おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
遅い時間の更新となりました。
よろしくおつき合いください。
昨日(6月9日)もまた実り多い1日でした。
1.9:45~11:45はカウンセリング道場の混合コース。
ベテランと初心者が9人ほど集いました
(写真撮影:渡辺歩実さん)
クライアントを募集したけれど誰も手を挙げないので、私自身がクライアント役を務めました。
川上典子さん、清水さゆりさん、原田浩明さん、中島美恵子さんの4人がカウンセリングを担当。
ベテランの佐藤健陽さん、番澤清美さん が主導するかたちの、私を除外した「作戦会議」も行われました。
ところが、ある人の解釈が続いたときに私はあえて事件を「起こし」ました。
クライアント役の私が突然「喧嘩を売ってんのか!」と怒号を出しました。
途中までは、その人の解釈について、ある程度肯定的な態度でいたのですが、畳みかけるような、決めつけ調の押し付け方にキレる演技をしたのです。
完全に状況がフリーズ。
カウンセラー役の方も、クライアント役の私も沈黙。
しばし誰も言葉が出ない時間が過ぎました。
あるタイミングで「演技をしていました」と私が白状。
私はともかく一般のクライアントなら「もうやめましょ」と言ったり、私が演じたように怒るか、人によっては泣き出すシーンだったのです。
このことから私がお伝えしたいことがあります。
それは「指導者は時に【役者】でなければならない」ということです。
かつて私はルドルフ・ドライカースのカウンセリングのビデオを見たことがありますが、あのドライカースが一生懸命、声色を変えて女性役を務めていたのです。
指導者は時に【役者】として、身をもって演じ切らねばならない時もあるのです。
ところで、私はカウンセリングを受けたテーマでは3回目でした。
結果としては、表層の問題の解決ではなく「究極目標」にどう向き合うか、の示唆が得られ、最高のカウンセリングでした。
カウンセリングをされた方々、ご参加の方々に感謝申し上げます。
ところで、お伝えしたいことがあと2つほどおつき合いください。
2.昨日の午前中に大平信孝さん(株式会社アンカリング・イノベーション 代表取締役)さんから
本日6/10 朝7時に Voicy後編の配信のご連絡をいただきました。
【 特別インタビュー ターニングポイント 】Voi.0001 岩井俊憲 <後編>
・アドラー心理学の「核心」に迫る二つのキーワード
・共同体感覚と勇気づけは両輪
・アドラー心理学の実践はどこからはじめるといいのか?
・5555日ブログを書きづづける秘訣
・ターニングポイントでオススメの行動とは?
こちらから:https://r.voicy.jp/v2mvlADYVrG
前回の【 祝200回!! 】特別インタビュー「ターニングポイント」 】Vol.0001 岩井俊憲先生 <前編>で『勇気づけ』について語っているのは、こちらから。
↓
https://voicy.jp/channel/3038/540114
3.夜は18:30~20:00まで銀座百年大学主催の 使いこなせるアドラー心理学 第1回 超入門アドラー心理学の講義をしました。
松田 望さんのお声がけもあり15名ほどの受講者が会場にご参加。
その後、11名で懇親会。
講座中は「フロイトという『巨人』方の肩に乗った『小人』のアドラー」のたとえ話がやたら受けました。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー> 6月の花(9)