おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月18日)は、ヒューマン・ギルドで アドラー心理学ゼミナール とカウンセリング演習 を行っていました。
アドラー心理学ゼミナール は、伊藤かよこさん(鍼灸師、作家、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー)を講師として
からだの声、聴こえる?
のタイトルで、38人というヒューマン・ギルドでは最大級の参加者を対象にご講演をいただきました。

認知行動療法プログラムを小説化した『人生を変える幸せの腰痛学校』(プレジデント社、1,400円+税)の著者として昨年作家デビューした伊藤さんは、考え方(認知)を変えるだけで、腰痛、肩こり、花粉症、うつ、パニックなどの症状が改善するのかメカニズムを「病は気から」を最新の科学的根拠をふまえ解説されました。
内容を紹介すると、大変な量になるので、伊藤かよこさん のフェイスブックをご覧になると、数人が講座の感想を書いていらっしゃいます。
なお、開始30分前にみやざき中央新聞の記者2人が突然ご来社、今後何回かに分けて掲載するとのことで、熱心に取材されていました。

私が印象に残った言葉の1つは「地獄への道は善意で舗装されている」というもので、専門家や一般の人が善意でアドバイスや指導をすることが却って症状を悪化させる、という意味です。
このことは、カウンセリングにもあてはまることです。
午後の カウンセリング演習 では、18人の参加者で行いました。
◆7月のアドラー心理学ゼミナール は7月2日(日)11:00~13:00に「閉鎖病棟との往還―そして青空」のタイトルで、訪問指圧師の中村 茂さんから講師による内容説明によると、次のような濃い内容で行います。
1970年代前半に大学に入学した私は、世の中を良い方に変えてゆくために、ラディカリズム(注:過激派)の立場に立つべきか、悩んだ。
半年近く議論し、自問し、いくつかの文献をかじり、決断した。
決定的なことは、当時ベトナム戦争があり、アメリカ軍は出撃基地を沖縄に置いていたことである。
そしてその決断の結果が2年後に<拘禁反応>という形で私の青春を閉ざすとは夢にも思っていなかった。
この時から10回前後に及ぶ閉鎖病棟と往還が始まった。
<お目休めコーナー>6月の花(19)

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