おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
1月最後の日になりました。
お陰様で盛りだくさんの体験をさせていただいています。
今日は2つのことをお伝えします。
1.子どもたちが危ない:小中高生の自殺、過去最多527人
2.林 和彦さんから『豊かなシニア』になるための本ご恵贈
1.子どもたちが危ない:小中高生の自殺、過去最多527人
一昨日(1月29日)の新聞で厚生労働省の発表では、「2024年の自殺者数(暫定値)は2万268人で、前年の確定値と比べると(7.2%)減った、これは2年連続の1569人になる」旨の報道に接しました。
ただし私は、小中高生の自殺は527人で統計のある1980年以降、過去最多とのことに注目しました。
・小中高生の自殺者数は、小学生15人、中学生163人、高校生349人
・このうち男性は前年の確定値から20人減の239人、女性は34人増の288人
朝日新聞は、特に小中高生の自殺者数に注目し、概要次の指摘をしています。
・11年以降、毎年300人を超えている。
・コロナ禍に突入した20年に急増し499人となり、以降も高止まりしている。
・20年以降、中学生は毎年140人以上、高校生は310人以上が自殺で亡くなっている。
・人口動態統計(23年)によると、10~30代の死因はいずれも自殺が最多
・24年版自殺対策白書によると、日本を含む主要7カ国(G7)各国の10~19歳の死因で1位が自殺なのは日本のみ
今日はこれだけに留めますが、日本で特に子どもたちの勇気がくじかれていることについてアドラー心理学で勇気づけを伝えている私たちに貢献しなければならない何かがあるはずです。
私は昨日、株式会社誠文堂新光社よみもの.com編集部編集長の青木耕太郎さん、Edit Link(エディットリンク)代表のかきの木のりみさんと『自分を信じる勇気ー 10代のための「アドラー」の教え①』(仮題)の第4章のミーティングで発刊日を早める提案をしました。
2.林 和彦さんから『豊かなシニア』になるための本ご恵贈
林 和彦さんから(ファイナンシャルプランナー)から1月15日発刊の『豊かなシニアになるための30+1アイテム』(文芸社)をお贈りいただきました。
「お金、生活、健康――漠然とした不安や悩みを抱えるシニア世代におくる、定年後の『第二の人生』をアクティブに楽しく生きるコツをまとめた人生指南書」とのことで、シニア向け研修を行っている私の指南書として活用したいと思っています。
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