回はナース編です。

入院中に一番お世話になったのは、何と言っても看護師さんです。

検温、血圧測定の他に、患者の要望の聴き取りから、医師や検査技師との連絡・調整など、日中担当、夜勤の方など私は延べ10人以上のナースとやり取りをしたと思われます。

その中でも印象に残っているのがNさんとHさんです。

Nさんは、「入院診療計画書」に担当看護師として名前のある方で、私が17日(水)の入院直後にやってきて「Nです」と名札を見せながら私とカミさんに挨拶しました。

珍しいお名前なので、私は「もしかしてルーツは九州ではありませんか?」と言うと、「どうしてわかるんですか?」と驚いて、「父親が鹿児島の出身なのです」と明かしました。

「同じ苗字の方が鹿児島にいて、知り合いなものですから」

私は、初対面の方に名前を巡ってやり取りをするのが習わしになっています。

これは、デール・カーネギーの『人を動かす』(創元社)の「人に好かれる6原則」から学んでいるものです。

人を動かす 新装版
デール カーネギー
山口 博
創元社

この第3原則に「名前は、当人にとって、最も快い、 最も大切なひびきを持つ言葉であることを忘れない」とあります。

ところで、Nさんは私の入院にあたっての要望を聞く際に「検査内容とスケジュールをあらかじめ知りたい」を「入院診療計画書」に「検査が安全に進むようにわかりやすく理解が得られるまで説明いたします」と書いてくれていました。

 

このことは、検査を行う3日間、毎日メモで渡されました。

Hさんは、2日目の午後から姿を表しました。

名札を見せながら「Hです」と名乗ったのですが、眼鏡を外していたために名札が読み取れませんでした。

すると、「俳優のH・Kと同じHです」とわかりやすく伝えてくれました。

この人の強みは笑顔とスキンシップでした。

18日の4時間に及ぶ点滴の時も、時々顔を出してくれ、私が足元にある本を取ってくれるようお願いすると、私に手渡す際に「だいぶ重くて分厚い本を読んでますね。何ですか?」と関心を示しました。

「これは『夏目漱石全集』です。全3巻に漱石のすべての作品が凝縮されていて、この本はそのうちの第2巻、今『こころ』を読んでいるところです」

点滴液を交換する際は、「これが最後ですからね。よく頑張ってくれてますね」と言って、そっと私の左太ももに手を添えてくれました。

当日の検査のほとんどを終えて病室に戻ると、微笑みながら「お疲れ様でした」と肩にそっと触れてくれました。

私は、見舞いに来ていたカミさんに「Hさんはキャバクラででもバイトをしていたのかな?」と言うと、彼女は「ジジ殺しのコツを知っているのよ」というコメントをしました。
なるほど。

退院の日の20日(土)の朝は、朝食の前に「手術室から応援に来ました」という看護師さんが検温と血圧測定に来ました。

土曜日で休みのため、ほとんどの顔ぶれが替わっていました。

朝食が終わり、私が一人で荷造りを終えて、「退院の準備が終わりました」とナースコールをすると、やってきたのは何とHさんでした。

私はてっきり、見知らぬ人が来ると思い込んでいたのに、Hさんが笑顔で来てくれたのが喜びでした。

私はHさんと並んで歩き、ナースセンターの人たちに挨拶をし、エレベーターに乗る前に「私はHさんに最後に見送られて退院できて幸せです」と言いました。

Hさんは手を振りながら私を見送ってくれました。

ドアが閉まってからもHさんの笑顔がしばらく残像として存在していました。

これで「終わりよければすべてよし」とも言える私の3泊4日の検査入院の物語を終わります。

<お目休めコーナー>5月の花(23)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

まずは、お知らせです。

『親と子のアドラー心理学』のCMが5月22日、23日の2日間、日テレ「スッキリ!!」(9:30~10:25の関東ローカル枠)で流れました。

親と子のアドラー心理学
岩井 俊憲
キノブックス

6月8日(木)に加えて、26日(月)も同じ番組で放映されます。

木下グループの 株式会社キノブックス だからこそできることです。


さて、「入院時に観察したこと」シリーズの2回目です。
今回はドクター編です。

5月17日(水)に入院手続きをし、病棟の8階にカミさんと行ったとき、まず対応してくれたのはクラークのTさんで、フロアを回りながら説明後、身長・体重の測定。

その後、11:00少し過ぎて830号室に入るとすぐに、看護師に続き担当医師が挨拶に来ました。
O先生という30歳前後と思われる女性医師。

私は、挨拶が終わるやいなや、私は5月22日(月)の晩に避けられないイベントがあるので外出許可を願い出ました。

O先生は、左手のひらにボールペンでメモを書き、できるだけ叶えられるようにする、と言ってくれました。

そして、私は「これはワイロではありませんよ」と言いながら、私の書いた文庫本3冊をお渡ししました。

アドラー流「自信」が生まれる本:
気づかなかった魅力が見つかる「3つの質問」
(王様文庫)
岩井 俊憲
三笠書房
アドラー流 人をHappy
にする話し方 (王様文庫)
岩井 俊憲
三笠書房
働く人のためのアドラー心理学
「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣
(朝日文庫)
岩井 俊憲
朝日新聞出版

17:30には、私の治療にあたる医師4名(O先生を含む)がやって来て、治療方針の説明をしてくれました。

さらに、O先生は、私が夕食を終えた19:00に来室、今までの病歴の聴き取り後、聴診、触診をしました。

帰り際に「5月22日には退院できるように目指しましょうね」と言ってくれたので、私は胸を撫でおろしました。

翌5月18日(火)の10:50には、入院中たった1回の教授回診がありました。
8人くらいがぞろぞろ来たでしょうか。

何を言われたか覚えていませんが、残ったO先生は、服用を勧められない漢方薬と、ある降圧剤を預かって帰りました。

夕食後は、先輩格の男性医師のS先生と一緒に来室、S先生は初日の血液と尿の検査結果をもとに、立て板に水のような流ちょうな説明を施してくれました。

あまりによどみない説明ぶりは、印象に残りにくいことを実体験しました。

(1)全体的にそう悪くはないこと、(2)原発性アルドステロン症には漢方に含まれる甘草が悪影響を与えるので当分服用しないこと、(3)5月20日(土)の退院を目標にしていること、のようでした。

ところで、この晩、悪夢到来です。

24時間心電図を体に装着して眠りに就いたのですが、同室のKさんのいびきで起こされてしまいました。

1時間ほど眠れなくなってっしまった私は、わずかな明かりを頼りにO先生宛に9項目のお尋ねしたいこと ― 退院の時間、処方箋のこと、お世話になっている医院との連携など ー をメモ帳に書き出していました。

翌日(5月19日)の9:00から始まる4時間の点滴の時に来られたO先生に点滴を受けながら9項目の質問を伝えました。

驚くことに、O先生は、9項目の質問に対して自ら、ナースやクラークを通して100%回答してくれました。
大感激でした。

O先生は、夕食後、しばらくして当直の医師が睡眠時無呼吸症候群を検査する機器を取り付けるためにやって来ることを私に伝え、明日(土曜日)は休みのため退院を見送れない旨言ってくれました。

私は、「大変お世話になりました。O先生にご担当いただいて本当によかったです」とお礼を申し上げました。

O先生は一瞬、マスクを下げて「こちらこそ」と言ってくれました。

今日のブログは、これで終わっていいのかもしれませんが、その後トラブルがありました。

前日の不眠と検査疲れがあって、私は10:00前に眠ってしまいました。

24:00にふと目を覚ますと、睡眠時無呼吸症候群の検査機器が装着されていません。

もし、このまま装着しないで、明日の退院の日を迎えると、当直の医師は失敗を責められることだろうと懸念しました。
それに、この検査料金を含めて5月19日(金)のうちに支払っています。

そこで、ナースステーションに行って、睡眠時無呼吸症候群の検査機器のことを伝えると、数分後、当直の女性医師(とてもチャーミングな人)が飛んできました。

「申し訳ありません!」

「大丈夫ですよ」。にこっと私。

こんな人に汚点を与えなくてよかったです。 

最後に、O先生、またご縁があったらお世話になりたいものです。

本当にありがとうございました。

患者本位の対応をしてくださって心から感謝しております。

<お目休めコーナー>5月の花(22)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

先週の3泊4日の検査入院でただでは起きない精神を発揮しての記事です。

5月17日(水)から20日(土)まで検査入院をしていた体験で同室の患者を観察できたのは、とても面白かったです。

私とカミさんが5月17日(水)の11時過ぎに病棟の8階をぐるっと回って案内されて病室に入ったとき、私のほかに2人の患者がいました。

私には窓際(入口から入って左奥)の4畳半くらいのスペースがあてがわれ、窓から外が見えることをありがたく思いました。

午後になると、右側のスペースにいた人が退院となり、間もなく足元のスペース(入口から右奥)に新しい患者(Yさん)が娘に伴われて入ってきました。

この方は、肺の手術後の人と思われ、しばらく食事が出ても食べられないでいました。

何回かナースコールをして痛みを訴えていました。

2日ほどすると、少し元気になって、看護師に娘夫婦が検査技師だと話し始め、病気のことではない話題で30分ほど話し続けていました。
よほど話がしたかったのでしょう。
長話につき合った看護師も大変。

私が困ったのは、このYさんではなく、入口右側に以前から入っていたKさんです。

糖尿病患者らしく、食事前にいつも血糖値を測っていました。

このKさんのいびきとひとり言は、はなはだ迷惑でした。

いびきは耳栓をしていても効果がないほどで、私の入院中は大きなストレス要因でした。

Kさんは、寝ていても迷惑をかける人であるだけでなく、起きていても存在感の大きい人でした。

急に大きな声で、「さ、起きるか! 食事まであと1時間半だな」と、部屋中に響く声の大きさでひとり言を発し、うがいの音も大音響、食事中もぺちゃくちゃうるさいのです。

私は最初、何度か「いい加減にしてくれませんか」と注意しようと思ったのですが、途中から方針を変更し、どういう状況と目的でひとり言を言うのかしっかりと観察することにしました。

普通は、ひとり言は自分自身に語りかけるものですが、Kさんのそれは、声量と内容がつぶやきレベルのものではありません。
看護師さんたちと話す声よりも大きいのです。

私はこんな仮説を立てました。

「Kさんは、この病室内で主(あるじ)でいたいのではないか?」

ここで、10数年前に劇団昴に久米 明が主人公のウィリー・ローマンを演じる『セールスマンの死』を観に行ったときのことを思い出しました。

久米の登場場面に限って露骨に咳払いをする観客がいました。

殴ってやりたいほどの怒りを覚えました。

舞台が終わって、共演者の石波義人さん(現在は劇団四季俳優、ヒューマン・ギルド会員)にその客のことを聞いてみたら、その人は劇団民藝の滝沢 修をずっと応援していた人なので、『セールスマンの死』のウィリー・ローマンを久米 明が演じるのを苦々しく思っていたのではないか、とのことでした。

だとすると、演技にブーイングを与えるような目的で咳払いをしていたことになります。

そこで、同室のKさんの、場を支配するためにひとり言を使う目的がより鮮明になってきたのです。

アドラー心理学の知恵を入院中に使って観察してみるのも面白いものです。

次回はドクター編です。

<お目休めコーナー>5月の花(21)

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

5月17日のブログ 今日から数日リトリート(隠遁生活)でお伝えしましたが、リトリートという名の検査入院でした。

5月17日(水)の11:00から5月20日(土)の9:00まで某医科大学附属病院に入院し、その間に13種類の検査を受けていました。

入院時は、カミさんが付き添ってくれましたが、退院時は一人でした(その前日に来て、支払いなども済ませてくれました)。


(病室の窓から)

30年間に及ぶ持病の高血圧の根本原因 ― 原発性アルドステロン症の疑い ー を探るための入院でした。

高血圧のうちの90%は「本態性高血圧」と言われ、降圧剤で血圧を低下させることが可能ですが、残りの10%のうちのかなりの部分が、副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に分泌することによって高血圧になり、これは降圧剤の効果が出にくいらしいそうです。

私は高血圧対策として、この30年間のうちに服薬のほかに民間療法や気功法、運動療法、食事療法など、かなりのことをやってきましたが、いずれも決定的な血圧低下要因にはなりませんでした。

さて、検査のことはさておき、54年ぶりの入院体験で貴重な体験ができ、何よりもいろいろと面白いことを観察できましたので、何回かに分けてお伝えするつもりです。

退院して家に帰ってからは、浴槽にゆっくり足を延ばして入り、夕食は、中野まで歩いて、カミさんに満州餃子につき合ってもらいました。

満州の餃子はコスパがいい上に、久しぶりのビールがうまかったこと。

それにしても、今回の検査入院に関しては、社員が留守をしっかり守ってくれたことに感謝でした。

カミさんにもだいぶ世話になりました。

高血圧の根本原因に真剣に向き合うことを勧めてくれたのもカミさんでした。

予定より早い退院を人一倍喜んでくれたのもカミさんでした。

木曜日の夜中に意外に早い退院を知らせるメールを送ったら、金曜日の朝にこんなメールが届きました。

> 土曜退院おめでとう。
> 思いがけない早さの退院で、よかったね!
(途中略)
> 俊憲さんは、今までもマジメに取り組んでいたよ。
> 私もビシバシやってたし 笑
> これからもビシバシ若返らせるからね!
> なんて、嘘だよ。
> この世で一番大切な俊憲さんだから、一緒に取り組むの。
> 今日は、着替え1日分だけ持って行くね。
> では、また後ほど!

持つべきはいいカミさんですね。

ノロケで終わります。

ちゃん、ちゃん。

<お目休めコーナー>5月の花(19)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

まずは、アドラー心理学ブームを加速させる話を2つほど。

ある外国の出版社から『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)を翻訳・出版したい旨の申し入れがあったようです。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター

私は即OKを出しました。
別の国からも10月に交渉に来る人がいます。
アドラー心理学がマンガを通じて海外に伝わるのが楽しみです。

2つめは、以前にもお伝えしていましたが、日本経営合理化協会 の研修一覧ページにアドラー心理学研修ページ が本番公開されました。
私の5分間の講義シーンが動画で見られます。


さて、これからの話題です。

北朝鮮の金正恩第一書記(31歳)が「不自由な体」の健康異変説が報道されています。

北朝鮮中央テレビでは、右足を引きずりつつ北東部の工場を視察する姿を放映し、ナレーターが「不自由な体なのに、人民のために指導の道を炎のように歩み続ける我が元帥」と伝えていたようですが、私は笑ってしまいました。

数カ月前も、不自由な右足を映像で見て、日本人のコメンテーターが「おそらく右足を怪我しているのでしょう」と語っていたことを、「この人はいい加減なことを言っているな」と思ったものです。

痛風なのです。

韓国のメディアでは、暴飲暴食が原因の痛風を患っていることを伝えています。


実は、私も痛風を何度も体験した人間です。

忘れもしない体験があります。

15年ほど前のことでしょうか、ある生命保険会社の健康診断を担当する医師たちを対象とする講演会を引き受け、舞台の左袖から足を引きずるように中央の演壇まで歩く私の姿に聴衆から失笑が漏れました。
医師たちは、私の痛風を見抜いていたのです。

痛風、ここ10年ほどご無沙汰ですが、この痛みに耐えつつ人民のために指導の道を歩む金正恩第一書記に心からの同情の念を表します。

<お目休めコーナー> 9月の花(28)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

5月に受けた人間ドックの結果、2か所ほど異状を指摘され、紹介状を2通預かる体験をしました。

 

1つは、以前も、というよりか健康診断の度に指摘されることであるため慣れているのですが、もう1つは、実はかなりショックでした。何せ健診センターの医師から直接お電話をいただいたのですから。

次のような妄想が起きました。

私は、あと4~5年でこの世を去る。それにしては、やりかけの仕事が多すぎる。
95歳まで現役を続けるつもりだったが、その夢は25年も早く終わってしまう。
カミさんは気の毒に、伴侶のいない生活を30年近く続けることになる。

私は、かかりつけの医師(A先生)がもともと、ショックを受けた領域の専門家であることを思い起し、紹介先の総合病院でなく、不安な気持ちを抱きながらA先生を昨朝訪ねました。

A先生は、診断結果と画像を見て、こういっしゃいました。

「顔のしわのようなものです。年齢と共にこのようなことは出てきます。念のために薬を出しておきましょう」

「え、それだけでいいのですか?」と私。

「私だってきっとありますよ。ただ、怖くて検査をしないだけですよ」


午後2時からはもう1つのことの二次検査のため健診センターへ。

担当医師はとても親切な人で、いろいろ説明してくれます。

検査が終わって、所見をお聞きするとき、「紹介状を書きますか?」と言われました。

あまり前後関係が読めなかった私は尋ねました。

「紹介状のあるなしで、どれがどう違うのですか?」

「紹介状を出すと、データはその先生のところにいきますが、出さないと、当センターにだけ残ることになります」

ということは、肝心の私自身には、説明を受けただけで、詳しいデータを手にすることができない、ということになります。

「個人情報ですから」とあっさり言われ、紹介状とデータを預かって来たものの、不可解な気持ちで一杯でした。
検査データを本人に知らせないのって、「インフォームド・コンセント」の点でどうでしょうか?

紹介状を口実にデータを預かった私、総合病院でなく、A先生をまた、紹介状を持ってお訪ねしよう。
A先生ならいろいろ教えてくれそうですもの。

<お目休めコーナー> 6月の花(2)

 

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おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(1月4日)は、今年初めてヒューマン・ギルドのオフィスに出かけ、年賀状を読んだり、講座の受付簿の記入などを行ってきました。

1月開催の次の催しのそれぞれにお客様がたくさんお越しいただけるようでうれしいです。

アドラー心理学ゼミナール  1月6日(日)

カウンセリング演習 1月6日(日)
(前半の1時間半で「アドラー派のグループ・カウンセリング」)

新年会 1月6日(日)

アドラー心理学ベーシック・コース 1月12日(土)から開催

「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」集中コース 1月19日(土)、20日(日)開催


話は変わって、健康に関する話題です。

私の今年の大きな課題は、自分の健康としっかり向き合い克服することです。

昨日は、かかりつけのクリニックに行ってきました。
来週は、人間ドックの結果で思わしくなかった件で再検査を受け、徹底的に健康回復に取り組むつもりです。

ところで、昨年の12月から睡眠時に心がけようと始めたものがあります。

いびきや睡眠時無呼吸症候群の原因となる口呼吸を止め、鼻呼吸を促進するために「ネルネル」(下の写真)を使い始めたことです。

 

ついでながら、下に写っているのは、鼻腔を広げるツールです。

思えば、積年のいびきとの格闘の物語が終わろうとしているのです。

ここからしばし回顧談。

サラリーマンの頃です。

社内でいびきナンバー・ワンと言われた青木さん(当時は大阪支社長)と不幸にも旅先の日本旅館で同室になる悲劇に見舞われました。

青木さんのいびきに悩まされないようにと、私は日本酒をたらふく飲み、青木さんより先に眠りについたようです。

気が付いたら夜が明けていました。
隣に敷かれたはずの青木さんのふとんがありません。

ふすまを隔てた窓際(内廊下)に青木さんが寝ていました。

「あ、そうだ。青木さんは、私に迷惑をかけないようにと、こんなところに場所を移してくれたのだ」
と思い込んでいました。

青木さんが起きて曰く。
「あんたのいびきがうるさくて眠れへんかった!」


ここ20数年の犠牲者はカミさんです。

ダイエットとお酒を減らしたことによって、いびきの頻度と程度は低下したものの、なくなったわけではありません。
これに睡眠時無呼吸の懸念が加わって、夜中につつかれることがよくありました。


ネルネルに話を戻します。

使い始めて1か月を超えますが、なかなか快適です。
カミさんからも肯定的なフィードバックを受けています(難点は、テープを貼ったらしゃべれなくなること)。

鼻呼吸がしっかり習慣化するまで続けます。

ネルネル 21回用 (口閉じテープ)
三晴社
三晴社


口呼吸の弊害はこちらの過去ブログをご

2012年3月23日付けブログ 身体と向き合った1週間

◎「口呼吸で病気を防ぐ」を知るには こちら

睡眠時無呼吸症候群に関しては、この下を

2008年5月31日付けブログ 睡眠時無呼吸症候群(1)

2008年6月4日付けブログ  睡眠時無呼吸症候群(2)

2008年6月5日付けブログ  睡眠時無呼吸症候群(3)

睡眠不足とメタボとの関係はこちらを

2012年3月28日付けブログ 睡眠不足はメタボを招く?!


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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日に続いて「睡眠」の話です。

昨日(3月27日)の産経新聞に 「睡眠不足はメタボを招く?!」 という記事が載っていました。

それによると、食事と運動、そして適切な睡眠があって初めて生活のリズムが整うのに対して、睡眠時間を減らして日中運動の活動量を増やすと、肥満を防ぐどころか、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を招くことがわかってきたそうです。

睡眠不足は、ホルモンの分泌を狂わし、満腹感が得られず、食欲が増進され、肥満につながるという負のスパイラルに陥ることが科学的に明らかになったそうです。

睡眠不足はさらに、メタボの先にある糖尿病につながり、睡眠時無呼吸症候群(SAS)やうつ病の可能性もあることを日大医学部の赤柴恒人教授の言として紹介されていました。


以上のことから私は、「『短時間睡眠が健康に良い』というのは、医学的に真っ赤なウソ。健康にもなれないし、短命のもと」との3月16日に聞いた井上雄一氏の説をもとに最低6時間はしっかり眠ろうと決意しました。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

3月17日付けブログ 平日開催アドラー心理学ベーシック・コース5日目、夜は睡眠の講演 で 井上雄一氏(睡眠総合ケアクリニック代々木 院長、東京医科大学精神医学講座睡眠学講座教授)の睡眠に関する講演内容のほんの一部を紹介しました。

今回は、一生のうち1/3~1/2私たちの時間を占めている睡眠とどう付き合うかのヒントを「睡眠障害対処―12の指針」としてシェアします。

この考えを知っておくと、睡眠についての考え方が変わり、対処法が格段によくなりそうです。

なお、関心のある方は、次の本がお勧めです。

認知行動療法で改善する不眠症
岡島 義,井上 雄一
すばる舎

睡眠障害対処―12の指針

1.睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分
 睡眠の長い人、短い人、季節でも変化
 8時間にこだわらない
 歳をとると必要な睡眠時間は短くなる

2.刺激物を避け、眠る前には自分なりのリラックス法
 就寝前4時間のカフェイン摂取、就寝前1時間の喫煙は避ける
 軽い読書、音楽、ぬるめの入浴、香り、筋弛緩トレーニング

3.眠たくなってから床に就く、就寝時間にこだわらない
 眠ろうとする意気込みが頭を冴えさせ寝つきを悪くする

4.同じ時間に毎日起床
 早寝早起きでなく、早起きが早寝に通じる
 日曜に遅くまで床で過ごすと、月曜の朝がつらくなる

5.光の利用でよい睡眠
 目が覚めたら日光を取り入れ、体内時計をスイッチオン
 夜は明るすぎない照明を

6.規則正しい3度の食事、規則的な運動習慣
 朝食は心と体の目覚めに重要
 夜食はごく軽く
 運動習慣は熟睡を促進

7.昼寝するなら、15時前の20~30分
 長い昼寝はかえってぼんやりのもと
 夕方以降の昼寝は夜の睡眠に悪影響

8.眠りが浅い時は、むしろ積極的に遅寝・早起きに
 寝床で長く過ごしすぎると熟眠感が減る

9.睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のびくつき・むずむず感は要注意
 背景に睡眠の病気
 専門医の治療が必要

10.十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に
 長時間眠っても日中の眠気で仕事・学業に支障がある場合は専門医に相談
 車の運転に注意

11.睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと
 睡眠薬代わりの寝酒は深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となる

12.睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全
 一定時刻に服用し就寝
 アルコールと併用しない

いかがですか?

 

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