おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨夕(2月22日)の讀賣新聞の夕刊の「こころ」欄に「小林麻央さんの乳がん闘病のブログ」についての私のコメントが出ました(ただし、関西などは1週間遅れの3月1日になりそうです)。
「勇気づけ」が呼ぶ共感

まずは、60人を超える方々がフェイスブックでシェアしてくださったことを心から感謝申し上げます。
さて、記事の要旨は「小林麻央さんのブログが人気の理由は、アドラー心理学のキーワードである『勇気づけ』にある」とみることです。
「彼女は、なぜ病気になったのかなどと苦境を嘆くよりも、目標に向け一歩一歩進む。そして、私も頑張っているけど、あなたもそうだよね、という共感のスタンスで言葉を発信していて、それが人を勇気づけ、困難を克服する活力を与えている」
「本来は感謝どころではない状況なのに、繰り返し感謝を表明している彼女は、究極の楽観主義者。それは意志的なもので、そのことによって彼女自身も勇気づけられているのだと思います」
と私が指摘したことが記事になっています。
実は私は、取材依頼を受けた2月2日の段階から小林麻央さんのブログのいくつかを読みこなし、2月3日の夕方には、パワーポイントのファイルを作成し、ご担当の高梨ゆき子さんを準備万端でお迎えしました。
まずは表紙。

続いて、この闘病物語のポジショニング。

市川海老蔵夫人の乳がん闘病の物語が注目、共感を呼び、勇気づけられる人たちがたくさん生まれていることを指摘しました。
そして、市川麻央さんは、現実的楽観主義者であること。
ここで、アランの「楽観主義は意志のものである」という言葉を伝えました。

私は、取材も研修やカウンセリング同様全力を傾注します。
私も「小林麻央さんの乳がん闘病のブログ」 に勇気づけられています。
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