アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日の午前中は、上高田ちば整形外科・小児科(http://chiba-cl.net/)に行って理学療法士の駒木尊裕さんからリハビリを受けました。
少しずつ、硬直していた部位が軟化しつつある実感があります。
しかし、左手のひらを上向きにフラットにするには、若干の痛みを伴います。
そこで、駒木さんが考案したのが、脳をだます鏡のテクニック。
左手をボックスの中に入れ、私の右の手のひらを鏡に映すようして、右と左の手のひらを同時に外側に開いたり、内側に閉じたりします。
私はひたすら、鏡に映った右手のひらを、まるで左手のひらのように見ながら動かします。
その時間、約10分。
さほど痛みを感じることなく、両方の手のひらが同時に裏になったり表になったりするような感触が得られました。
不思議です。
脳は現状維持の傾向がありますが、新たなことができたような体験をすると、その体験をコンピューターのOSのように上書きして、それを当たり前のことのように捉えることができるようになります。
脳をだますために必要なのは【as if(まるで・・・のように)】です。
実際はできていなくとも、まるでできたかのように信じ込ませることです。
この訓練を重ねているうちに、いつしか本当にできるようになっていることが期待されます。
リハビリを受けていると、アドラー心理学で説明できることがいくつもあるので、とても楽しいです。
■脳をだます【as if(まるで・・・のように)】のテクニックは、神様とのつき合いとも共通していて、私は16年も前から「神様とつき合う3原則」としてまとめています。
第1原則 神様は、人の願ったとおりのことを実現してくれるとは限らない。
第2原則 神様は、その人のために神様にとって必要なことを実現してくれる。
第3原則 神様とのコミュニケーションの習慣を持ち、しかも実現したかのように願ったとき、神様は、願いを聴き届けてくださる。
◆「神様とつき合う3原則」を4回にわたって書いています。
ご参考までに
(1) 2008年3月17日付けブログ https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20080317
(2) 2008年3月19日付けブログ https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20080319
(3) 2008年3月20日付けブログ https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20080320
(4) 2008年3月21日付けブログ https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20080321
特に最終回では、重要なテクニックを2つお伝えしています。
第1は、「神様サッカク(錯覚)のテクニック」
第2は、「神様ナットク(納得)のテクニック」
第1の「神様サッカク(錯覚)のテクニック」というのは、英語で“as if (まるで・・・・のように)”を使うことだと、その時すでに書いています。
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