アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(6月3日)はオフィスでうれしいことがいくつかありました。

10:30に藤沢市教育委員会の教育センター長と指導主事がご来社、8月17日(火)に教職員、保護者300人を対象として行う講演会(オンラインも併用)の打ち合わせをしました。

藤沢市の教育を聞いたことで講演についてのモチベーションがより高まりました。


次に、お昼に弁当を食べていると、青春出版社の 石井智秋さん からお電話。

30分後には文庫として6月10日に発売される『アドラーが教えてくれた「ふたり」の心理学』(定価770円、旧『男と女のアドラー心理学』)の著者用の見本をお届けいただきました。

石井さんは『男と女のアドラー心理学』の重版を検討する時期に社内折衝の末、文庫化に向けてご尽力、さらには内容についてもかなりの修正を図ってくださいました。

私は、特にこの4年で愛とパートナーシップを巡る環境は大きな変化を迎えていること、その変化は、大きく次の3つに集約されているとして、次のようにあとがきに書いています。

この変化に合わせてだいぶ手を入れています。

(1)男性脳・女性脳という男女の気質の違いが、進化する脳科学の立場から断定が難しくなっていること

(2)ジェンダーの問題について急激に意識が高まっていること

(3)新型コロナのまん延に伴う自粛生活で家族・カップル関係が著しく変化していること

装丁もおしゃれで、ギフト用にお使いいただける本になりました。

ヒューマン・ギルドのニュースレターの6月号にはこんなことを書いています。

もし、この本をテキストに読書会などが行われるならば、私はどこかのタイミングで無報酬にて参加させていただきます。

10冊以上まとめてご購入の場合は、消費税カットの@700円、送料当社負担でお送りします。

Amazonでは、こんなPOPを見つけました。

これからが今日の本題です。

昨日のブログ「内向型の大坂なおみ選手に捧げる応援歌」に関連してフェイスブックに8人のコメントが寄せられました。

うつの症状に苦しめられ、自ら内向的であることを告白した大坂選手には、ファンだけでなくテニスの選手仲間、さらにはスポンサーからも支持の声が上がっています。

それまでは、テレビのコメンターの一部などからは的外れな意見が出ていました。


私は、ここ最近の新型コロナウイルスの蔓延以来特に、ますます不寛容な風潮がはびこっているように思えてなりません。

そんな時は、批判されている当人の意向や言動に耳を傾けたいと思います。

本人の意向がわかると、批判のトーンはかなり下がりますし、当人の理解者の側に立てるようにもなります。

最近私は「日本のコロナは屁でもない」発言で大批判を浴び、内閣官房参与を辞任した髙橋洋一氏(嘉悦大学教授)のYouTubeにはまっています。

表現は相変わらず下品なところがありますが、言っていることは実に正論です。

◆髙橋洋一チャンネル 第178回「コロナ収束をデータに基づいて予測!コロナで潤った皆さん最後っ屁です。」(2021/06/01)なぞ必視聴ものです。
https://www.youtube.com/watch?v=X_VzF91JFvw

私は批判された人をマスコミと一緒になって批判するのではなく、当人の話に耳を傾けるのも1つの寛容な精神だと思います。

「寛容」を『広辞苑』で引いてみると、次のように出ています。

(1)寛大で、よく人をゆるし受け入れること。咎めだてしないこと
(2)他人の罪過をきびしく責めないというキリスト教の重要な徳目
(3)異端的な少数意見発表の自由を認め、そうした意見の人を差別待遇しないこと

特に私がこの時世にこそ必要な精神が(3)の「異端的な少数意見発表の自由を認め、そうした意見の人を差別待遇しないこと」ではないかと思っています。

その点で、前にも書いたことがありますが、ヴォルテール(フランスの哲学者、1694 – 1778)の名言を書いておきます。

「君の意見には賛成しないが、君のそう発言する権利は死んでも擁護しよう」

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<お目休めコーナー>6月の花(4)



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