おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月23日)の9:30~17:30は 奈良トヨタ自動車株式会社様 のグループの幹部社員52名の研修をトヨタカローラ奈良本社会議室で行っていました。
ローカル紙や業界紙の記者も取材に来ていました。
研修の休み時間にスマホで22日、自宅療養中だった小林麻央さんの容態が急変し、同日夜、夫の海老蔵さんや姉の麻耶、長女の麗禾ちゃん、長男の勸玄くんら家族に見守られる中、厳しい闘病生活の末、息を引き取ったことが報道されていることを知りました。
享年34歳。
私は小林麻央さんのブログについて2月22日の讀賣新聞の夕刊の「こころ」欄の「小林麻央さんの乳がん闘病のブログ」でコメントしてこともあり、また3月16日に最愛の兄を同じステージ4を宣告されていたがんで喪っていただけに、やるせない気持ちになりました。

奈良のホテルに戻って、夫の歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが昨日の午後、公演中の東京都内の劇場で記者会見を開いているシーンを何度も目にし、とりわけ死の間際に「愛してる」と麻央さんから言われたことを話し、時に涙を流しながら麻央さんへの思いを語ったシーンに思わずもらい泣きする私がいました。
NHKの夜9時のニュースでは、麻央さんがBBCに寄稿した がんと闘病の小林麻央さん、「色どり豊かな人生」の最後の部分が朗読されました。
私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、
愛する人に出会い、
2人の宝物を授かり、家族に愛され、
愛した、色どり豊かな人生だからです。
だから、
与えられた時間を、病気の色だけに
支配されることは、やめました。
なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために。
だって、人生は一度きりだから。
麻央さんは、怖れた世界に身を置きながらも、家族とブログの読者たちに愛と勇気を残してくれていたのです。
ご冥福をお祈りします。
◆2月23日のブログでは 小林麻央さんの乳がん闘病のブログ:取材時に語ったこと として取材時の裏話を書いています。
◆3月2日付けブログでは YOMIURI ONLINEで:小林麻央さん、乳がん闘病のブログ…『勇気づけ』が呼ぶ共感 を書いています。
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