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ラストゲーム 最後の早慶戦 (角川文庫)
蒔田 陽平,古田 求
角川グループパブリッシング

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ある事情で会社を休み(内容は明日お伝え)、借りてきたDVD『ラストゲーム  最後の早慶戦』を家でカミさんと一緒に観ました。

観たくなったのは、早稲田大学の白井総長が入学式の式辞で「『自立』と『自律』」と題して、外交官としてユダヤ人6,000人の命を救った杉原千畝(「命のビザ」)と、戦況厳しい1943年10月16日に行われた「最後の早慶戦」について語っていたのが印象に残っていたからです。

この映画の監督は神山征二郎。主演は、渡辺 健の息子の渡辺 大 。他の出演は、柄本明 、 石坂浩二 、 藤田まこと 、 富司純子 、 柄本佑 、 原田佳奈 など。

goo 映画は、次のように作品を解説・紹介しています。

昭和18年。戦争が激化する中、練習に励む早稲田大学野球部の若者たち。六大学野球はすでに解散が決定しており、来るべき学徒出陣に備えるように圧力がかけられていた。

そんな中、顧問の飛田穂州のもと選手たちは、出陣のその日まで野球を続けると誓っていた。部員の戸田は父親から厳しく責められながらも、兵隊に志願した兄の言葉(注:「オマエは、勉強と野球でがんばれ」)を胸に、合宿生活を続けていた。そんなある日、慶應の塾長、小泉信三が飛田のもとに早慶戦を申し込みにやってくる…。

そんな時、戦場に赴く前の最後の願いとして行われた“出陣学徒壮行早慶戦”の、実現までの紆余曲折が描かれる。やがて死地へ向かう選手たちが、試合中、悦びに満ちた表情を見せるたび、哀しさが胸を突く。試合後の両校応援団によるエール合戦には涙を禁じえないだろう。

本作が凡百の青春映画ではないポイントの一つとして、選手たちを見つめる顧問・飛田の真摯な描き方が挙げられる。演じる柄本明の“熱さ”は大きな見どころだ。


柄本明や富司純子の熱演により涙する場面も何カ所かあったのですが、最後の早慶戦に至る感動に比べて、「学徒出陣せざるを得なかった学生の無念さがもっと強く描かれていたら」と、もったいない感が少々残ったところがカミさんとの共通意見。

DVDは、
価格: 5985円(税込)
発売元: シネカノン
販売元: 株式会社ポニーキャニオン
品番: PCBE-53225


<参考> 5月30日の早慶戦のチケット


<お目休めコーナー> やはりご近所の花


 



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