アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
今日は、2つのことについてお伝えします。
1.組織に活力を与えたい人、この指止まれ!:スコラ・コンサルトの杉本さんのこと
2.40刷、累計累計151,500部に達した『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』の著者見本が届く
1.組織に活力を与えたい人、この指止まれ!:スコラ・コンサルトの杉本さんのこと
昨日は11:00に杉本優美子さん(株式会社スコラ・コンサルト プロセスデザイナー)がご来社。
■私が手にしているのは、創業者 プロセスデザイナー代表柴田 昌治氏の『なぜ、それでも会社は変われないのか』(日本経済新聞出版、1,760円)です。
目的は、8月4日(日)にご登壇いただくアドラー心理学ゼミナールの下打ち合わせと旧交を温めることです。
目次 心さんと一緒に打ち合わせ、その後、ランチをご一緒しました。
トヨタを筆頭に自動車メーカーの認証不正が最近のメディアで報道されています。
このようなことは組織風土に問題ありです。
「組織開発・組織風土改革」に長年関わってこられた杉本さんから、企業のみならず組織の風土改革についてのご提言いただける機会を設けることにしました。
杉本さんがプロセスデザイナーをお務めの株式会社スコラ・コンサルトは組織開発・組織風土改革の老舗コンサルティング会社で、次を謳い文句としています。
《『なぜ会社は変われないのか』等のベストセラーで有名な柴田昌治氏が設立したコンサルティング会社。組織のパフォーマンスに決定的な影響を及ぼす風土・体質に着目しプロセス型のコンサルティングで組織を改革します》
杉本さんは、ヒューマン・ギルドでアドラー・カウンセラー養成講座まで学ばれた方で、8月4日(日)11:00~13:000開催のアドラー心理学ゼミナールにご登壇。
「組織開発・組織風土改革の観点からアドラー心理学を考える」のテーマでお話しいただきます。
講師:杉本優美子さん(株式会社スコラ・コンサルト プロセスデザイナー)
開催:会場参加、オンライン併用のハイブリッド型で
詳細確認と申し込み
会場参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1177
オンライン参加:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1178
※講師の杉本さんからの内容説明※
ここ数年「組織開発」「組織風土改革」に取り組む企業が、日本において増えてきました。
そこには持続可能な企業の成長ポテンシャルとして、人的資本、組織資本や組織能力、企業文化といった無形資産に注目が集まり、企業価値評価の対象として重視されるようになった背景があります。
人財(材)開発が(人)へのアプローチであるように、組織開発・組織風土改革は「組織」へのアプローチです。
組織とは、一個人ではできないことをチームワーク、協働で生み出し実現するための〈創発と協働〉のシステムです。
組織は複数の構成員からなる共同体と見ることができます。
この点が、まさにアドラー心理学と重なる部分です。
また、社会全体の変化が激しく不確定要素が多い現代において、経営やマネジメントのしかたそのものにも、変化が必要となってきました。並行して社員の自立、可能性発揮、チームとともに貢献といったキーワードが注目されており、アドラー心理学が大事にしていることとも重なっています。
そのほか、組織を考える際全体を分割せずに捉える、ものごとを進めるうえで目的が重要、などベース部分でアドラー心理学との共通項もあります。
私自身初学者の立場ではありますが、対話も交えながらみなさんと一緒に「組織×アドラー心理学」についての理解を深めていきたいと考えています。
2.40刷、累計累計151,500部に達した『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』の著者見本が届く
4月に第40刷(累計151,500部)の重版が決定した『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)の著者見本が届きました。
5月には、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編』が重版決定!
さらに、公開してしまいます。
『マンガでやさしくわかるアドラー心理学人間関係編』は、何とロシアで翻訳・出版されることが決まっています。
著者として微妙な心理ですが、プーチン大統領に届けばいいな、と願っています。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>6月の花(12)