おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(2月4日)は、ヒューマン・ギルドで
(1)マインドフルネス瞑想体験会 10:00~12:15
(2)アドラー・カウンセラー養成講座 13:30~19:00
が行われました。
(1)マインドフルに生きるための心と脳のトレーニング法であるマインドフルネス瞑想の体験会は、28名の参加者に対して精神科医・産業医兼作家としてご活躍の奥田弘美さん(フェイスブック、ブログ、日本マインドフルネス普及協会代表理事)が『ストレスと疲れがみるみる消える! 1分間どこでもマインドフルネス』(日本能率協会マネジメントセンター、1,400円+税)をテキストとして懇切丁寧にご指導くださいました。
マインドフルネスの流れはいくつもありますが、奥田先生のマインドフルネスはブッダ直伝のマインドフルネスをルーツとするもので、私も大変腑に落ちる内容でもあります。
瞑想・講義・討議をうまく配分する進め方で、受講者の満足度も大変高かったです。
奥田さんのご指導に心から感謝申し上げます。
ところで、瞑想の中で奥田さんご持参のクッキーを時間をかけて味わう瞑想も行いました。
初めてクッキーを食べる赤ちゃんのように、もの珍しそうに形状、肌触り、香りなどを確認しながら時間をかけてクッキーを味わったところ、シナモンの味と香りが絶妙で、今まで餌のようにお菓子や食事を口にしていた自分を大いに反省しました。
この時、ふと思い出したのが上田紀行著『生きる意味』(岩波新書)の次の言葉でした。
「私たちの時代の病が『人の目』と『効率性』によってがんじがらめになっていることであり、それだからこそ、今私たちに求められているものは、私たち一人ひとりが『生きる意味』の創造者になることによって社会の転換を図ることである」
特に私は仕事でもその他の面でも「効率性」にがんじがらめになっていました。
さて、講座が終わって奥田さんたちを送り出してから、私は朝から起きていたオフィスのシステムダウンの問題への対処や13:30から始まる
アドラー・カウンセラー養成講座 の準備におおわらわ。
コンビニでサンドイッチとサラダを買ってきて、まるで餌のように口に入れたのでした。
いけない、いけない。マインドフルネス。
13:30からは23名の受講者を迎えて、まるで何事もなかったかのように対応したのでありました。
<お目休めコーナー>2月の花(5)
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